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10、スライムからの提案
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【……もっと穏便にするつもりだったんだ】
にゅぐっにゅぐっと俺の尿道を犯しながら、スライムがどこか悲しげな声を出す。
人の指と変わらないくらいの太さになったスライムが、俺の目の前でちんこの中を行ったり来たりしている。
俺の体はとっくに限界で、もし口にスライムを咥えさせられていなかったとしても、俺は何も出来なかっただろう。
ただただ、ぼんやりと犯されるちんこを、見つめることしか出来なかった。
【それにしても、こんなにもたっぷりと塗り付けているのに、効果が出ないのか? ……おかしい。何故だ。何故、ユウは正気に戻らない……? まさか、私の中和剤が効かないというのか?】
まんじゅう型からぶわりと広がったスライムは、俺の下に入り込んで体を持ち上げる。
それから、空だった湯船の中にゆっくりと降ろすと、俺の手足を周囲の壁にはりつけていく。
手首や足首など、僅かな部分を押さえられただけなのに、俺の体は全く動けなってしまった。
たぶん、そんなことをしなくても、俺には逃げ出す力なんて残っていなかったと思うけれど。
【……いや、泣き言を言っている場合ではないな。必ず、治してみせよう。……ふむ。もしかしたら、私の体液がユウの中で変質してしまったのかもしれないな。だから、中和剤を塗っても効果がないのかもしれない……原因はわからないが、出来ることはなんでもしよう。中を一度、洗い流してみるか】
きゅっと蛇口をひねる音と共に、ちんこに突き刺さったスライムの中を無数の気泡が通り過ぎた。
じゃばばばっと勢い良く送り込まれた水に、膀胱を直接洗われて、体が激しく跳ね上がる。
それは、快感を与えようとするものではなかった。
体の内側を削ぎ落とそうとするように、水流が膀胱の中で渦を巻いている。
スライムが、感度が上がっていると言っていたが、全身に電気を流し続けられているかのようで、刺激が強すぎて何が起きているのか正しく認識出来ない。
叫ぼうとする口は塞がれていて、悲鳴も上げられないまま、膨れ続ける膀胱に暴れまくった。
【大丈夫。破裂なんてさせたりしない】
いつの間にか二股に分かれたスライムの一方から、じゃばじゃばと水がこぼれ落ちていく。
もし、膀胱が破裂しなかったのだとしても、元に戻れるとは思えなかった。
【ユウ、いまの君が選べる道は二つだけだ。大人しく私に協力するか、あくまでも抵抗を続けるか。どちらを選んでも、君のことは私が責任を持ってなんとかするつもりだがね。好きな方を選ぶといい】
洗われて、洗われて、いつ終わったのか、わからない。
すっかり息も絶え絶えになってしまった俺に、スライムが話しかけてくる。
突き付けられた選択肢に、ぼんやりした頭ではついていけない。
頭の芯がじんと痺れてしまったみたいにぼんやりしてしまって、思考がまとまってくれなかった。
【ああ、申し訳ないけれど、これから少し精気をいただくよ。中和剤を生成するためには、精気が必要になるからね。出来ればこのまま身を任せていてくれ。ついでに、ユウの気持ちいいところを確認させてもらうつもりだが、それほど負担にならないようにするよ】
爪先から、ゆっくりとスライムに飲み込まれていく。
時々、スライムの触れたところから、ぞわぞわと悪寒のようなものが背筋を駆け上がってきて、自分でも知らなかった性感帯に気付かされた。
【協力してくれるのなら、塞がせてもらっている口を解放してあげてもいい。この中和剤がどの程度効いているのか、そろそろ確認もしたいからね。ただし、先程のように契約についての話をしようとするのなら容赦しないよ。君を……そうだな、口の中を擦られてイける体に作り変えてしまおうか。ああ、怖がらなくても大丈夫だよ。例え、まともな思考が出来なくなったとしても、私は決して君を捨てたりしないからね。試してみたければ、試してくれて構わない。私は、出来ないことは言わない主義だ、ということは覚えていてくれるかな。くれぐれも、きちんと覚悟を決めてから答えてくれると助かるよ。私は、ユウの出す答えに従おうと思っている。契約のこと以外はね】
話している間にも、スライムは指の隙間を通り抜け、脛をゆっくりと這い上がり、膝を越えて内腿へと降りてくる。
ぞわぞわと反応した場所は、的確に押さえられ、それぞれに取り付いたスライムが同時に刺激を与えられた。
まるで弱いところを一度に舐められているような感覚に襲われ、ぐったりと項垂れていたちんこも起き上がりひくひくと震えはじめる。
【どうしても、協力をしたくないというのならそれでも構わないよ。このまま、手探りで治療を続けるだけだからね。その場合、正確なことがわからないから、少しやりすぎてしまうかもしれないけれどね。しかし、協力してもらえないのだから私がやりすぎてしまっても、仕方がないことだと思ってくれるだろう? 私は君を治してあげられさえすれば、それでいいからね。……さて、君は、どうしたいかな……?】
にゅぐっにゅぐっと俺の尿道を犯しながら、スライムがどこか悲しげな声を出す。
人の指と変わらないくらいの太さになったスライムが、俺の目の前でちんこの中を行ったり来たりしている。
俺の体はとっくに限界で、もし口にスライムを咥えさせられていなかったとしても、俺は何も出来なかっただろう。
ただただ、ぼんやりと犯されるちんこを、見つめることしか出来なかった。
【それにしても、こんなにもたっぷりと塗り付けているのに、効果が出ないのか? ……おかしい。何故だ。何故、ユウは正気に戻らない……? まさか、私の中和剤が効かないというのか?】
まんじゅう型からぶわりと広がったスライムは、俺の下に入り込んで体を持ち上げる。
それから、空だった湯船の中にゆっくりと降ろすと、俺の手足を周囲の壁にはりつけていく。
手首や足首など、僅かな部分を押さえられただけなのに、俺の体は全く動けなってしまった。
たぶん、そんなことをしなくても、俺には逃げ出す力なんて残っていなかったと思うけれど。
【……いや、泣き言を言っている場合ではないな。必ず、治してみせよう。……ふむ。もしかしたら、私の体液がユウの中で変質してしまったのかもしれないな。だから、中和剤を塗っても効果がないのかもしれない……原因はわからないが、出来ることはなんでもしよう。中を一度、洗い流してみるか】
きゅっと蛇口をひねる音と共に、ちんこに突き刺さったスライムの中を無数の気泡が通り過ぎた。
じゃばばばっと勢い良く送り込まれた水に、膀胱を直接洗われて、体が激しく跳ね上がる。
それは、快感を与えようとするものではなかった。
体の内側を削ぎ落とそうとするように、水流が膀胱の中で渦を巻いている。
スライムが、感度が上がっていると言っていたが、全身に電気を流し続けられているかのようで、刺激が強すぎて何が起きているのか正しく認識出来ない。
叫ぼうとする口は塞がれていて、悲鳴も上げられないまま、膨れ続ける膀胱に暴れまくった。
【大丈夫。破裂なんてさせたりしない】
いつの間にか二股に分かれたスライムの一方から、じゃばじゃばと水がこぼれ落ちていく。
もし、膀胱が破裂しなかったのだとしても、元に戻れるとは思えなかった。
【ユウ、いまの君が選べる道は二つだけだ。大人しく私に協力するか、あくまでも抵抗を続けるか。どちらを選んでも、君のことは私が責任を持ってなんとかするつもりだがね。好きな方を選ぶといい】
洗われて、洗われて、いつ終わったのか、わからない。
すっかり息も絶え絶えになってしまった俺に、スライムが話しかけてくる。
突き付けられた選択肢に、ぼんやりした頭ではついていけない。
頭の芯がじんと痺れてしまったみたいにぼんやりしてしまって、思考がまとまってくれなかった。
【ああ、申し訳ないけれど、これから少し精気をいただくよ。中和剤を生成するためには、精気が必要になるからね。出来ればこのまま身を任せていてくれ。ついでに、ユウの気持ちいいところを確認させてもらうつもりだが、それほど負担にならないようにするよ】
爪先から、ゆっくりとスライムに飲み込まれていく。
時々、スライムの触れたところから、ぞわぞわと悪寒のようなものが背筋を駆け上がってきて、自分でも知らなかった性感帯に気付かされた。
【協力してくれるのなら、塞がせてもらっている口を解放してあげてもいい。この中和剤がどの程度効いているのか、そろそろ確認もしたいからね。ただし、先程のように契約についての話をしようとするのなら容赦しないよ。君を……そうだな、口の中を擦られてイける体に作り変えてしまおうか。ああ、怖がらなくても大丈夫だよ。例え、まともな思考が出来なくなったとしても、私は決して君を捨てたりしないからね。試してみたければ、試してくれて構わない。私は、出来ないことは言わない主義だ、ということは覚えていてくれるかな。くれぐれも、きちんと覚悟を決めてから答えてくれると助かるよ。私は、ユウの出す答えに従おうと思っている。契約のこと以外はね】
話している間にも、スライムは指の隙間を通り抜け、脛をゆっくりと這い上がり、膝を越えて内腿へと降りてくる。
ぞわぞわと反応した場所は、的確に押さえられ、それぞれに取り付いたスライムが同時に刺激を与えられた。
まるで弱いところを一度に舐められているような感覚に襲われ、ぐったりと項垂れていたちんこも起き上がりひくひくと震えはじめる。
【どうしても、協力をしたくないというのならそれでも構わないよ。このまま、手探りで治療を続けるだけだからね。その場合、正確なことがわからないから、少しやりすぎてしまうかもしれないけれどね。しかし、協力してもらえないのだから私がやりすぎてしまっても、仕方がないことだと思ってくれるだろう? 私は君を治してあげられさえすれば、それでいいからね。……さて、君は、どうしたいかな……?】
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