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53、抱擁
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「ふ、ぁ……ぁ、ああぁ……ッッ」
胸がぎゅうっと締め付けられるみたいに切なくて、体中が性器になってしまったように気持ちよかった。
「初めてなのにちゃんとイけるなんて、やっぱり淫魔はえっちで可愛いな」
仰け反っていた体を抱き寄せられ、嬉しそうに微笑んだ男に唇を塞がれた。
甘く蕩けるような精気が、ジュールの中を満たしていく。
こんなに美味しい精気は初めてで、ジュールは男の口の中に一生懸命舌を差し込んでねだった。
男はジュールの舌をしゃぶりながら優しく噛んだり、強く吸ってみたりとさらに気持ちよくしてくれた。
男の陰茎は、ジュールの奥深くに埋め込まれたままで、びくびくと体を震わせながら突き抜けた穴を優しく拡げ続けている。
「ん……っ、んんぅ……っ、んぁ……っ、はぁ、っ、あっ、あぁ……っ」
蕩けるように熱くて、奥の穴を突き抜けたことを主張し続ける太さが、たまらなく気持ちいい。
ジュールの体が、ゆっくりと男のために作り変えられていく。
そのことが嬉しくてたまらない。
「そろそろ、動いてもいいか? あんたのこと、もっと気持ちよくしてやりたい」
「ぁ、ああ……ぁ……っ、お、おれも……っ、おれも、きもち、よく……ぅっ」
「ああ、気持ちよくしてやる」
「ち、ちが……あぁッ、やっ、あっ、ああっ、するぅっ、おれもっ、ああっ、するのぉっ、それ、それぇ……っ」
「ああ、ここが好きなんだな。俺のチンポで、たっぷり可愛がってやるよ」
優しく抱きしめられながら、根本まで入り込んだ陰茎の先で、腹の奥をくちゅくちゅとかき混ぜられる。
大きく膨らんだ頭が、ジュールの奥の穴に、しっかりと拡げられる気持ちよさを教え込んでいく。
「あっ、ああっ、くぅうぅッ、ンンッ、ひぁッ、あ、は……ぁッ」
「あぁ、あんたのナカは、すごく甘えるのが上手だな。チンポが気持ちよくて、蕩けそうだ」
男はゆられる度に甘く啼くジュールの頭を優しく撫でながら、甘やかな微笑みと優しい言葉で褒めてくれる。
陰茎を深く飲み込んだジュールの体は、初めて入ってきた男に甘えるように絡みつき、もっともっととねだるようにはしたなくうねっていた。
男は、それがよいと褒めてくれる。
昔のジュールには、決して与えられなかったものを、この男は当たり前のように与えてくれる。
それが、嬉しくてたまらない。
「んっ、んんっ、きもち、いい、です……? おれの、なか、すきぃ……っ?」
ジュールをゆらす男にしっかりと抱きついて、そっと耳元で囁いた。
快感に潤んだ吐息が、その囁きまで甘く蕩けさせている。
かぷかぷと男の耳たぶに噛みつきながら、ジュールは男の答えを待った。
「もちろん、あんたのナカは最高に気持ちいいぞ。ずっと、こうして繋がっててもいいくらいにな。それより、あんたの方はどうなんだ? ここは、痛くないのか?」
「あッ、ふぁ、ああッッ」
男が体をゆらしながら、陰茎の先で優しくかき混ぜ続けているジュールの腹を撫でた。
それだけで、ジュールの体は軽い絶頂へと押し上げられ、ぞくぞくと震えながら男の陰茎を締め付ける。
「そこ、だめぇ……っ」
「ん、ふ……っ、何が、ダメなんだ? ああ、気持ちよすぎるんだな?」
「やっ、あっ、ああっ、そ、そうっ、そうなのっ、やぁっ、きもちよくて、いくっ、おなかっ、おなか、イっちゃ、ああっ、だめぇっ、おなかっ、イっちゃうぅ……っ」
小さな子どもをあやすように、優しく優しく体をゆすりながら、男はジュールと深く繋がる奥を絶え間なく犯し続けている。
ぐっぐっと腹を優しく押されるだけで、ジュールの体は簡単に絶頂させられてしまう。
「たくさんイって、もっと気持ちよくなるんだ。俺のことを忘れないように、しっかり体で覚えてくれ」
「んっ、ンンッ、わ、わすれなっ、ないのっ、もっと……もっと、きもち、よく、なったら、もっと、おぼえられるぅ……?」
「そうだ。もっと、もっと気持ちよくなったらだぞ。まだ気持ちよくなれるところがあるよな。あんたも、知ってるだろ? ほら、自分の指で、摘まんで。俺の代わりにたっぷりいじめてあげてくれ。俺も、もっと気持ちよくしてやるからな」
囁かれるまま、ジュールは震える指で自分の乳首を優しく摘まんだ。
指と指の間に挟まった乳首を、押し潰すようにこりこりといじめてやると、たまらなく気持ちいい快楽を連れてくる。
「もっと強く摘まめよ。絶対離さないように」
「はなしちゃ、だめ……?」
「そうだ。俺がいいって言うまで、ずっと摘まんでろ」
低く囁かれて、ぞくぞくと震えながらジュールは乳首を強く押し潰した。
ふたつの乳首を押し潰したのと同時に、ジュールの体が大きく震えて絶頂する。
「いい子だな。いい子には、ご褒美をたっぷりやるぞ」
男は絶頂に仰け反った体をしっかり抱き締めると、力強い腰使いでジュールの奥を突き上げはじめた。
拡げられることに慣れた奥の穴はやわらかくほぐれ、男の陰茎がジュールの尻穴を全部擦るように抜き差しを繰り返してもしっかりと受け止めている。
奥の穴をぐぽぐぽと犯されながら、腹からずらされた男の手に尻尾を扱かれ、ジュールは自分の乳首を押し潰したまま、狂ったように肉襞を震わせてイき続けた。
「……可愛い。早く、俺だけのものにしたいよ」
胸がぎゅうっと締め付けられるみたいに切なくて、体中が性器になってしまったように気持ちよかった。
「初めてなのにちゃんとイけるなんて、やっぱり淫魔はえっちで可愛いな」
仰け反っていた体を抱き寄せられ、嬉しそうに微笑んだ男に唇を塞がれた。
甘く蕩けるような精気が、ジュールの中を満たしていく。
こんなに美味しい精気は初めてで、ジュールは男の口の中に一生懸命舌を差し込んでねだった。
男はジュールの舌をしゃぶりながら優しく噛んだり、強く吸ってみたりとさらに気持ちよくしてくれた。
男の陰茎は、ジュールの奥深くに埋め込まれたままで、びくびくと体を震わせながら突き抜けた穴を優しく拡げ続けている。
「ん……っ、んんぅ……っ、んぁ……っ、はぁ、っ、あっ、あぁ……っ」
蕩けるように熱くて、奥の穴を突き抜けたことを主張し続ける太さが、たまらなく気持ちいい。
ジュールの体が、ゆっくりと男のために作り変えられていく。
そのことが嬉しくてたまらない。
「そろそろ、動いてもいいか? あんたのこと、もっと気持ちよくしてやりたい」
「ぁ、ああ……ぁ……っ、お、おれも……っ、おれも、きもち、よく……ぅっ」
「ああ、気持ちよくしてやる」
「ち、ちが……あぁッ、やっ、あっ、ああっ、するぅっ、おれもっ、ああっ、するのぉっ、それ、それぇ……っ」
「ああ、ここが好きなんだな。俺のチンポで、たっぷり可愛がってやるよ」
優しく抱きしめられながら、根本まで入り込んだ陰茎の先で、腹の奥をくちゅくちゅとかき混ぜられる。
大きく膨らんだ頭が、ジュールの奥の穴に、しっかりと拡げられる気持ちよさを教え込んでいく。
「あっ、ああっ、くぅうぅッ、ンンッ、ひぁッ、あ、は……ぁッ」
「あぁ、あんたのナカは、すごく甘えるのが上手だな。チンポが気持ちよくて、蕩けそうだ」
男はゆられる度に甘く啼くジュールの頭を優しく撫でながら、甘やかな微笑みと優しい言葉で褒めてくれる。
陰茎を深く飲み込んだジュールの体は、初めて入ってきた男に甘えるように絡みつき、もっともっととねだるようにはしたなくうねっていた。
男は、それがよいと褒めてくれる。
昔のジュールには、決して与えられなかったものを、この男は当たり前のように与えてくれる。
それが、嬉しくてたまらない。
「んっ、んんっ、きもち、いい、です……? おれの、なか、すきぃ……っ?」
ジュールをゆらす男にしっかりと抱きついて、そっと耳元で囁いた。
快感に潤んだ吐息が、その囁きまで甘く蕩けさせている。
かぷかぷと男の耳たぶに噛みつきながら、ジュールは男の答えを待った。
「もちろん、あんたのナカは最高に気持ちいいぞ。ずっと、こうして繋がっててもいいくらいにな。それより、あんたの方はどうなんだ? ここは、痛くないのか?」
「あッ、ふぁ、ああッッ」
男が体をゆらしながら、陰茎の先で優しくかき混ぜ続けているジュールの腹を撫でた。
それだけで、ジュールの体は軽い絶頂へと押し上げられ、ぞくぞくと震えながら男の陰茎を締め付ける。
「そこ、だめぇ……っ」
「ん、ふ……っ、何が、ダメなんだ? ああ、気持ちよすぎるんだな?」
「やっ、あっ、ああっ、そ、そうっ、そうなのっ、やぁっ、きもちよくて、いくっ、おなかっ、おなか、イっちゃ、ああっ、だめぇっ、おなかっ、イっちゃうぅ……っ」
小さな子どもをあやすように、優しく優しく体をゆすりながら、男はジュールと深く繋がる奥を絶え間なく犯し続けている。
ぐっぐっと腹を優しく押されるだけで、ジュールの体は簡単に絶頂させられてしまう。
「たくさんイって、もっと気持ちよくなるんだ。俺のことを忘れないように、しっかり体で覚えてくれ」
「んっ、ンンッ、わ、わすれなっ、ないのっ、もっと……もっと、きもち、よく、なったら、もっと、おぼえられるぅ……?」
「そうだ。もっと、もっと気持ちよくなったらだぞ。まだ気持ちよくなれるところがあるよな。あんたも、知ってるだろ? ほら、自分の指で、摘まんで。俺の代わりにたっぷりいじめてあげてくれ。俺も、もっと気持ちよくしてやるからな」
囁かれるまま、ジュールは震える指で自分の乳首を優しく摘まんだ。
指と指の間に挟まった乳首を、押し潰すようにこりこりといじめてやると、たまらなく気持ちいい快楽を連れてくる。
「もっと強く摘まめよ。絶対離さないように」
「はなしちゃ、だめ……?」
「そうだ。俺がいいって言うまで、ずっと摘まんでろ」
低く囁かれて、ぞくぞくと震えながらジュールは乳首を強く押し潰した。
ふたつの乳首を押し潰したのと同時に、ジュールの体が大きく震えて絶頂する。
「いい子だな。いい子には、ご褒美をたっぷりやるぞ」
男は絶頂に仰け反った体をしっかり抱き締めると、力強い腰使いでジュールの奥を突き上げはじめた。
拡げられることに慣れた奥の穴はやわらかくほぐれ、男の陰茎がジュールの尻穴を全部擦るように抜き差しを繰り返してもしっかりと受け止めている。
奥の穴をぐぽぐぽと犯されながら、腹からずらされた男の手に尻尾を扱かれ、ジュールは自分の乳首を押し潰したまま、狂ったように肉襞を震わせてイき続けた。
「……可愛い。早く、俺だけのものにしたいよ」
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おおぉ。ジュールちゃん可愛いぃ💕とろっとろだー💕蕩けててもちゃんと気持ちよくするために頑張るところが健気✨攻めの愛情深さがジュールちゃんの凝り固まった哀しい記憶から解き放ってくれるはず😭未挿入なのに愛情たっぷりもらっていることが嬉しい。沢山食べて?幸せになーれ🍀