使い魔スライムと俺

うしお

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63、恥じらいとお仕置き

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教授の前で、もうずいぶんといろいろやらかしている俺が、今さら気にすることかと思われるかもしれないが、とにかくのだ。
教授には、すでにアナルの中どころか、その奥にある結腸の中まで見られている。
それも、ただ見るだけではなく、スライムに限界まで拡げらながら犯されて、びくびくと肉襞を震わせながらメスイキしてる状態まで、じっくりと観察までされてしまった。
それでなくても、昨日の夜は教授自身に犯されて、みっともなく喘いでイかされまくったあとだというのに。
それも、教授がすぐにキスが出来てしまいそうなくらい近くまで顔を寄せてくるから、ものすごく間近で俺はイき顔を見られることになってしまったのだ。
たぶん、昨日の俺は、とんでもないアヘ顔をさらしていたのだと思う。
記憶の中に残っている教授は、俺の顔を見ながらいつも以上にしかめっ面で、とても怖い顔になっていたから、きっとものすごく酷い顔だったんだろう。
もちろん、どちらも俺にとって恥ずかしいことに変わりはない。
だが、それらのことよりも、いまの俺にはもっと恥ずかしいと感じてしまうことがあった。
それは、いまの俺には尿道で咥えこんでいるスライムが、どれだけエグい形をしたものであるかということだ。
しかも、つるりとしたただの棒などではなく、普通の人なら絶対にちんこの中に入れたりしないようなトゲだらけでめちゃくちゃ長いスライムの一部だ。
これが、バイブみたいに震えたり、勝手に動いて尿道をめちゃくちゃにしたりする、なんてことも知られたくない。
尿道こんなところに、こんなものを入れて気持ちよくなっているだなんてことを、知られて幻滅されるのも怖かった。
そして、それ以上に、これを引き抜かれた俺のちんこがどうなってしまうのか、自分でもわからないことだって、怖くてたまらないのだ。

乳首を噛まれながらマゾイキまでしておいて、今さら気にするほどのことなのか、と思わなくもないが、実際に怖いのだから仕方がない。
こんなことになるのなら、射精したければお願いしろと言われた時に、さっさと頼んでしまえばよかったと後悔している。
理性がぶっとんだままなら、何も考えずに抜いてもらうことだけを考えていられた。
だが、僅かであっても理性を取り戻してしまった今、俺はもう素直に願いを口にすることが出来なくなっている。
あのまま、快楽の海に沈んでいた方が、ある意味幸せだったのかもしれない。

「ぁ……っ、や゛、ぁ、あ゛……っ、は……ぁっ、ぁ……」

「ほら、たった一言でいいんだ。抜いて、とお願いしてごらん」

憐れな程、硬く勃起したちんこを優しく撫でられ、囁くように諭される。
びくびくと収縮する尿道で、トゲだらけのスライムを締め付けながら俺は喘ぎ続けた。
膀胱はもうとっくに限界を越えていて、意識も朦朧とし始めているのに、やっぱり俺はお願いすることが出来ないでいる。

「何故、躊躇うのかね? 何かお願い出来ない理由があるのなら言ってごらん。解消出来るように手伝ってあげよう。私はただ、君の苦しめる原因を取り除いてあげたいだけだからね。その為に出来ることがあるなら、何でもしてあげるよ。だから、怖がらずに言ってしまいなさい」

苦痛と快楽に震える唇を、甘やかすように啄まれた。
激しくて何もかもを奪われてしまうような深い口付けではないのに、触れるだけでそこから蕩けてしまいそうになる。

「それとも、君が素直に抜いてとお願い出来るようになるまで、もっと酷くあげた方がいいのかね? 素直におねだりしたくなるまで、たくさんあげようか?」

囁かれた言葉が、吐息と一緒に耳から入り込んできて、ぞくぞくとする。

「……なるほど。まだ、足りていなかったようだ。それなら、もう少しだけお願いしやすくしてあげようか」

「ん、ぅ……ち、が……」

「悠一。私たちが聞きたい言葉は、それではないよ。まったく、君は素直ではないね。素直に言えない悪い子には、お仕置きが必要だな。我慢ができなくなったら、いつでもおねだりしなさい。君が言えなければ、いつまでもお仕置きは終わらないから、そのつもりでね」

お仕置きは、寸止め地獄だった。
ちんぐり返しの姿勢のまま、アナルを舐められながら牛の乳搾りをするみたいにちんこを搾られた。
スライム詰めのちんこをぎゅっぎゅっと強く握りながら、根元から先端に向けてひっぱるように扱かれる。
尿道がごりごりとスライムのトゲに押し付けられて、めちゃくちゃ痛くて気持ちいい。

「ぁっ、は……あ゛あ゛ぁっ、ぃ、ぎっ……あ゛っ、ひっ、ぃ、ぎぃ……た、あ゛……ぃ、っ」

「どうしたのかね? 何か、言いたいことでも出来たのかな?」

ちゅぽっとアナルの中から舌を引き抜いた教授が、ひくひく震えるアナルのしわをゆっくりとなぞるように舐めながら問う。
下から見ている俺にもよくわかるように、教授は舌をのばして尖らせた先端をゆっくりと動かして見せつけてくる。
中にいるスライムも、それに合わせてなのか、奥の穴をゆっくりとなぞるだけで、拡げたり、中に入ったりしてくれない。

ゆるやかで、けれど、止まることのない快感。

「きょ……じゅ、ぅ……ぃ、き、たい……おれ、い、きたい……いかせて、……ねがっ、ぃ」

もう、絶頂とどめが欲しかった。
生殺しのように続く快楽から抜け出したくて、どうしようもなくなって限界をむかえた。
俺が思い付けたのは、ただただ目の前の人にすがり付くことだけだった。
いつの間にか、俺を縛り付けていた理性はどこかに吹き飛んでいる。

「正解ではないけれど、とても可愛らしくて素敵なおねだりだね。上手に言えたから、ご褒美に好きなだけイかせてあげることにしようか。ああ、もちろん、お仕置きもこのまま継続するからね。ちゃんと正解するまで、射精はおあずけだよ」

「ひ、あ゛っ、ち、ちが、ひぃ、ん゛ん゛……っ」

つぷりと中に入り込んだ指が、かり、かり、と少しだけ前立腺を引っ掻いてくれた。
同時に、きんたまを咥えられて、腰がぐっと引けそうになる。
舌の上で転がすように舐められ、本能的な怯えがきゅんきゅんとアナルを締め付けた。

「私たちが聞きたい言葉は、ひとつだけだよ。早く、言えるようになるといいね」
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