使い魔スライムと俺

うしお

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52、見られていても変わらない

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【ユウはね、これが好きなのだよ。ほら、こんなに素直に飲み込んでくれる】

俺を見つめたまま動かなくなった教授の前で、スライムが俺のアナルと尿道に再びトゲ付きスライムを一気に押し込んだ。
閉じかけていた肉襞を引き裂くように抉じ開けながら、スライムが俺の中を満たしてくれる。
アナルと尿道を、スライムでいっぱいにされると同時に、つたないフェラチオでしゃぶっていたスライムを取り上げられた。

「あ゛、あ゛あ゛っ、あ゛っ、さけるっ、おれの、あなっ、あ゛あ゛っ、さけるっ、さけぢゃっで、る゛ぅう゛う゛っ、や゛っ、あ゛あ゛っ、だめ゛っ、だめ゛ぇっ、ぎもぢい゛い゛の、ぎちゃう゛っ、ぎもぢい゛い゛の、ぎちゃう゛がらぁっ、い゛ぐっ、い゛っぐう゛う゛ぅっ」

解放された口から、悲鳴のような絶頂宣言があふれ出す。
もう、すっかり癖になってしまった。
俺の絶頂宣言を聞いたスライムは、アナルに詰め込んだスライム棒をゆるやかにピストンさせたまま、尿道に詰め込んだスライム棒をずるるるっと一気に引き抜く。
待ちに待った射精タイムだ。
俺は勢いもなくだらだらと、垂れ流されていくだけの射精に体を震わせる。
すっかりゆるめられ、がばがばになってしまった尿道には、精液を押し出すだけの力が残っていないのだ。
勝手に出ていくだけの精液は、ぞくぞくするような快感をくれる。
こんなに気持ちいい射精が、この世の中に存在していることを、スライムに会うまで俺は知らなかった。
だから、俺にとって、スライムに絶頂宣言をするのは、当たり前のことになっているのだ。

【ああ、たっぷり出すといい。そのまま、私にデザートを食べさせておくれ】

「でざぁ、と……?」

俺が聞き返した瞬間、膀胱から最初の一塊がぷりゅんと押し出されてきた。
いつの間にか、満タンにされていた膀胱から、ゼリー化した小水が開ききった尿道を駆けあがってくる。
ぐぢょぐぢょにされた尿道を通ったゼリーは、腹の上にぼちゃっべちょっと落ちてくる。
前回よりも固く作られたゼリーが、ぞりゅりゅりゅと尿道と擦れながら通り過ぎる瞬間が堪らなく気持ちいい。

「ひ……っ、ひぃっ、ぁ、あ゛あ゛っ、まだ……っでるぅっ、おぢっ、こっ、おぢっこ、れ゛ぇっ、い゛ぐぅっ、あ゛あ゛っ、あ゛な゛る゛も゛っ、いぐぅっ、やっ、や゛あ゛あ゛っ、どっぢも゛、どっぢも゛ぉお゛お゛ぉっ、い゛ぐう゛う゛っ」

腹の上へ積み上がっていくゼリーに、さらにソースのような精液がとろっとろっと振りかけられる。
全てを出しきった後、スライムは何もかもをさらっていった。

【ご馳走様。今日のも素晴らしい味だったよ】

褒められながら、再び尿道にトゲ付きスライムが詰め込まれる。
今度は、空になった膀胱の中まで、スライムのトゲで満たされた。
僅かに動くだけで、膀胱が壊れてしまいそうな快感に襲われる。
その最中も、アナルの入口から奥の壁穴まで、スライムちんこはゆっくりと抽挿を繰り返していた。

「あ゛っ、あ゛あ゛っ、きょーじゅ、う゛っ」

「っ! 数寄屋く」

「あ゛っ、あ゛あ゛っ、きょーじゅ、っ、きょーじゅ、のっ、ぢん゛ごっ、で、い゛がぜでぇ、お゛、お゛お」

「……すき、や、くん……?」

「とげとげぢん゛ごで、い゛ぎだい゛、い゛っ」

【ああ。好きなだけ、私でイくといいよ。……単なる人間程度のモノでは、物足りないだろう?】

「ん゛っ、ん゛う゛っ、きょーじゅ、きょーじゅ、がいいっ」

俺が、頭をがくがくと縦に振って頷くと、奪われていたスライムが目の前に差し出されてくる。
回復薬をまとっているせいで、ぬるりとぬめるそれを、俺は一気に咥えた。
自分の手で、スライムを、喉奥までぎっちり詰め込む。

「ん゛っ、ん゛ごっ、ぉ、お゛お゛っ、ん゛ん゛ぐっ、う゛っ、う゛え゛、お゛ん゛ん゛っ、う゛え゛え゛え゛っ」

嘔吐くのも構わず、必死に咥えて飲み込んだ。
喉穴を締め付ければ、アナルの中にいるトゲ付きちんこのピストンレベルがぐっと上がる。
気持ち良くて、絶頂が止まらない。
けれど、必死になって俺はスライムに吸い付き続ける。
俺が、がんばればがんばるだけ、スライムはトゲ付きちんこで激しくピストンしてくれるのだ。
俺のアナルは、壁の穴だけでなく、その向こう側も、すっかり深い場所まで拡げられ、ぬるぬるのトゲ付きちんこに支配されている。

「な、なんて、ひどい、ことを! や、やめろ、やめてくれ、数寄屋くんが、数寄屋くんが、死んでしまうっ」

【いくら人間が弱いといっても、絶頂するだけで死ぬわけがないだろう? ユウは、悦んでいるだけだよ。こんなにもわかりやすく悦んでくれているのに、そんなこともわからないのかね。可哀想なものだな、人間というものは】

皮肉げな言葉と共に、俺は一気に絶頂へと追い上げられていく。
今度は、ものすごく高いところまで打ち上げられてしまうらしい。
全身がびくびくと震えて止まらない。

【そう、だな。そこで見ていることぐらいは、許してやろうか。ユウが悦びに満ち、可愛らしく絶頂する姿を指を咥えて見ているがいいよ。ユウが、貴殿には与えられない快楽に蕩け、溺れきって絶頂する様を、ね】

その時の俺は、気持ちよくなることに夢中で何もわかっていなかった。
御前崎教授がいまにも絶頂しそうになっている俺を、穴が開きそうなほど真剣に見ていることだとか、スライムが教授に対して喧嘩を売っていることだとか。
俺は何も知らないまま、ただただ与えられる激しい絶頂に身を任せてイくのだった。
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