壁穴屋

ディレーテの街

ディレーテの街 ５０

「ん゛ん゛っ、さぁ、つぎは、ぁッッ、あ゛ひぃい゛い゛っ、な゛ん゛っ、れ゛ぇえ゛え゛ッッ、ん゛ぁあ゛あ゛あ゛っっ」

山羊のちんぽから、次のちんぽに移動しようとしたら、奥の穴から抜こうとした瞬間、腰ががくがくと勝手に震えて絶頂していた。
ほんの少し動いただけで、体の中から蕩けるような快感の波が押し寄せてくる。
堪え切れず、キマイラの腹に倒れこみ、荒れ狂う快感に全身を震わせた。
痙攣する体が、奥の穴まで突き抜けた山羊のちんぽに、勝手に肉襞を擦り付けている。
止めたいと思うのに、絶頂し続けている体は自由にならない。

「あ゛ぅう゛う゛う゛ぅう゛う゛ぅっっ」

悲鳴を上げ続ける口から、よだれが止まらなかった。
キマイラの腹毛にしがみつき、小刻みに体を震える体でイき続ける。
倒れこんだ先にはちんぽの群れがあり、自分の体でちんぽをそこに押し付けながら、揉みくちゃにされ、ミルクも小便も情けなく漏らしてイく。
俺にはもう、キマイラを気持ちよくさせる余裕なんてどこにもないのに、終わらない絶頂が止まることすら許してくれない。
キマイラにしがみついているはずなのに、体の震えはいつまでたってもおさまらない。
けれど、理性を失ったキマイラは、そんなことは関係ないとばかりに動き続ける。
不満そうに唸りながら、自分から山羊のちんぽにケツ穴を擦り付けてイき続けている俺を、キマイラはがむしゃらに突き上げてくる。
ぎこちなくて可愛いなどど、口が裂けても言えないほど激しく荒々しい、暴力のような腰使い。
奥まで届く長いちんぽに体の中から激しく責められ、倒れた体とちんぽの群れに小便穴ゆるゆるのちんぽが潰され揉みくちゃにされていく。

「ひっ、ひぃンッッ、あ゛っ、あ゛あ゛っ、ひぃっ、ん゛ぎッ、ゆ゛っ、ゆ゛る゛ぢれっ、ゆ゛る゛ぢれ゛ぇえ゛え゛ッッ、や゛っ、や゛ぁあ゛あ゛っっ、どま゛っれ゛、どま゛っれ゛ぇえ゛え゛ンンッ、や゛っ、や゛ら゛っ、とげる゛っ、ひっ、ひぃっ、とげぢゃう゛ぅっ、けぢゅがら゛、とげる゛ぅぅう゛う゛ぅん゛ん゛っ」

がつがつがつと突き上げられ、本当にケツから蕩けてしまうのではないかと思うほど、気持ちよくて仕方がない。
恐ろしいことに、これだけ激しく突き上げられているのに、感じるはずの痛みは皆無だった。
その代わり、受け止めきれないほどの快感だけが、無限にどこまでも膨らんでいく。
こんなの、普通ならありえない。
また硬くなった山羊のちんぽで、腹の奥をがんがん突かれ、やってくるのはがくがくがくがく声も出せないほどの大絶頂。
唸るキマイラの突き上げに体を跳ねさせる。

「あ゛……っ、……ひ、っ…………ッッ」

口から細切れになった悲鳴が押し出され、ちんぽからは白濁としたミルクが漏れる。
そうして、山羊のミルクをおかわりさせられ、痙攣する体でそのミルクの効果を思い出していた。
感覚の増強と痛覚の鈍化。
相反するふたつの効果に思えるが、感覚を強化するか減少させるかの違いに過ぎない。
それらを、先程までのキマイラは適切に使用していた。
だが、いまのキマイラには、それが適切かどうかを判断する理性がない。
それ故に、中に出されたミルクの効果は、恐ろしく極端なものになっているのだ。
気持ちよさげな山羊の頭を、獅子と竜が責め立てる。
口枷のせいで噛みついたりはできないが、ごつごつと頭をぶつけたり、威嚇するように唸り続けている。

「ま……っへ、けんかは、らめら……からぁンンッ」

いまだにイき続けているような気のする体を引きずって、獅子と竜のあごの下を撫でてやる。
不満そうに唸っていたふたつの頭が、少しずつ機嫌を直していくのが嬉しい。
ようやく、ケツ穴からずるずると出ていた山羊のちんぽが抜けきり、口枷をはめられた顔にたどりついた。

「やぎしゃんの、ばんは、おひまい。ちゅぎは、しししゃんらよ。りゅーしゃんは、おれのおまんこが、ひろがるまで、まっへね？　おれのおまんこ、ちっちゃくなっちゃっらから」

山羊のミルク二回分のおかげだろうか、俺の言葉に耳を傾けてくれるくらいには、理性が回復していているようだった。
もちろん、媚薬のせいで、ちんぽはがちがちのままだけれど。

「じゅんばんに、ひようね？」

口枷ごしではあるけれど、三頭と口付けを交わしていく。
気合いを入れて、体を起こした。
ふらふらと膝立ちになる俺を、三対の瞳がじっと見ている。

「んっ、やらひぃ、め」

散々ぶちまけて、ぬるぬるのちんぽの群れから、とげとげとした獅子のちんぽを選び出す。
膝立ち程度では跨げそうにないたくましいちんぽの先端を持ったまま、さらによろよろと立ち上がる。
そそりたつ獅子のちんぽの上で、自分のケツ穴に指を二本飲み込ませたら、準備は完了だ。
指が入っただけのケツ穴が、それだけで気持ちよくなれてしまう。

「ん゛……ぁ、みてぇ……っ、ん゛っ、ん゛ぅっ、れるぅ……っ、れちゃぅうう……っ」

ぐぱりと開いたケツ穴から、だらだらと山羊のミルクがこぼれ落ちる。
俺のとは比べ物にならないほど白いミルクが、獅子のちんぽを濡らしていく。
ぢゅくぢゅくとケツ穴を掻きまわして、肉襞を狂わせる毒のようなミルクを取り出す。
獅子のちんぽにかけたのは、敏感になればすぐにイくだろうと思ったからだ。

けれど、それはすべてにおいての悪手になった。