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13、治療開始
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「ふ、ぁ……んっ、ふ……っ」
オレンジの味がするスライムに舌を絡め、夢中になって吸い付いた。
まるで舌のようにやわらかく、なめらかに動くスライムに口の中を優しく撫でられる。
あまりの気持ちよさに、うっとりと目を閉じれば、相手がスライムだってことを忘れてしまう。
口の中を撫でられ、あふれる唾液は残らず吸われた。
代わりに、あまやかな果汁が口の中に流れ込んでくる。
なんて、気持ちのいいキスなのだろう。
与えられるまま、それをこくりこくりと飲み込めば、だるかった体は楽になり、じわじわと体の奥から熱が生まれはじめた。
その熱にうかされたように、その舌を求めてもっと舌をのばしたところで、
【ユウ、そろそろ治療を始めようか】
と、俺の頭の中に響いたスライムの声で、ふっと現実に引き戻される。
口の中にあるのは、恋人の舌でもなんでもなく、使い魔にしたスライムの一部だということを思い出した。
それでも、するりと取り上げられてしまえば、目は無意識にそれを追ってしまう。
目で追っていたそれは、スライムの本体と合流するとすぐに溶け込んでわからなくなった。
【……ユウ?】
「な、なんでもないっ、そ、それじゃあ、その……はじめてくれるか?」
【ああ。それでは、始めるとしようか】
ぷるりと震えたスライムから、一部分が蛇のように起き上がる。
その体は、亀頭を治した時よりも少し長いように見える。
多分、尿道の奥の奥まで、治さないといけないからだろう。
そう考えたら、体の奥がきゅうっと疼いた気がした。
【ユウ、後ろの壁に背中をつけて、足を開いていてくれるかな? 出来れば、足が閉じてしまわないように、押さえていてくれると助かるよ】
素振りの感覚なのだろうが、スライムの先端がかぱりかぱりと開く度、中に隠されている濡れた触手が目に入る。
ぬらぬらと濡れているのは、きっと中和剤なのだろう。
だが、こうしてみると、まるで未知なる生き物のようでもある。
あれが、いまから俺の中に入ってくるのかと思ったら、だんだんと緊張してきた。
【ユウ? どうかしたのか?】
「い、いや。あ、足を、開いとけばいいんだよなっ」
【ああ。最後まで、手を離さないでいてくれよ。必ず治してみせるから、どうか私にすべてを任せて欲しい】
「お、おう」
スライムに言われるまま、俺は湯船に背中をつけて膝を立てた。
両膝に手をかけて、足を大きく左右に開けば、スライムは俺の前ですでに待機を完了している。
【浅いところから順番に治そうと思うが、それでいいか?】
「ま、任せる。……信じてるから」
【その信頼に応えられるよう努力するよ】
スライムは、くすりと笑ったようだった。
やはり、このスライムは、人間のように様々な感情を持ち合わせているようだ。
会話をすればするほど、すべてを任せてしまいたくなる。
それが正しいことなのか、いまの俺にはわからないけれど。
体をするりと伸ばしたスライムの蛇が、ちんこにくるくると巻き付いてくる。
根本からかり首まで隙間なく、くるりと包み込んだスライムの蛇は、最後に伸び上がった先端を口のようにぱかりと開いた。
ぬらぬらと濡れた触手が、中からあらわれ、先走りに濡れた尿道口に触れる。
まるで、やわらかい舌のような触手にぬちゅりと中和剤を塗り付けられた尿道口から、全身に快感が迸ってがくがくと震えた。
入口を掠めただけなのに、気持ち良くておかしくなりそうだ。
「ひ……っ、ひ、ああああっ」
【ユウ、これから中に入るぞ。足を閉じないように、頑張っていてくれ】
「まっ、ま、あああっ、や、あっ、これっ、これ、むりっ、むりぃっ、あしっ、やっ、とじちゃっ、ん゛ん゛ぅ、ンッ」
【ユウ、大丈夫だ。ユウなら、出来るよ。そこから手を離さないでいてくれ。そう、そのままだ……そのままだよ。ほら、もう入るからな。すぐに終わるぞ。頑張ってくれ】
小指の爪一枚分、触手が尿道の中にぬちゅんと入り込んだ瞬間から、目の前がちかちかとハレーションを起こしはじめていた。
亀頭を撫でられたことなんて比べ物にならないくらい、尿道と触手が擦れあった場所から、ちんこが燃え上がっているかのように熱を帯びた。
尿道の中に入り込んだ触手が、ごくごく浅いところで出入りを繰り返し、やわらかな肉襞をちゅぷっちゅぷっと引っ掻くようにほじくり返してくる。
気持ちいい。
膝に爪を立て、閉じないように必死に押さえながら、スライムに尿道を触手で犯されて啼いた。
浅いところを刺激されているうちに、回復薬で癒された体が、尿意までも回復していたのだと気付かされる。
「あっ、おしっ、あっ、ああっ、おしっこ、でちゃう、やっ、だめっ、でっ、る、ぅうっ、ンンッ」
【そのまま、出せばいいさ。どれだけ出たとしても、全部片付けてあげるから、安心していい】
ちゅぽんっと引き抜かれた触手の後を追いかけてきた小水は、スライムが宣言した通りすべて飲み干された。
「っ、あ、イっ、くぅ、や、ぁ、あ……っ、おしっこで、イくっ、イぐぅう、っ」
まだ治っていない俺の尿道は、それをきっかけにして絶頂し、精液までもスライムの中にぶちまけた。
蛍光ピンクの体を白く濁らせたスライムが、さらにイきそうになっていた俺のちんこに触手を捩じ込んできた。
触手が、さっきよりもかなり太くなっている。
押し開かれた尿道が、つきつきと軋んだ。
「はっ、あ、ぅう、っ、あ、ぐぅっ、やっ、あ゛っ、ふ、ふとぃよぉっ、なんっ、なんでぇ……っ、なんで、いじめるのぉ……っ」
【ああ、すまないな。あまり出し過ぎると、ユウが辛くなるから塞がせてもらったんだ。もう少しだけ我慢していてくれ】
「あっ、ンッ、ご、ごめっ、が、がまっ、んんっ、する、から、っあ、あンンッ」
【すぐに終わるよう、急ぐからな】
枝分かれした触手が、ちゅこちゅこちゅこと先程よりも激しく尿道を行き来する。
太くなった分の痛みはすぐにどこかに消えた。
代わりに、与えられる快楽が倍増している。
少しずつとろみを増していく中和剤を、泡立つほど激しく掻き混ぜられてイきまくった。
「イくっ、イって、イってるっ、あ、またっ、イくっ、あ゛っ、でなっ、あっ、せーえき、せーえき、だしたっ、だしたぃっ、イぐぅう、っ」
触手に塞がれながら犯される尿道を、何度も精液が逆流して、それがまた気持ち良くて頭がおかしくなりそうだった。
どうしていいかわからないはずなのに、俺の体はちんこを差し出すように腰を浮かせ、自分で足を開きながらスライムの触手を受け入れている。
もっと犯してとねだるみたいに。
終わらない凌辱の生け贄となり犯されることを、俺の体は確かに悦んでいた。
オレンジの味がするスライムに舌を絡め、夢中になって吸い付いた。
まるで舌のようにやわらかく、なめらかに動くスライムに口の中を優しく撫でられる。
あまりの気持ちよさに、うっとりと目を閉じれば、相手がスライムだってことを忘れてしまう。
口の中を撫でられ、あふれる唾液は残らず吸われた。
代わりに、あまやかな果汁が口の中に流れ込んでくる。
なんて、気持ちのいいキスなのだろう。
与えられるまま、それをこくりこくりと飲み込めば、だるかった体は楽になり、じわじわと体の奥から熱が生まれはじめた。
その熱にうかされたように、その舌を求めてもっと舌をのばしたところで、
【ユウ、そろそろ治療を始めようか】
と、俺の頭の中に響いたスライムの声で、ふっと現実に引き戻される。
口の中にあるのは、恋人の舌でもなんでもなく、使い魔にしたスライムの一部だということを思い出した。
それでも、するりと取り上げられてしまえば、目は無意識にそれを追ってしまう。
目で追っていたそれは、スライムの本体と合流するとすぐに溶け込んでわからなくなった。
【……ユウ?】
「な、なんでもないっ、そ、それじゃあ、その……はじめてくれるか?」
【ああ。それでは、始めるとしようか】
ぷるりと震えたスライムから、一部分が蛇のように起き上がる。
その体は、亀頭を治した時よりも少し長いように見える。
多分、尿道の奥の奥まで、治さないといけないからだろう。
そう考えたら、体の奥がきゅうっと疼いた気がした。
【ユウ、後ろの壁に背中をつけて、足を開いていてくれるかな? 出来れば、足が閉じてしまわないように、押さえていてくれると助かるよ】
素振りの感覚なのだろうが、スライムの先端がかぱりかぱりと開く度、中に隠されている濡れた触手が目に入る。
ぬらぬらと濡れているのは、きっと中和剤なのだろう。
だが、こうしてみると、まるで未知なる生き物のようでもある。
あれが、いまから俺の中に入ってくるのかと思ったら、だんだんと緊張してきた。
【ユウ? どうかしたのか?】
「い、いや。あ、足を、開いとけばいいんだよなっ」
【ああ。最後まで、手を離さないでいてくれよ。必ず治してみせるから、どうか私にすべてを任せて欲しい】
「お、おう」
スライムに言われるまま、俺は湯船に背中をつけて膝を立てた。
両膝に手をかけて、足を大きく左右に開けば、スライムは俺の前ですでに待機を完了している。
【浅いところから順番に治そうと思うが、それでいいか?】
「ま、任せる。……信じてるから」
【その信頼に応えられるよう努力するよ】
スライムは、くすりと笑ったようだった。
やはり、このスライムは、人間のように様々な感情を持ち合わせているようだ。
会話をすればするほど、すべてを任せてしまいたくなる。
それが正しいことなのか、いまの俺にはわからないけれど。
体をするりと伸ばしたスライムの蛇が、ちんこにくるくると巻き付いてくる。
根本からかり首まで隙間なく、くるりと包み込んだスライムの蛇は、最後に伸び上がった先端を口のようにぱかりと開いた。
ぬらぬらと濡れた触手が、中からあらわれ、先走りに濡れた尿道口に触れる。
まるで、やわらかい舌のような触手にぬちゅりと中和剤を塗り付けられた尿道口から、全身に快感が迸ってがくがくと震えた。
入口を掠めただけなのに、気持ち良くておかしくなりそうだ。
「ひ……っ、ひ、ああああっ」
【ユウ、これから中に入るぞ。足を閉じないように、頑張っていてくれ】
「まっ、ま、あああっ、や、あっ、これっ、これ、むりっ、むりぃっ、あしっ、やっ、とじちゃっ、ん゛ん゛ぅ、ンッ」
【ユウ、大丈夫だ。ユウなら、出来るよ。そこから手を離さないでいてくれ。そう、そのままだ……そのままだよ。ほら、もう入るからな。すぐに終わるぞ。頑張ってくれ】
小指の爪一枚分、触手が尿道の中にぬちゅんと入り込んだ瞬間から、目の前がちかちかとハレーションを起こしはじめていた。
亀頭を撫でられたことなんて比べ物にならないくらい、尿道と触手が擦れあった場所から、ちんこが燃え上がっているかのように熱を帯びた。
尿道の中に入り込んだ触手が、ごくごく浅いところで出入りを繰り返し、やわらかな肉襞をちゅぷっちゅぷっと引っ掻くようにほじくり返してくる。
気持ちいい。
膝に爪を立て、閉じないように必死に押さえながら、スライムに尿道を触手で犯されて啼いた。
浅いところを刺激されているうちに、回復薬で癒された体が、尿意までも回復していたのだと気付かされる。
「あっ、おしっ、あっ、ああっ、おしっこ、でちゃう、やっ、だめっ、でっ、る、ぅうっ、ンンッ」
【そのまま、出せばいいさ。どれだけ出たとしても、全部片付けてあげるから、安心していい】
ちゅぽんっと引き抜かれた触手の後を追いかけてきた小水は、スライムが宣言した通りすべて飲み干された。
「っ、あ、イっ、くぅ、や、ぁ、あ……っ、おしっこで、イくっ、イぐぅう、っ」
まだ治っていない俺の尿道は、それをきっかけにして絶頂し、精液までもスライムの中にぶちまけた。
蛍光ピンクの体を白く濁らせたスライムが、さらにイきそうになっていた俺のちんこに触手を捩じ込んできた。
触手が、さっきよりもかなり太くなっている。
押し開かれた尿道が、つきつきと軋んだ。
「はっ、あ、ぅう、っ、あ、ぐぅっ、やっ、あ゛っ、ふ、ふとぃよぉっ、なんっ、なんでぇ……っ、なんで、いじめるのぉ……っ」
【ああ、すまないな。あまり出し過ぎると、ユウが辛くなるから塞がせてもらったんだ。もう少しだけ我慢していてくれ】
「あっ、ンッ、ご、ごめっ、が、がまっ、んんっ、する、から、っあ、あンンッ」
【すぐに終わるよう、急ぐからな】
枝分かれした触手が、ちゅこちゅこちゅこと先程よりも激しく尿道を行き来する。
太くなった分の痛みはすぐにどこかに消えた。
代わりに、与えられる快楽が倍増している。
少しずつとろみを増していく中和剤を、泡立つほど激しく掻き混ぜられてイきまくった。
「イくっ、イって、イってるっ、あ、またっ、イくっ、あ゛っ、でなっ、あっ、せーえき、せーえき、だしたっ、だしたぃっ、イぐぅう、っ」
触手に塞がれながら犯される尿道を、何度も精液が逆流して、それがまた気持ち良くて頭がおかしくなりそうだった。
どうしていいかわからないはずなのに、俺の体はちんこを差し出すように腰を浮かせ、自分で足を開きながらスライムの触手を受け入れている。
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