使い魔スライムと俺

うしお

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26、溢れるほどに満たされて

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「っ、ふ……ぅっ、っ、ん、は……ぁっ」

夢中になって腰を振りたくる俺は、勃起し続けるちんこでスライムを犯し続けていた。
絶え間なく蠢き続けるねっとりとした穴に、すっぽりと包み込まれたちんこが気持ちよくて腰が止められない。
もっともっとと際限なく、腰を振り続けてしまう。
まるで、この穴に射精したい、とちんこが訴え続けているようだった。
交尾するためにあるのだろうオスの本能が、俺に腰を振り続けさせているのかもしれない。
それなのに、そのちんこは尿道口を舐められているような感覚にも襲われていて、違う意味でも蕩けそうになっている。
もっと、もっと、奥で出したい。
もっと、もっと、奥まで欲しい。
そんなオスの本能とメスの本能からくる相反する願いが、俺のちんこを狂わせていた。
俺のちんこは、スライムを犯すことでオスとしての悦びを得ているはずなのに、そこにある隠れたメスの悦びの気配に囚われながら腰を振り続けている。
尿道口を舐め続けているこの舌が、いっそちんこの中まで入ってくれれば、もっと気持ちよくなれそうなのにと思う。
それはしなくていいと自分から言っておいて、偶然でもいいから中まで入ってきてくれないかと望むなんて、どこまでも身勝手な話だろうか。
もちろん、いろいろと厳しい俺のスライム使い魔は、そんな事故を起こしたりしない。
俺がどれだけ腰を打ち付けても、望むような事故は起きそうになかった。
それでも、腰を振り続けていれば、射精に至ることはできる。
ようやく込み上げてきた二度目の射精に震え、俺はスライムをさらに濁らせた。

【……さて。今度は、満足できたのかな?】

スライムの問いかけは、俺を追い込むだけだった。
自分勝手に動いて、身勝手に犯したとしても、絶対に俺が望む場所にはたどり着けないことを思い知らされる。
そこへ行くには、が必要なのだ。

「……ぃ。たりない、きょーじゅっ、ぜんぜん、たりないよっ、なかにっ、なかにもきてっ、ぺろぺろして、ずぼずぼして、いっぱいイかせてっ、もっと、もっと、きもちいい、しゃせいしたいよぉ……っ」

【……ああ、素晴らしいね。とても上手におねだりが出来るようになっているよ。もう大丈夫だ。ユウが望んでくれたことは、私が全部叶えてあげるからね。ユウは、そのままただ気持ちよくなっていてくれればいいよ。全部、私がしてあげよう】

「あ゛っ、あ゛あ゛っ、ぅあ゛あ゛ぁッッ」

それから、ちんこの外側だけでなく、尿道はもちろん腹の内側まで、何十もの舌で舐められているような感覚に襲われ、俺はひたすらイきまくった。
快感に蕩けた肉襞を、直接舐められているかのようなおぞましい感覚なのに、やっと求めていたものに出会えたような幸福感と、ちんこを犯されるという非常識的な快感に、どうしようもなく満足感を覚える。
その責め苦は、俺がどれだけ悲鳴をあげても止むことがない。
俺が、ちんこを犯してほしいと願ったからだ。
もっと気持ちよくなりたいと願ったから。
俺のスライム使い魔が、それを叶えてくれている。

【ユウ、もっと欲しがっていいんだよ。ユウの欲しがるものは、私が用意してあげるからね】

ただでさえ気持ちいいちんこの中で、スライムがその形をぼこぼこと変化させる。
尿道の内側を、さらに削るように犯すことができる形だ。
少し撫でられるだけで、ちんこが蕩けそうなほど気持ちいい。
口にはしていなかった俺の望みだ。
まだ何も言っていなかったのに、叶えられている。

「あ゛っ、あ゛あ゛っ、でこぼこしてるっ、ちんこっ、ちんこのなかっ、ひっ、ひぅッッ、あ゛ぅう゛う゛ぅッッ、ちんこ、とけちゃううぅっっ」

スライムが動かしやすいように何かを分泌しているのか、俺のちんこが何かを漏らしているのか。
尿道の中はたっぷりと潤んでいて、でこぼことしたスライムはどこにも引っかかることもなく、ずちゅずちゅといやらしい音を立てながら滑らかに動いている。
その音は、俺のちんこが犯されている音でもあるから、それを聞かされている俺は、耳から頭の中まで犯されてしまう。
ちんこは、犯すためのものなのに、犯されるための穴であるということを思い知らされる。

【気に入ってくれたかね? ユウは、段差を付けてあげるとたくさん悦んでくれるからね。でこぼこをいっぱい付けてあげたよ】

ちんこの中にいるまま、俺を犯せてしまうスライムが、わざとそのでこぼことした触手をちんこから抜き出して、俺に見せ付けてくる。
ねっとりと濡れたスライムの触手は、蛍光ピンク色の小さなアナルパールにしか見えない見た目で、再び俺のちんこの中に押し込まれていく。

「あ゛あ゛あ゛あ゛っっ」

ちんこに穴が開いてしまう。
もう二度と、塞がらないようないやらしい穴が。
スライムパールが、俺のちんこをいやらしい穴に変えていく。
射精も出来るし、犯されてイくことも出来るメス穴に。
俺は、もっともっとと啼き喚いて、スライムにあらゆる体液を差し出しながら絶頂した。
スライムはそれに応えて、あまやかな言葉と裏腹な責め苦快感を与えてくれる。
ずっとこれを求めていたのだと、砂漠で水を手にした旅人のように悦び、俺はその快楽に溺れて堕ちた。
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