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「ああ、手が疲れてきた。処女穴は締まりがよすぎて、交尾させてやるにも骨が折れるな。腰を振るより重労働だ」
破瓜をした女のように血に濡れたロサリオールの後孔を、短剣の柄で犯し尽くした王が嗤う。
深く突き込まれた短剣を咥えさせられている後孔が、ずくずくと痛みに疼いていた。
「さて、このままでは、お前はいつまで経っても絶頂できぬようだ。仕方がないから、お前にも手伝わせてやろう」
悲鳴をあげすぎて息も絶え絶えなロサリオールの体から、腕を戒めていた剣帯がほどかれ、ふらふらとゆれる体を仰向けにさせられる。
投げ出されたロサリオールの手首には、剣帯と擦れた傷と縛り上げられていた跡がくっきりと残っていた。
ずり下ろされたビキニを元気よく押し上げていた陰茎も、すっかり後孔の痛みに萎え、くったりと倒れている。
じんじんと痺れてたまらないロサリオールの手が持ち上げられ、萎えた陰茎の上に重ね置かれた。
「扱け」
影となった王を力なく見上げたロサリオールに、短くそれだけを命じた王は、ロサリオールのビキニを足首まで引き下げ、そこに剣帯を巻き付けた。
きつく絞られたビキニは、簡易的な足枷となって新たな戒めとなる。
剣帯の端がそのままベンチの足へ縛り付けられると、ロサリオールはまるで幼子のむつき替えの途中のような姿勢にさせられた。
「……へぃ、か……」
「なんだ。まだ扱いてなかったのか。それではいつまで経っても終わらんぞ。俺は言ったはずだ。お前が絶頂するまで楽しませてやる、とな」
王はゆるく開いた足の間から覗きこむようにして、絶望の表情を浮かべるロサリオールを見つめながら、後孔に突き刺さっていた短剣を掴んだ。
「さあ、午後の執務がはじまる前に終わらせようじゃないか。急がないと、誰かがここに俺を探しに来てしまうぞ? 短剣と交尾するお前を、見せつけたいのなら、俺はそれでもかまわんがな」
「ひッッ、ぎぃッッ、う゛ぐッッ、ぐぅッッ、い゛ぎぃッッ」
ロサリオールの後孔に短剣の柄を突き入れながら、王は口の端しを大きく吊り上げて、楽しそうに嗤う。
閉じていた傷口が再び引き裂かれ、新たなぬめりとなってそれを助けている。
ぐちぐちと後孔を抉られ、ロサリオールは悲鳴を噛み締めた。
「相変わらず、色気のない声だな。いつまでもそんな調子では、いいオンナにはなれんぞ?」
「ちが、あ゛あ゛ッッ、ちがぅ、う゛う゛ッッ」
「何が違うと言うのだ? お前は、俺のオンナになると誓っただろう? お前は、俺に剣と尻孔で仕えると約束したはずだ。そうだろう? ロサリオール。俺の騎士」
「う゛ぐぅッッ、ひッッ、ぎぃッッ」
つまらなそうに言いながらも、後孔を犯す手には容赦がなかった。
むしろ、罰を与えるかのように、孔を抉じ開けようとする動きで、ロサリオールを責め立てる。
快感を与えるつもりなど一切ない挿抜と嘲るような言葉たちが、ロサリオールの体と心を痛めつけた。
「なんだ、違うのか? それなら、いますぐお前の大好きなお姫様を、お前の目の前でオンナにしてやることにしようか?」
「へい、かっ、ぞれ、は、あ゛ッッ、お゛っ、お゛ゆるぢ、ぐらざ……ッッ」
王の言葉に思わず顔をあげれば、冷えきった氷のような眼差しに貫かれた。
戦場で浴びてきたどのような殺気よりも恐ろしく、ロサリオールの喉がか細くひゅうっと鳴ったきり動けなくなる。
「まったく。お前は、俺の騎士になったはずなのに、ずいぶんと主人に反抗的で困ったものだ。もう少し、機嫌を取ってやらねば、命令を聞く気にならんということかな? 古今東西、オンナの機嫌を取ると言えば、やはりこれだろうな。今日は単なる試験のつもりであったが、よいものも見せてもらったしな。もうひとつ褒美をくれてやるとしよう。俺の騎士は、なんともねだり上手なことだ」
王がふっと目元をゆるめれば、凍りついたように止まっていたロサリオールの時も一緒に動き出す。
ふっと嘲るように嗤った王が、胸元の隠しに手を入れ取り出したのは、大粒の宝玉が連なった首飾りのようなものだった。
ただし、それは端と端が繋がっておらず、だらりと垂れたその姿は一本の玉飾りにしか見えない。
「そんなに物欲しそうに見つめなくても、これはすべてお前に下賜してやる」
「へ、陛下、お許しください……わ、私は、陛下の……」
「何を謝る? これは、上手にねだれた褒美だ。遠慮なく受け取れ」
王が手にした玉飾りが、じゃらりと不吉な音を立てる。
ロサリオールは青ざめたまま、残酷な王の仕打ちに耐えなければならなかった。
破瓜をした女のように血に濡れたロサリオールの後孔を、短剣の柄で犯し尽くした王が嗤う。
深く突き込まれた短剣を咥えさせられている後孔が、ずくずくと痛みに疼いていた。
「さて、このままでは、お前はいつまで経っても絶頂できぬようだ。仕方がないから、お前にも手伝わせてやろう」
悲鳴をあげすぎて息も絶え絶えなロサリオールの体から、腕を戒めていた剣帯がほどかれ、ふらふらとゆれる体を仰向けにさせられる。
投げ出されたロサリオールの手首には、剣帯と擦れた傷と縛り上げられていた跡がくっきりと残っていた。
ずり下ろされたビキニを元気よく押し上げていた陰茎も、すっかり後孔の痛みに萎え、くったりと倒れている。
じんじんと痺れてたまらないロサリオールの手が持ち上げられ、萎えた陰茎の上に重ね置かれた。
「扱け」
影となった王を力なく見上げたロサリオールに、短くそれだけを命じた王は、ロサリオールのビキニを足首まで引き下げ、そこに剣帯を巻き付けた。
きつく絞られたビキニは、簡易的な足枷となって新たな戒めとなる。
剣帯の端がそのままベンチの足へ縛り付けられると、ロサリオールはまるで幼子のむつき替えの途中のような姿勢にさせられた。
「……へぃ、か……」
「なんだ。まだ扱いてなかったのか。それではいつまで経っても終わらんぞ。俺は言ったはずだ。お前が絶頂するまで楽しませてやる、とな」
王はゆるく開いた足の間から覗きこむようにして、絶望の表情を浮かべるロサリオールを見つめながら、後孔に突き刺さっていた短剣を掴んだ。
「さあ、午後の執務がはじまる前に終わらせようじゃないか。急がないと、誰かがここに俺を探しに来てしまうぞ? 短剣と交尾するお前を、見せつけたいのなら、俺はそれでもかまわんがな」
「ひッッ、ぎぃッッ、う゛ぐッッ、ぐぅッッ、い゛ぎぃッッ」
ロサリオールの後孔に短剣の柄を突き入れながら、王は口の端しを大きく吊り上げて、楽しそうに嗤う。
閉じていた傷口が再び引き裂かれ、新たなぬめりとなってそれを助けている。
ぐちぐちと後孔を抉られ、ロサリオールは悲鳴を噛み締めた。
「相変わらず、色気のない声だな。いつまでもそんな調子では、いいオンナにはなれんぞ?」
「ちが、あ゛あ゛ッッ、ちがぅ、う゛う゛ッッ」
「何が違うと言うのだ? お前は、俺のオンナになると誓っただろう? お前は、俺に剣と尻孔で仕えると約束したはずだ。そうだろう? ロサリオール。俺の騎士」
「う゛ぐぅッッ、ひッッ、ぎぃッッ」
つまらなそうに言いながらも、後孔を犯す手には容赦がなかった。
むしろ、罰を与えるかのように、孔を抉じ開けようとする動きで、ロサリオールを責め立てる。
快感を与えるつもりなど一切ない挿抜と嘲るような言葉たちが、ロサリオールの体と心を痛めつけた。
「なんだ、違うのか? それなら、いますぐお前の大好きなお姫様を、お前の目の前でオンナにしてやることにしようか?」
「へい、かっ、ぞれ、は、あ゛ッッ、お゛っ、お゛ゆるぢ、ぐらざ……ッッ」
王の言葉に思わず顔をあげれば、冷えきった氷のような眼差しに貫かれた。
戦場で浴びてきたどのような殺気よりも恐ろしく、ロサリオールの喉がか細くひゅうっと鳴ったきり動けなくなる。
「まったく。お前は、俺の騎士になったはずなのに、ずいぶんと主人に反抗的で困ったものだ。もう少し、機嫌を取ってやらねば、命令を聞く気にならんということかな? 古今東西、オンナの機嫌を取ると言えば、やはりこれだろうな。今日は単なる試験のつもりであったが、よいものも見せてもらったしな。もうひとつ褒美をくれてやるとしよう。俺の騎士は、なんともねだり上手なことだ」
王がふっと目元をゆるめれば、凍りついたように止まっていたロサリオールの時も一緒に動き出す。
ふっと嘲るように嗤った王が、胸元の隠しに手を入れ取り出したのは、大粒の宝玉が連なった首飾りのようなものだった。
ただし、それは端と端が繋がっておらず、だらりと垂れたその姿は一本の玉飾りにしか見えない。
「そんなに物欲しそうに見つめなくても、これはすべてお前に下賜してやる」
「へ、陛下、お許しください……わ、私は、陛下の……」
「何を謝る? これは、上手にねだれた褒美だ。遠慮なく受け取れ」
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