使い魔スライムと俺

39，初めてのセックス

たっぷりと指で犯された俺のアナルに、熱いものがぴたりと押し当てられる。
指で拡げられてしまったアナルは、ひくひくと震えながらそれにちゅうっと吸い付いた。
吸い付いたのは、別に俺の意思じゃない。
ただの反射だ……たぶん、そう。

「……そう、いい子だね。私を受け入れなさい」

だけど、教授はそうは思わなかったようで、俺の頭を優しく撫でて、掴んでいた俺の体をさらに引き寄せた。
熱い切先が、ぬるりぬるりっとそこを撫でる。
はまり込んだ穴の真上で、滑り具合を確かめているみたいに腰を揺らした教授は、そのまま俺の中にそれをずぶっと押し込んだ。
熱くて硬い肉の塊が、俺のアナルをめりめりと拡げながら入ってくる。
あ、嘘。
マジで教授のちんこが、俺のアナルに入ってきちゃってる。
アナルにちんこを入れるなんて、それはもうセックスって言うんじゃないだろうか。
アナルでしてるセックスだから、これがアナルセックスってやつなのだろう。
アナルセックスって、こんなにすんなり出来ちゃうものだったのだろうか？
ちょっときついとはいえ、ちんこがずぶずぶ入ってきちゃう俺の体ってヤバくない？

「ひっ、ひ……ぃ、い゛い゛っ、や゛あ゛あ゛あ゛っ」

教授のちんこは、宣言通りかそれ以上に大きいらしくて、どうしていいかわからない俺のアナルを限界まで拡げてしまう。
しわなんて、とっくになくなってるんじゃないかと思うくらいみちみちで、俺のアナルはさっきからずっと悲鳴をあげている。
限界以上に拡げられるぴりぴりとした痛みは、さすがに気持ち良くはならなくて、完全に痛みのままだった。
さっきまで突っ込まれていた指三本なんて、目じゃないくらいに痛いじゃないか！
すっかり涙目になってしまった俺は、ちょっとというか相当混乱していた。

「や、やだぁっ、おっき、いぃ……おっき、ぃの、やだぁっ、ンッ、は……ぁ、あ゛っ」

大きいからなんて理由じゃなく、アナルセックスしてること自体が嫌なはずなのに、アダルトビデオに出てくるような台詞が、勝手に口から出ていく。
まるで、媚びるような甘く甲高い声だ。
大きくなければいいとか、そんなことは思っていないのに、ねだっているかのように響く。
すると、中に入り込んでいた教授のちんこが、急に硬さを増したかと思うと、さらにぐぐんっと太くなった。
ちんこを喰わされた俺のアナルは、もう入口から奥の方まで教授のちんこでいっぱいだ。

「おっき、すぎるぅ、むりぃ、や、あ゛……あうっ、うぅ……っ」

半べそをかいてぐすぐすと泣き言を言う俺のアナルの中で、教授のちんこはさらに硬くて凶悪なものになっていく。
一応、優しさからなのか、すぐには動かずにいてくれた。

「ああ、とても良い締め付けだ。中がうねるように絡みついてくるよ。どうやら、君を調教したであろう教授のペニスは、私のペニスよりもずいぶんと粗末なもののようだな。君のアナルは、まるで処女のようにきつくて、素晴らしい締め付け具合だ。……出来ることなら、私が君の最初の男になりたかったが、それはもう仕方のないことだろう。さあ、休憩の時間は終わりだ。ここからは奉仕の時間だよ。上手に出来たら褒めてあげよう」

最初もなにも、あなたが正真正銘初めての男なんですけど！と叫びたい。
けれど、俺にはもう最初から最後まで、返事をする余裕なんてどこにもなくて、奥までずどんとちんこを押し込まれた瞬間から、俺のアナルは御前崎教授のちんこを扱くための穴になった。
俺が処女じゃないと思っているからなのか、教授の腰使いはめちゃくちゃ激しい。
初めてのアナルセックスは、激し過ぎてまともにしゃべる余裕なんてもらえない、嵐のようなものだった。
まるで処女じゃなくて、本当に処女なんです、とか、俺の調教した教授のペニスっていうのは、誰の話だ、とか、言いたいことはいっぱいあったのだけれど、結局、何も言えなかった。
無理矢理拡げられちゃったアナルも、がちがちの勃起ちんこで擦られる腸のひだひだも、指でたっぷり刺激されて、大きくなっちゃった前立腺も、めちゃくちゃ気持ちよくておかしくなりそうだったのだ。
ちんこの段差がわかるくらい、アナルをぎちぎちに締め付けながら絶頂に追い上げられていく。

「あ゛っ、ひっ、い゛ぐっ、い゛っぢゃう゛っ、あなるっ、あなるで、い゛ぐう゛う゛っ」

本当に腹の中から爆発するみたいに、俺の中で快楽が弾けた。
中にいる勃起ちんこをぎゅうぎゅうと締め付けたまま、がくがく震えてアナルでイった。
ナカイキって、ヤバい。
全然イくのが終わらない。
スライムに、ちんこを犯されてイくのとも、なんか違う。
処女アナルでいきなりセックスしただけでなく、そのままナカイキまでさせられて、俺のアナルは御前崎教授の強烈ピストンで、さらにぐずぐずにされていく。
俺がイってる最中なのに止まってくれないとか、教授の鬼！

「ああ、何度でも絶頂するといい。君のアナルが私のペニスを覚えるまで、何度でも指導してあげよう。……私のペニス以外、二度と欲しがらないように、中からじっくりしつけてやるからな」

勃起ちんこをずぼずぼされながらだと、何を言われても俺の口から出るのは、前立腺を潰されてイってる喘ぎ声だけだった。
なんかすっごく誤解されてるっぽくて、怖いこと言われてるのにアナルセックスは気持ちよくて、もう終わってからでいいや、と全部放棄することにした。
だって、御前崎教授だよ？
逆らったところで、俺ごときが勝てるわけないんだから。