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102、教授の下拵え
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「ふ……っ、……ぅんっ」
体の上を這いまわるスライムのぬるぬるとした感覚に、思わず声が漏れそうになったのを、口を両手で塞いで必死にこらえる。
机の上から体を大きくのばした教授は、胸元のボタンを外したワイシャツの穴から入り込み、中に着ていたインナーの内側にするりともぐり込んでいた。
少しひんやりとしている教授は、もっちりともふんわりとも言いきれない不思議な感覚で、俺の胸を包み込むようにはりついている。
それだけでもぞくぞくしてしまうのに、教授はさらにゆっくりと体を震わせはじめた。
胸の外側から内側に、はりついたスライムが、まるで押し寄せる波のように絶え間なく蠢いている。
なんと言えばいいのか、見た目は大変あれなのだが、感覚としては大きな手に後ろから胸を掴まれ、ゆっくりと揉まれているのに近い気がする。
胸の肉を寄せられては、離されて、またゆっくりと寄せられる。
その感覚は、御前崎教授に後ろから抱きしめられて、胸を揉まれた時に感じていたものに似ている気がして、なんだかアナルまでむずむずとしてしまう。
きっとそれは、あの濃密すぎる夜の中で俺が、御前崎教授にアナルを突き上げられながら胸を揉まれる快感を教え込まれてしまったせいだ。
俺の乳首を開発したのはスライムの方の教授だが、胸を揉まれる快感を覚えさせたのは誰かと言えば、間違いなく御前崎教授だろう。
あくまでも、それまでのスライムは、乳首を包み込んで震えたりきつくつまむようにいじめるだけだったのだから。
爛れた夜の記憶を思い出しただけで、俺のちんこはどんどん硬くなってしまう。
まあ、あんなものを思い出しておいて、涼しい顔でいられるわけがない。
俺は自分から胸を突き出して、もっととねだり、乳首を硬くしながらその時を待っていた。
胸をゆっくりと寄せたり離したりしていたスライムが細かく震えはじめる。
少しずつ小さくなっていく波の輪が狙っているのは俺の乳首で、根本から先端まで搾りあげるようにまとわりつき、小さなトゲだらけの筒と先端をくすぐるためと思われる無数の小さな触手の集まりに変化した。
けれど、変化はそれまでだった。
いつもなら、すぐにでもそのまま乳首をきつく包み込んで、激しく責め立ててくれるだろうスライムの触手は、俺の乳首に当たるか当たらないかすれすれのところで待機しはじめた。
これは、たぶん焦らされている。
「ンッ、……ふぅ、っ、ふぅ……っ」
教授は俺を焦らしながら、体をさらにのばした。
口を塞いだまま息を荒くしている俺を、座っている椅子ごとぐるりと囲んで身動きができなくなるよう拘束していく。
太ももまで下ろしていたスラックスが足首まですとんと落ちて、自由になった膝がぱかりと大きく開いた。
膝が曲げられ、肘掛けと一緒にまとめられる。
俺のアナルとちんこが丸見えになったところで教授の触手が、勃起した俺のちんこにするりと絡みついてくる。
それだけでぞわりと震えたが、俺は少しも動けない。
いまの俺にはぞくぞくしながら、次は何をされるのかと怯えることしかできないのだ。
ぬるりと濡れたような感覚が、ちんこの根本から竿を伝って上がってきて、カリや裏筋のあたりをくすぐりながらのびあがり蛇のように頭をもたげる。
そのまま亀頭の上までのびあがった触手は、大きな口をぱかりと開いて、ドリルのように捻れた細い触手の舌をぞろりとのばした。
「ひ……っ、ぃ……ンンッ」
ドリルのような細い触手が、味見をするかのように俺の尿道口をちろりと撫でる。
それだけで、俺の背筋を快感がびりびりとかけ上がっていく。
ただ捻れているだけの触手ではないのか、ほんの少し撫でられただけでも、恐ろしいくらいの快感が俺のちんこを突き抜けていった。
こらえきれずに声を出しそうになったが、教授はそれを見逃さない。
胸元からするりとすべり出てきた触手が一瞬でひろがり、塞いでいた俺の手ごと口をぴたりと覆ってしまった。
こうなってしまっては、もう俺にできることなどなにもない。
【いつものように、ここでたくさんもらうわけにはいかないだろうからね。せめて精気がもっと濃くなるように、少しばかり我慢をしてもらうよ】
ドリルのように捻れた細い触手から、じわじわとにじみ出てきた液体が、捻れた溝をなぞるように伝って先端に集まってくる。
にじみ出てきた液体は、粘りけがあるのかねっとりとしているようで、触手の先端で大きな雫のような形を作ると、そのまま重力に負けて下に落ちる。
触手からこぼれ落ちる液体の先にあるのは、餌をねだる鯉のようにぱくぱくと口を開く俺の尿道口だ。
ねっとりとした液体が、ちょうど大きく口を開いた尿道口に向かって落ちる。
落ちた液体は、普通の液体のようにぴちゃっと跳ねるのではなく、ぺちょっと貼りつくように俺のちんこの中に入って、そこからじわじわひろがっていく。
教授の触手からこぼれ落ちる雫は、一滴だけでは終わらなかった。
俺の尿道口が大きく開く度に、狙いすましたかのような液体が、ぺちょりぽちょりと落ちてくる。
ぞわぞわとするような感覚だった。
どんな役割がある液体なのか、聞かなくてもわかってしまう。
すでに、俺のちんこは熱を持ち、尿道口を犯してくれる教授の触手が欲しくてたまらなくなっているのだから。
体の上を這いまわるスライムのぬるぬるとした感覚に、思わず声が漏れそうになったのを、口を両手で塞いで必死にこらえる。
机の上から体を大きくのばした教授は、胸元のボタンを外したワイシャツの穴から入り込み、中に着ていたインナーの内側にするりともぐり込んでいた。
少しひんやりとしている教授は、もっちりともふんわりとも言いきれない不思議な感覚で、俺の胸を包み込むようにはりついている。
それだけでもぞくぞくしてしまうのに、教授はさらにゆっくりと体を震わせはじめた。
胸の外側から内側に、はりついたスライムが、まるで押し寄せる波のように絶え間なく蠢いている。
なんと言えばいいのか、見た目は大変あれなのだが、感覚としては大きな手に後ろから胸を掴まれ、ゆっくりと揉まれているのに近い気がする。
胸の肉を寄せられては、離されて、またゆっくりと寄せられる。
その感覚は、御前崎教授に後ろから抱きしめられて、胸を揉まれた時に感じていたものに似ている気がして、なんだかアナルまでむずむずとしてしまう。
きっとそれは、あの濃密すぎる夜の中で俺が、御前崎教授にアナルを突き上げられながら胸を揉まれる快感を教え込まれてしまったせいだ。
俺の乳首を開発したのはスライムの方の教授だが、胸を揉まれる快感を覚えさせたのは誰かと言えば、間違いなく御前崎教授だろう。
あくまでも、それまでのスライムは、乳首を包み込んで震えたりきつくつまむようにいじめるだけだったのだから。
爛れた夜の記憶を思い出しただけで、俺のちんこはどんどん硬くなってしまう。
まあ、あんなものを思い出しておいて、涼しい顔でいられるわけがない。
俺は自分から胸を突き出して、もっととねだり、乳首を硬くしながらその時を待っていた。
胸をゆっくりと寄せたり離したりしていたスライムが細かく震えはじめる。
少しずつ小さくなっていく波の輪が狙っているのは俺の乳首で、根本から先端まで搾りあげるようにまとわりつき、小さなトゲだらけの筒と先端をくすぐるためと思われる無数の小さな触手の集まりに変化した。
けれど、変化はそれまでだった。
いつもなら、すぐにでもそのまま乳首をきつく包み込んで、激しく責め立ててくれるだろうスライムの触手は、俺の乳首に当たるか当たらないかすれすれのところで待機しはじめた。
これは、たぶん焦らされている。
「ンッ、……ふぅ、っ、ふぅ……っ」
教授は俺を焦らしながら、体をさらにのばした。
口を塞いだまま息を荒くしている俺を、座っている椅子ごとぐるりと囲んで身動きができなくなるよう拘束していく。
太ももまで下ろしていたスラックスが足首まですとんと落ちて、自由になった膝がぱかりと大きく開いた。
膝が曲げられ、肘掛けと一緒にまとめられる。
俺のアナルとちんこが丸見えになったところで教授の触手が、勃起した俺のちんこにするりと絡みついてくる。
それだけでぞわりと震えたが、俺は少しも動けない。
いまの俺にはぞくぞくしながら、次は何をされるのかと怯えることしかできないのだ。
ぬるりと濡れたような感覚が、ちんこの根本から竿を伝って上がってきて、カリや裏筋のあたりをくすぐりながらのびあがり蛇のように頭をもたげる。
そのまま亀頭の上までのびあがった触手は、大きな口をぱかりと開いて、ドリルのように捻れた細い触手の舌をぞろりとのばした。
「ひ……っ、ぃ……ンンッ」
ドリルのような細い触手が、味見をするかのように俺の尿道口をちろりと撫でる。
それだけで、俺の背筋を快感がびりびりとかけ上がっていく。
ただ捻れているだけの触手ではないのか、ほんの少し撫でられただけでも、恐ろしいくらいの快感が俺のちんこを突き抜けていった。
こらえきれずに声を出しそうになったが、教授はそれを見逃さない。
胸元からするりとすべり出てきた触手が一瞬でひろがり、塞いでいた俺の手ごと口をぴたりと覆ってしまった。
こうなってしまっては、もう俺にできることなどなにもない。
【いつものように、ここでたくさんもらうわけにはいかないだろうからね。せめて精気がもっと濃くなるように、少しばかり我慢をしてもらうよ】
ドリルのように捻れた細い触手から、じわじわとにじみ出てきた液体が、捻れた溝をなぞるように伝って先端に集まってくる。
にじみ出てきた液体は、粘りけがあるのかねっとりとしているようで、触手の先端で大きな雫のような形を作ると、そのまま重力に負けて下に落ちる。
触手からこぼれ落ちる液体の先にあるのは、餌をねだる鯉のようにぱくぱくと口を開く俺の尿道口だ。
ねっとりとした液体が、ちょうど大きく口を開いた尿道口に向かって落ちる。
落ちた液体は、普通の液体のようにぴちゃっと跳ねるのではなく、ぺちょっと貼りつくように俺のちんこの中に入って、そこからじわじわひろがっていく。
教授の触手からこぼれ落ちる雫は、一滴だけでは終わらなかった。
俺の尿道口が大きく開く度に、狙いすましたかのような液体が、ぺちょりぽちょりと落ちてくる。
ぞわぞわとするような感覚だった。
どんな役割がある液体なのか、聞かなくてもわかってしまう。
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