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47、焦らされながら選ぶ道
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ラバースーツの特性を聞かされたあと、手が仲間外れになるのはよくないから、と同じ素材でできた手袋を着けさせられる。
手袋はそれほど大きいものではなく、俺の手にぴったりとはまるくらいのサイズで、たっぷりのジェルと一緒に押し込まれた指先が、蕩けてしまいそうなくらい気持ちよかった。
指の股までしっかりとはめたあと、三田村くんはその手袋にラバースーツの袖部分を重ね、中にしまっていく。
「では、手袋をくっつけていきますね」
そう言った三田村くんが取り出したのは、俺でも見たことがある普通の電動式のマッサージ機だった。
ただし、ヘッド部分が見たこともないとげとげしたボールのようなものになっている。
頭の上にあげさせられた腕のまわりを、電動式のマッサージ機が激しく震えながら、ぐるりとまわっていく。
とげとげした部分は、シリコンでできているのか、やわらかくて痛みはない。
少し振動が強い気もするが、そういうものなのだろうと三田村くんにされるまま、手袋がラバースーツに接着されていくのをおとなしく見守る。
僅かな振動が届いているのか、手袋の中に入れられた手が気持ちよかった。
「はい。これで終わりです。これから、着ていただいたラバースーツを間宮さんの体にフィットさせていきます。それが終わったら、本格的なマシントレーニングを五分間、実際に体験していただいきます。このマシントレーニングはお試しですので、延長ができません。五分以上、マシントレーニングを受けたい場合は、申し訳ありませんが、スペシャルコースに切り替えをお願いします」
「本格的な、マシントレーニングって、なんだかすごそうな響きだね」
マシントレーニングという単語を聞いただけで、ぺニスとアナルが疼いてしまった。
想像しただけであふれた唾液を、ごくりと飲み込む。
また、マッサージ機を動かしてもらえるのだろうか。
もしそうなら、あの快感に五分間も耐えられるのかと不安になる。
もちろん、それと同じくらい期待する気持ちも抱いていた。
「実際に体験されると、五分じゃ物足りないって方は多いですよ。たぶん、いままで試された方は、皆さんスペシャルコースに切り替えてくださってると思います。間宮さんみたいに真面目にトレーニングをしている方ほど、体に合うみたいですね。皆さん、専用器具を購入されて、普段から気になるところを重点的にトレーニングしてるみたいですよ」
「そう、なんだね」
専用器具といわれて思い浮かんだのは、ペニスにはめられた銀色のリングだ。
普段からということは、あれらを日常的に装着しているということだろうか。
滅多に会うことはないが、同じジムに通う以上、多少なりとも顔を合わせたことはあるが、トレーニングウェアの下にリングを着けていた人がいるのかもしれない。
リングを着けながら、誰にも気づかれないようにトレーニングをする姿を想像して、ペニスがずくりと疼いた。
俺はいま、その人たちを羨ましいと思っている。
「五分間のマシントレーニングが最後のメニューになります。それが終わったら、本日の体験コースは終了です。と、ここで、いつも真面目にトレーニングされている間宮さんのために、特別な選択肢をご用意しました。通常、最後のマシントレーニングを行ってから聞くことになっているんですが、トレーニングを行う前に聞いてしまいますね。間宮さんは、今後スペシャルコースに切り替えるつもりがありますか? もし、事前にコースの切り替えを希望していただけるようなら、早期乗り換え特典として、いまなら専用器具のセットがついてきますよ」
「専用器具、セット……?」
「ええ、マッサージ機各種と各種リング、それから普段から着用可能なラバービキニのセットですね。事前乗り換えは、素質のある方にしかオススメしていないので、この機会を逃すと普通に購入することになります。一応、割引はききますけど、専用器具なのであまり安くなりませんから、興味があるようでしたらいまのうちに切り替えてもらった方がいいと思います。もちろん、コースの体験が終わってから慎重に考えたいって方もいるので、強制はしていませんよ。間宮さんが、したいようにしてくれたら一番ですから」
俺は、いま身につけている専用器具のことを思い浮かべ、それらを自分で購入する恥ずかしさを想像した。
マッサージ機にしろ、リングにしろ、それを購入するということは、俺はこれからこの器具を使ってトレーニングしますと宣言しているのと同じことだ。
それに、自分のペニスやアナルに入れるものを、誰かの前で選ぶことになるかもしれないと考えると、簡単にできることだとは思えなかった。
だが、いまなら、それらの器具を自分の意思で選んだのではなく、もらったからという名目で使うことができるのだ。
購入することを思えばハードルは低く、それらの器具を手に入れたとして、そのことを三田村くんに知られたところで問題ない。
なんとも魅力的なお誘いに、俺の心は一気に事前切り替えへと傾いている。
せっかく申し込むのなら、特典のセットをもらえる方がいいだろう。
それに、その器具があれば、家でも同じトレーニングをすることができるはずだ。
思わず、自宅のベッドで、自分の体にマッサージ機を挿入する自分を想像してしまう。
ペニスとアナルがひくひくと震え、俺に蕩けるような快感を思い出させる。
説明のためとはいえ、放置されてしまった体が疼いて仕方がなかった。
手袋はそれほど大きいものではなく、俺の手にぴったりとはまるくらいのサイズで、たっぷりのジェルと一緒に押し込まれた指先が、蕩けてしまいそうなくらい気持ちよかった。
指の股までしっかりとはめたあと、三田村くんはその手袋にラバースーツの袖部分を重ね、中にしまっていく。
「では、手袋をくっつけていきますね」
そう言った三田村くんが取り出したのは、俺でも見たことがある普通の電動式のマッサージ機だった。
ただし、ヘッド部分が見たこともないとげとげしたボールのようなものになっている。
頭の上にあげさせられた腕のまわりを、電動式のマッサージ機が激しく震えながら、ぐるりとまわっていく。
とげとげした部分は、シリコンでできているのか、やわらかくて痛みはない。
少し振動が強い気もするが、そういうものなのだろうと三田村くんにされるまま、手袋がラバースーツに接着されていくのをおとなしく見守る。
僅かな振動が届いているのか、手袋の中に入れられた手が気持ちよかった。
「はい。これで終わりです。これから、着ていただいたラバースーツを間宮さんの体にフィットさせていきます。それが終わったら、本格的なマシントレーニングを五分間、実際に体験していただいきます。このマシントレーニングはお試しですので、延長ができません。五分以上、マシントレーニングを受けたい場合は、申し訳ありませんが、スペシャルコースに切り替えをお願いします」
「本格的な、マシントレーニングって、なんだかすごそうな響きだね」
マシントレーニングという単語を聞いただけで、ぺニスとアナルが疼いてしまった。
想像しただけであふれた唾液を、ごくりと飲み込む。
また、マッサージ機を動かしてもらえるのだろうか。
もしそうなら、あの快感に五分間も耐えられるのかと不安になる。
もちろん、それと同じくらい期待する気持ちも抱いていた。
「実際に体験されると、五分じゃ物足りないって方は多いですよ。たぶん、いままで試された方は、皆さんスペシャルコースに切り替えてくださってると思います。間宮さんみたいに真面目にトレーニングをしている方ほど、体に合うみたいですね。皆さん、専用器具を購入されて、普段から気になるところを重点的にトレーニングしてるみたいですよ」
「そう、なんだね」
専用器具といわれて思い浮かんだのは、ペニスにはめられた銀色のリングだ。
普段からということは、あれらを日常的に装着しているということだろうか。
滅多に会うことはないが、同じジムに通う以上、多少なりとも顔を合わせたことはあるが、トレーニングウェアの下にリングを着けていた人がいるのかもしれない。
リングを着けながら、誰にも気づかれないようにトレーニングをする姿を想像して、ペニスがずくりと疼いた。
俺はいま、その人たちを羨ましいと思っている。
「五分間のマシントレーニングが最後のメニューになります。それが終わったら、本日の体験コースは終了です。と、ここで、いつも真面目にトレーニングされている間宮さんのために、特別な選択肢をご用意しました。通常、最後のマシントレーニングを行ってから聞くことになっているんですが、トレーニングを行う前に聞いてしまいますね。間宮さんは、今後スペシャルコースに切り替えるつもりがありますか? もし、事前にコースの切り替えを希望していただけるようなら、早期乗り換え特典として、いまなら専用器具のセットがついてきますよ」
「専用器具、セット……?」
「ええ、マッサージ機各種と各種リング、それから普段から着用可能なラバービキニのセットですね。事前乗り換えは、素質のある方にしかオススメしていないので、この機会を逃すと普通に購入することになります。一応、割引はききますけど、専用器具なのであまり安くなりませんから、興味があるようでしたらいまのうちに切り替えてもらった方がいいと思います。もちろん、コースの体験が終わってから慎重に考えたいって方もいるので、強制はしていませんよ。間宮さんが、したいようにしてくれたら一番ですから」
俺は、いま身につけている専用器具のことを思い浮かべ、それらを自分で購入する恥ずかしさを想像した。
マッサージ機にしろ、リングにしろ、それを購入するということは、俺はこれからこの器具を使ってトレーニングしますと宣言しているのと同じことだ。
それに、自分のペニスやアナルに入れるものを、誰かの前で選ぶことになるかもしれないと考えると、簡単にできることだとは思えなかった。
だが、いまなら、それらの器具を自分の意思で選んだのではなく、もらったからという名目で使うことができるのだ。
購入することを思えばハードルは低く、それらの器具を手に入れたとして、そのことを三田村くんに知られたところで問題ない。
なんとも魅力的なお誘いに、俺の心は一気に事前切り替えへと傾いている。
せっかく申し込むのなら、特典のセットをもらえる方がいいだろう。
それに、その器具があれば、家でも同じトレーニングをすることができるはずだ。
思わず、自宅のベッドで、自分の体にマッサージ機を挿入する自分を想像してしまう。
ペニスとアナルがひくひくと震え、俺に蕩けるような快感を思い出させる。
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