使い魔スライムと俺

うしお

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86、噴き出す快感

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手が止まらなかった。

「あ゛ひ、あ゛っ、あ゛、ら゛め゛っ、ら゛め゛っ、ん゛ひぃい゛い゛い゛っ、お゛ぢっ、ごお゛っ、お゛ぢっ、ご、ざせでえ゛っ、ん゛ぎぃ、い゛い゛い゛っ、い゛ぐい゛ぐい゛ぐっ、お゛ぢっ、ごあ゛な゛っ、お゛っ、お゛がぢぐな゛っ、れ゛っ、い゛ぎゅぅう゛う゛う゛っ」

もう限界だと思ったのに、叫んだ途端に、すっと快楽だけが遠ざかる。
回転も振動も止まっていた。
スライム棒の先端が、とんとんと優しく前立腺を叩くだけになると、絶頂からは程遠くなった。

【もう少し我慢してくれるかね? もっと、美味しくなるまで、ユウの精気はおあすげにしておきたい。食べられなかった昨日の分も、補充しておきたいからね】

「ん゛っ、……きょー、じゅ……ん、がまん、する……あ、ん゛っ、ふ、うっ」

じんじんと痺れていた乳首を、優しく撫でられるような感覚。
甘やかで、もどかしいくらいに弱い快感。
優しく前立腺を叩くだけになっていたスライム棒も、ゆっくりと動き出し、すぐに最初と変わらない速さにまで戻ってくる。

「ん゛あ゛あ゛あ゛っ、ん゛ひっ、あ゛ひゅっ、ふ、ひん゛っ、あ゛、ひぃっ、ん゛お゛ふっ、ん゛っ」

「せっかくだから、その可愛い顔をもっとよく見せてもらおうかな?」

教授が優しく前髪をかきあげ、涙とよだれと汗で汚れた俺の顔をのぞきこんでくる。
べったりとはりついた前髪をよけた教授は、そのまま、むき出しになったおでこに口付けた。
俺は、再び止まらなくなった手に、ぐちゃぐちゃに犯されている。

「気持ちよくて、ぐちゃぐちゃになってしまったようだね。すごく可愛いよ」

ちゅっちゅっと顔中に、優しいキスの雨が降る。
穏やかな上半身と、苛烈な嵐の中に取り残されたままの下半身。

「も゛お゛、い゛ぐっ、い゛がせでっ、い゛がせでえ゛え゛っ」

【仕方ないね。いいよ、イってごらん。しっかり視ていてあげるからね】

「そうだね。絶頂中の顔も、しっかり視てあげないとね」

休むことなく犯されていた体が、ついに絶頂を許された。
スライムと教授に見守られながら、堪えきれずに絶頂する。
視られているという事実に、興奮しながらの絶頂だ。
あー、これダメだ。
興奮し過ぎて、脳みそまで蕩けそう。

「だめ゛だめ゛だめ゛っ、い゛っ、でる゛っ、い゛ぐい゛ぐい゛ぐう゛う゛う゛っ」

出口を目指して上がってくる精液を、スライム棒は容赦なく中へと押し戻していく。
膀胱へと続く道は、逆流してきた精液に押し切られ、それを受け入れた。

「お゛っ、お゛、ん゛ん゛っ、ぜーえ゛ぎっ、でる゛、の゛、だぢ、たい゛い゛っ、だざ、ぢでっ、お゛ぢっご、ぢたい゛い゛」

膀胱の中に、新しい精液が詰め込まれていく。
急速に高まっていく尿意は、もうすっかり気持ちいいことの前兆だと、この体は認識している。

【ああ。もちろん、出させてあげるよ。そろそろ、ユウが溜めてくれた精気が、その器からあふれそうだからね。ほんの少しの精気も残さず、全部食べてあげるよ】

すでに膀胱は限界まで膨れてぱんぱんなはずなのに、まだ解放してもらえなかった。
止まってくれている教授のちんこを締め付けながら、最後まで耐えさせられる。
ずぶぶっとスライム棒が押し込まれると、尿道口との隙間から精液があふれてこぼれ落ちた。

「も゛お゛……む゛り゛い゛、はい゛ん゛な゛……い゛い゛っ」

【そのようだね。では、そろそろ出させてあげよう。最初は、自分で出してごらん】

ぐぐっと押し込まれたスライム棒を、勢いよく引き抜かされる。
ワインのコルクでも抜いたかのように、ちゅぽんっと音を立てながら、尿道口からスライム棒が飛び出してきた。
押し込まれた精液が反発して、邪魔物がいなくなった尿道を一気にのぼってくる。
ぷつぷつぷつと液体にはありえない刺激が、尿道を駆け抜けた。

「あ゛ひぃい゛い゛い゛っ」

まるで、栓を抜かれたシャンパンだった。
泡立った精液が、尿道口からその形のまま外へと飛び出してくる。
白濁とした一本の噴水がほとんど崩れないまま、俺の腹の上へと積みあがっていく。
ぷつぷつぷつと感じていた刺激は、固められた精液の泡だったらしい。

【今度のものは、しっかりと固めたから、出すだけで擦れて気持ちいいだろう?】

「ん゛ん゛っ、ひ、ぃい゛い゛っ、ぎもぢい゛い゛っ、お゛ぢっこ、とま゛ん゛な゛い゛い゛っ、しゃ、ぜーっ、ぎもぢい゛い゛よ゛お゛お゛っ」

「くっ、すごい締め付けだな。こんなに気持ちいい穴の中で、大人しく我慢しているなんて、もったいない。……悠一、アナルでもう一度気持ちよくなりたくはないかね? ちんぽでアナルをまんこに変えられて、気持ちよくなりたいだろう? きっと、さっきよりもっと、気持ちよくなれるはずだよ」

ぶぴゅぴゅぴゅと固形と液体の混ざりあった精液を噴射しながら、イってる俺の耳をしゃぶり、ねっとりと囁く教授の声に唆される。
そこで、素直におねだりしてしまう俺の体は、学習機能が全くない。

「ん゛っ、ぎっ、ぎもぢい゛、の゛、ほぢい゛っ、あ゛な゛っ、る゛っ、あ゛な゛る゛ま゛ん゛ご、ぢてっ」

「素直に言えて偉いね。みんなで一緒に、たくさん気持ちよくなろう」

【全く。私の番のはずなのだがね?】

「悠一のおねだりだよ? 叶えてあげるべきだろう?」

【ふん。誘導しておいてどの口が言う。……まあ、いい。ユウが欲しがっているからな。さっさと動くがいいさ】

「ああ、ふたりで気持ちよくさせてあげよう。よろしく頼むよ、教授殿」

俺の記憶は、そこまでだった。
後のことはあまり記憶に残っていない。
ただただ気持ちよくて、いや、気持ちよすぎて、何度も死ぬと叫んでいた……ような気がする。
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