使い魔スライムと俺

うしお

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47、回復薬より欲しいもの

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スライムを咥えている喉穴は、さらに奥の奥、かなり深いところまでスライムに入り込まれた。
苦しくてたまらなくて、喉奥がきゅうきゅうと締まってうねる。
噛み潰されている乳首は、赤く熟れたような果実のようにすでにぷっくりと腫れており、くびり出された先端を細やかな毛束のように変化したスライムのに、電動歯ブラシも真っ青な回転力で磨かれていた。
ぷっくりと腫れあがった乳首は、このままつやつやになるまで磨かれ続け、おそらくもう普通の乳首には戻れなくなるのだろう。
それから、アナルに挿入された触手はもちろん、前立腺の上で震える棒まで激しく動き出し、尿道と膀胱をまとめて責められた。
片方しか動いていなくても、薄い肉壁ごしにスライムが擦れあうと、どうしたらいいかわからなくなるくらい気持ち良くなってしまう。
そんなことをされた上に、スライムのために思いきり絶頂しなければならない、という建前までもらってしまったイきたがりな俺の体が、我慢など出来るわけがなかったのだ。
どこを責められても絶頂してしまうのに、その度に、スライムからは絶頂の深さが足りていないと言われ、責められ続けた。
それぞれの場所で、狂いそうなほどの連続絶頂をさせられるが、スライムは俺が楽になることを許してくれない。
一通り試したあとは、ふたつみっつと同時に責められる場所が増えていく。
責める場所の組み合わせだけでなく、責め方やその強さを少しずつ変えながら、スライムの実験は続けられた。
最終的には、すべての場所を全部を一度に最も快感を生む強さで責められた。
それまでの集大成ともいうべき全身責めに、すできイき狂っていた俺の体は屈服する。
一度に受け取るには強すぎる快感で、腹の中に燻っていたものまでかっさらわれ、まとめて爆発するような激しい絶頂を迎えた。
びくびくと震えるちんこを突き上げ、全身を仰け反らせて啼き叫んだ。

「ふ、ぐぅぅ、っ、う゛、ん゛ぐう゛っ、う゛あ゛あ゛っ」

ずるるるっと尿道を塞いでいたスライム棒が引き抜かれ、尿道口がぽっかりと開けっ放しになってしまったちんこからは、勢いのない精液がだらだらとこぼれ落ちる。
スライムは、それを無駄にすることなく全部取り込み、力が抜けてぐったりしたちんこをゆるく扱くと、最後の一滴まで飲み干した。

【さあ、準備が整ったよ。薬を飲ませてあげようね】

中にいたスライムがぐぐっと質量を増し、まるで射精するように俺の中で高位回復薬を解き放った。
喉の奥とアナルの奥で、じわりとあたたかいものが拡がっていく。
どくりどくりと注がれる度に、体が驚くほど楽になっていく。
んぐんぐと喉を鳴らして、薬を飲みながらスライムを締め付ける。
アナルの方は、何もしなくても擬似射精に悦んでスライムを締め付けていた。

「あ゛……う゛、ぅ……ふ、うっ」

回復薬を出し終えたスライムが、喉奥からずるりと抜け出た。
俺の唾液か回復薬かわからないもので、ぬらぬらと濡れたスライムは、俺の前で蛇のような体をゆらゆらと揺らしている。

【体はどうかね? 不快な感じはどこにも残っていないだろうか?】

すでに冷静さを取り戻しているスライムとは対称的に、絶頂を迎えたばかりの俺の体はまだまだ快楽を求めていた。

「きょーじゅ、そんなのあとにして、おれのここ、もっときもちよく、して?」

いつの間にか解放されていた手で、抜け出たスライム棒を掴み、いまだに口を開いたままになっている尿道へと押し込んだ。
ゆるゆるの尿道も、捻れた棒が通り過ぎればきゅうっと引き締まっていく。
掴んだ棒で尿道を擦り、アナルに入ったままの触手にも手をのばした。

「きょーじゅ、こっちも、ふといのたべさせてぇ」

咥え込んでいる触手を撫で、尿道から入れたスライム棒で自分の前立腺を叩きながら、快感に喘いでアナルを締め付けた。
全身責めは、それぞれが気持ちよすぎて辛くもあったが、それ以上に、まとめてイかされるのは気持ちがよかった。

「きょーじゅ、だめ? もういっかい、ぜんぶ、されたい」

【このような敵地で、あまりユウの可愛らしいところは披露したくないのだが、それがユウの望みなら、もちろん叶えてあげるとも。仕込んだデザートもまだいただいていないしね。このまま、ここでいただいてから帰ろうか】

てきちの意味はわからなかったが、スライムが俺を食べる気になってくれたことだけはわかった。
自分の尿道をスライム棒で犯しながら、スライムに腰を突き出した。

「……ん、きょーじゅう、おれのこと、ぜんぶ、おいしく、たべて……」

【ああ、もちろんだとも。開花したばかりの青い君も、これまで以上に美味しく食べさせていただくよ】

俺はスライムに包まれながら、スライム棒を動かす手に力をこめた。
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