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22、慣れるための荒療治
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「ぁあ゛あ゛ぁあ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛ぁ……っ」
ペニスの奥を、ぐちゅりぐちゅりと掻き混ぜられ、手足の指を蠢かせながら快楽に悶える。
いまの俺に動かせるのは、この十本の指と口だけで、そのどちらを動かしたとしてもこの快楽からは逃れられない。
むしろ、いまの俺が足の指を動かしたりすれば、楽になるどころか、新しい快感が増えるだけだ。
だが、そうだとわかっていても、止められるようなものではなかった。
「ぁ゛あぁ゛……ぁ゛あ゛ぁ……っ、ぃ……っ、ぁ゛っ、あ゛ぁ……っ」
「うーん、まだまだカウントはできそうにないですね。慣れるには、もう少し時間が必要なのかな? でも、そんなにゆっくりしてはいられないですよね。そうだ! まわす早さを変えてみましょうか。一度、すごく早くして、それから少しずつ遅くしていくんですよ! 早いのが大丈夫になったら、遅いのなんてすぐに大丈夫になると思うんですよね。間宮さんなら、それで耐えられるようになると思います。さっきもすぐに慣れてくれたし、これならいけると思うんですよ。ダメならまた別の方法を考えますが、とにかく一度やってみましょう。慣れてくれないと次には進めないし、やってみるしかないですよね!」
マッサージ機をまわす手が少しだけゆるみ、三田村くんの声が耳に入ってくる。
三田村くんの声は、いつもと同じように優しく響いていたから、その内容がとても恐ろしいものであると気付くのに時間がかかった。
耳から入ってきた言葉の意味を、蕩けた頭が理解したくないと拒絶したからだ。
それでも、現実は変わらない。
三田村くんが、優しく微笑みながら、目の前で手首を振っている。
それが、何のためなのか、今度は言われなくても理解できた。
「ゃ、ゃぁ……っ、ゅう、ひぇ……っ、みぁ、む……くぅ……っ」
全身がかたかたと震えている。
椅子に拘束されていなければ、いますぐにだって逃げ出していた。
でも、現実に、俺はもう拘束されているし、ペニスに深く埋め込まれた棒は三田村くんの手の中にある。
「大丈夫ですよ、間宮さん。間宮さんのお願いは、僕が全部叶えてあげますよ。任せておいてください。ちゃんと自分でカウントができるようになるまで、僕がばっちり鍛えてあげますからね」
なんで、あんなお願いをしてしまったのだろう。
どうしてあの時、まわして欲しいと思ってしまったのか。
いくつもの後悔が脳裏を過るが、すべてはもう手遅れだった。
「ん゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛あ゛ぁッッ、ごぁえ゛ぅう゛う゛ぅッッ、あ゛めぇえ゛え゛ぇえ゛え゛ぇッッ、ごぁえ゛やう゛う゛ぅッッ、ん゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛あ゛ぁッッ」
悲鳴が止まらない。
尿道の奥にあるきつく締まった場所で、ねじれた棒がごりゅごりゅごりゅと内側から削るようにまわり続けているせいだ。
棒が回転する度に、お腹の中を激しく叩かれているような痛みと、理解できない大きさの快感が津波のように押し寄せてくる。
その穴が少しでもゆるんでくれるなら、ぶつかる面積が減って、もう少し楽になれると思うのに、そこはいつまでもきつく締まったままだ。
もしかしたら、ゆるむどころか、さらに狭くなっている可能性すらある。
そうでなければ、いくら中にあるからといって、こんなにがつがつとぶつかるわけがないのだから。
「大丈夫ですよ、間宮さん。ちょっと気持ちいいくらいで、壊れたりしませんからね。人間って思っているよりも、頑丈なものだったりするんですよ。もしかしたら、癖になっちゃうかもしれませんけど、ここにきてくれればいいですからね。間宮さんが満足するまで、僕が責任をもってトレーニングに付き合いますから安心してください。それより、お話ができるようになってきたんですね。これなら、あともう一息、かな? 念のため、もうちょっとだけ早くしてみましょうか。せっかくなので、いまのうちに間宮さんの限界を、把握させてくださいね」
そこから俺は、しばらく何を口にしたのかよく覚えていない。
さっきよりも早くまわるマッサージ機に、ペニスの奥から何もかもを削り取られた。
少しでも反応が悪くなれば、ほんの少しのピストンや逆回転などの変化が加えられ、すぐに新しい悲鳴を上げさせられる。
どれだけ暴れても、椅子に拘束された体は動かず、特に念入りに固定されたペニスはぴくりとも動けない。
俺のペニスは、マッサージ機を持つ三田村くんに向かって、おとなしく尿道を差し出したまま、ただただ削られていくだけだ。
抵抗する術は、最初からすべて奪われていた。
狭い穴の中でマッサージ機がどれだけ暴れていても、俺は悲鳴を上げ続けることしかできなかった。
「うん、このくらいのスピードがベストですね。これが一番、中の反応がよくて、間宮さんが悦んでくれますからね。間宮さん、これが一番気持ちいいでしょう?」
「ぁ゛っ、きもひ……っ、ぃ……ぅ……っ、ぁ、あ゛ぁ……っ、ぃぐぅ……ぅう゛ぅ……っ」
「本当に、間宮さんは僕の想像を越えてきますね。初めてなのに、もうここだけでイけそうになるなんてすごいですね。ふふっ、気持ちよくなってきたのかな。ここの奥、なんだか時々きつくなりますね。きゅっきゅって、締め付けられている感じがします。でも、間宮さんが射精してしまったらいけないので、ちょっと休憩にしましょうか。実は僕の手も、そろそろ休ませてあげないと、つってしまいそうなんですよ」
ペニスの奥を、ぐちゅりぐちゅりと掻き混ぜられ、手足の指を蠢かせながら快楽に悶える。
いまの俺に動かせるのは、この十本の指と口だけで、そのどちらを動かしたとしてもこの快楽からは逃れられない。
むしろ、いまの俺が足の指を動かしたりすれば、楽になるどころか、新しい快感が増えるだけだ。
だが、そうだとわかっていても、止められるようなものではなかった。
「ぁ゛あぁ゛……ぁ゛あ゛ぁ……っ、ぃ……っ、ぁ゛っ、あ゛ぁ……っ」
「うーん、まだまだカウントはできそうにないですね。慣れるには、もう少し時間が必要なのかな? でも、そんなにゆっくりしてはいられないですよね。そうだ! まわす早さを変えてみましょうか。一度、すごく早くして、それから少しずつ遅くしていくんですよ! 早いのが大丈夫になったら、遅いのなんてすぐに大丈夫になると思うんですよね。間宮さんなら、それで耐えられるようになると思います。さっきもすぐに慣れてくれたし、これならいけると思うんですよ。ダメならまた別の方法を考えますが、とにかく一度やってみましょう。慣れてくれないと次には進めないし、やってみるしかないですよね!」
マッサージ機をまわす手が少しだけゆるみ、三田村くんの声が耳に入ってくる。
三田村くんの声は、いつもと同じように優しく響いていたから、その内容がとても恐ろしいものであると気付くのに時間がかかった。
耳から入ってきた言葉の意味を、蕩けた頭が理解したくないと拒絶したからだ。
それでも、現実は変わらない。
三田村くんが、優しく微笑みながら、目の前で手首を振っている。
それが、何のためなのか、今度は言われなくても理解できた。
「ゃ、ゃぁ……っ、ゅう、ひぇ……っ、みぁ、む……くぅ……っ」
全身がかたかたと震えている。
椅子に拘束されていなければ、いますぐにだって逃げ出していた。
でも、現実に、俺はもう拘束されているし、ペニスに深く埋め込まれた棒は三田村くんの手の中にある。
「大丈夫ですよ、間宮さん。間宮さんのお願いは、僕が全部叶えてあげますよ。任せておいてください。ちゃんと自分でカウントができるようになるまで、僕がばっちり鍛えてあげますからね」
なんで、あんなお願いをしてしまったのだろう。
どうしてあの時、まわして欲しいと思ってしまったのか。
いくつもの後悔が脳裏を過るが、すべてはもう手遅れだった。
「ん゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛あ゛ぁッッ、ごぁえ゛ぅう゛う゛ぅッッ、あ゛めぇえ゛え゛ぇえ゛え゛ぇッッ、ごぁえ゛やう゛う゛ぅッッ、ん゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛あ゛ぁッッ」
悲鳴が止まらない。
尿道の奥にあるきつく締まった場所で、ねじれた棒がごりゅごりゅごりゅと内側から削るようにまわり続けているせいだ。
棒が回転する度に、お腹の中を激しく叩かれているような痛みと、理解できない大きさの快感が津波のように押し寄せてくる。
その穴が少しでもゆるんでくれるなら、ぶつかる面積が減って、もう少し楽になれると思うのに、そこはいつまでもきつく締まったままだ。
もしかしたら、ゆるむどころか、さらに狭くなっている可能性すらある。
そうでなければ、いくら中にあるからといって、こんなにがつがつとぶつかるわけがないのだから。
「大丈夫ですよ、間宮さん。ちょっと気持ちいいくらいで、壊れたりしませんからね。人間って思っているよりも、頑丈なものだったりするんですよ。もしかしたら、癖になっちゃうかもしれませんけど、ここにきてくれればいいですからね。間宮さんが満足するまで、僕が責任をもってトレーニングに付き合いますから安心してください。それより、お話ができるようになってきたんですね。これなら、あともう一息、かな? 念のため、もうちょっとだけ早くしてみましょうか。せっかくなので、いまのうちに間宮さんの限界を、把握させてくださいね」
そこから俺は、しばらく何を口にしたのかよく覚えていない。
さっきよりも早くまわるマッサージ機に、ペニスの奥から何もかもを削り取られた。
少しでも反応が悪くなれば、ほんの少しのピストンや逆回転などの変化が加えられ、すぐに新しい悲鳴を上げさせられる。
どれだけ暴れても、椅子に拘束された体は動かず、特に念入りに固定されたペニスはぴくりとも動けない。
俺のペニスは、マッサージ機を持つ三田村くんに向かって、おとなしく尿道を差し出したまま、ただただ削られていくだけだ。
抵抗する術は、最初からすべて奪われていた。
狭い穴の中でマッサージ機がどれだけ暴れていても、俺は悲鳴を上げ続けることしかできなかった。
「うん、このくらいのスピードがベストですね。これが一番、中の反応がよくて、間宮さんが悦んでくれますからね。間宮さん、これが一番気持ちいいでしょう?」
「ぁ゛っ、きもひ……っ、ぃ……ぅ……っ、ぁ、あ゛ぁ……っ、ぃぐぅ……ぅう゛ぅ……っ」
「本当に、間宮さんは僕の想像を越えてきますね。初めてなのに、もうここだけでイけそうになるなんてすごいですね。ふふっ、気持ちよくなってきたのかな。ここの奥、なんだか時々きつくなりますね。きゅっきゅって、締め付けられている感じがします。でも、間宮さんが射精してしまったらいけないので、ちょっと休憩にしましょうか。実は僕の手も、そろそろ休ませてあげないと、つってしまいそうなんですよ」
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