壁穴屋

うしお

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ディレーテの街

ディレーテの街 46

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組み立てられたちんぽは、奥の奥まで捩じ込まれていった。
キマイラのちんぽが入れなかった突き当たりに、一度太い針のような先端が突き刺さったくらい、奥の奥まで。
ケツ穴よりも狭い奥の穴を、あのかえしが通りすぎるときには、あまりの痛みと拡げられる快楽に小便を漏らしながらイってしまった。
あまりにもあっけなくした絶頂に、スタッフはあきれながらもそのままぐいぐいと蔓ちんぽを押し込み、俺のケツ穴に網目の玉をしっかりと咥えこませた。
気が付けば、長大な蔓ちんぽに腹の奥まで貫かれ、網目玉にケツ穴を開きっぱなしにされていた。
俺のしこりには、太い蔓によってキマイラの卵がずっと押し付けられていて、逃げ場のない快感にメスイキが止まらない。
絶頂にひくつくケツ穴は、網目玉に拡げられたそこから呼吸をしているようで、肉襞がすうすうするのがおぞましく気持ちよくてたまらなかった。
スタッフは、蔦ちんぽが奥まで入ったのを念入りに確認すると、ケツ穴が網目玉をそれ以上飲み込まないように固定した。

「よし、次だ。さっさと洗っちゃうよ」

どうやって、と思うより早く、蔦ちんぽからじょぼじょぼと、あたたかいものが注ぎ込まれていた。

「ん゛ひぃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッッ」

まるで、肉襞に熱した鉄を押し当てられているようだった。
小さな襞のひとつひとつが、ぢりぢりと焼けるような痛みに蕩かされていく。

「ほんとうは、この子のごはんにする馬のお腹の中を洗うためのものなんだけど、手っ取り早く洗えていいでしょう? すっごく細かい泡が出るように作られてて、洗剤とか使わなくてもしっかり汚れを落としてあげられるんだよ」

しゅわしゅわと泡立つぬるま湯が、腹の中に注ぎ込まれ、奥から順に満たされていく。
まるで、腹の中に嵐を詰め込まれてしまったようで、荒れ狂う快楽の渦に絶頂の波が止まらない。
寄せて、寄せて、寄せて。
返すことなく大きくなり続ける絶頂の波に、拘束された体を限界まで仰け反らせながらイき続ける。

「生きてる人に初めて使ったけど、気持ちよさそーだね、おにーさん。キレイになるまでずっとずっと洗ってあげるから、いまは好きなだけイってていいよ」

その言葉通り、ケツ穴にはめられた網目玉から注ぎ込まれたぬるま湯が、いっぱいになった奥から滝のようにあふれ出しても、洗浄のためだからと注がれ続けた。
しこりと蔓に挟まれた卵は、蔓の中をぬるま湯が駆け抜ける振動で震え続け、押し当てられたしこりを激しく責め立てた。
肉襞を発泡するぬるま湯に焼かれながら、震える卵でイかされ続ける。
やっぱり、キマイラは産まれる前からメス泣かせが上手すぎる。
声にならない悲鳴をあげながら、新しい快楽に溺れていく。

「あっ、ちょっと」

べろりと顔を舐められた。
イき過ぎてあふれた涙で歪む視界に、大きな獅子の顔が入り込む。
獅子はあふれる涙とよだれを舐めとり、口枷のはめられた唇をなぞりあげる。

「まあ、入れなければ好きにしてていーよ。その人は、お前のお嫁さんなんだしね。……そんなに心配しなくても、その人はお前との交尾をキライになったりしてないと思うけどねー」

不満げにぐるぐると喉を鳴らしたキマイラは、拘束していた大蛇からスタッフを解放する。
すぐにふたつの乳首に舌が這わされた。
ぬろぬろくりくりと器用に動く舌先が、硬く立ち上がっていた乳首を責め立てる。
山羊と竜が、器用に乳首を咥えこんで舐めまわしていた。
かしかしと前歯で甘く噛まれて、ちろちろと先端をくすぐられるとたまらない。
思わず、腹の上でぐったりとしていたちんぽが、とろっとミルクをあふれさせた。
小便穴を犯され過ぎて、すっかり俺のちんぽはメス穴になってしまったらしい。
ミルクを飛ばせるほどの力もなく、だらだらと漏らすことしかできないようだった。
そんな俺のちんぽを、獅子のざらざらした舌が、金玉の下からちんぽの先までぞりりんっと一気に舐めあげた。

「ふぐぅう゛う゛う゛う゛う゛う゛ッッ」

イき過ぎて勢いのないミルクがあふれる。
とろっとろっとちんぽが漏らすミルクを、あますところなく幅広の舌でざりんざりんと舐め取られ、ちんぽの先が蕩けるような絶頂に悲鳴をあげる。

「ふう゛っ、ふひぃッ、い゛ッッ、い゛う゛う゛う゛ッッ」

腹の中を洗われながら、キマイラに舐めまわされて絶頂し続けていると、気持ちよすぎて何もかもを忘れてしまいそうになる。

「さて、そろそろ大丈夫かな。お嫁さんへのアピールはそのへんにしておいて。そろそろほんとうに産んでもらわないと、大変なことになっちゃうからね」

だが、スタッフがやってきて俺を舐めまわすキマイラを止め、蔓から出るぬるま湯も止めてしまう。
びちゃびちゃと中に残っていたお湯を漏らしながら、しこりを押し潰す卵におまけのようにイかされる。
中を洗われている間に、卵がさらにひとまわりくらい大きくなっている気がする。
押し潰されるしこりに食い込む卵の圧がひどい。
すぐにケツ穴から網目玉と蔓ちんぽが、ずるずると引き抜かれ、奥に残っていたお湯も全部こぼれていった。

「それじゃあ、ボクが卵を引っぱるから、おにーさんはがんばっていきんでね」

スタッフが言った、卵を引っぱるは、そのままの意味だった。
ねっとりとした薬に包まれた腕が、卵を咥えたケツ穴へとねじこまれてくる。
濡れた手が、卵を撫でまわし、肉襞をねっとりと濡らしていく。
俺はといえば、いきみ方などわかるわけもなく、ただただなすがまま腕を突っ込まれ、あげそうになる悲鳴をこらえるだけだ。

「ちょっと、引っぱってみるね」

スタッフはそういうと、卵の向こうまで指をのばして引っかけた。
そのまま卵をぐぐっと引き寄せたようだが、しこりにめり込んだ卵は動かなかった。

「がっちりくい込んじゃってるね。やっぱり片手じゃムリかな? もう一本入れて、引っぱってみるね」

すでに腕を一本咥えさせられている俺のケツ穴に、同じように濡れた腕が捩じ込まれてくる。
捩じ込まれた二本目の腕によって、めりめりと拡げられるケツ穴が、スタッフが中で卵を抱えようとするとさらに大きく拡げられた。
ぐぷぐぷぐぽぐぽっと腹の中で暴れまわる腕に悲鳴をあげる。

「なかなかっ、これはっ、せまくて、つかみ、にくいね。んっ、でも、このへんっ、まで、いけば……っ、ちょっと、仕切り直すよ」

散々中で暴れていた腕をずるんっと引き抜かれ、いつの間にか強ばっていた体がゆっくりと弛緩していく。
気付かぬうちに、ずいぶんと力んでしまっていたようだった。
口枷を咥えたまま、荒々しく呼吸を繰り返し、仕切り直すと言ったスタッフに目をやった。
合わせた手のひらを皿のようにして、ねっとりとした薬をすくいあげると、そのままゆっくりと俺のケツ穴に注ぎ込んでいるところだった。
ねっとりとした薬が、俺の中にどろどろと入り込んで肉襞を濡らしていく。
それを何度も何度も繰り返すと、今度は腕まくりをしていた上着を脱ぎ捨て、二の腕の途中まで薬をたっぷりと塗りつけはじめた。

「たぶん、ボクがここから卵を引きずり出したら、おにーさんのおしりの穴は裂けちゃうと思うけど、このまま卵を産まないわけにはいかないんだから、痛くてもがまんしてね」

そう告げたスタッフの顔が、あまりにも真剣で、俺は気圧されるように頷いていた。
もちろん、本当にどうしようもなくなれば、ケツ穴をナイフで切り裂くことも考えなければならないだろう。
もしかしたら、せっかくの卵を、壊さなければならないかもしれない。
それに比べたら、少しくらいケツ穴が裂けるくらいどうってことはない、と思うことにした。
男の身で、出産をするなんて無茶をするのだ。
それなりの危険が伴うのも仕方がない。
それに、出産をすること自体が貴重な体験でもある。
どうにかしてくれるというなら、任せるしかない。
口枷を咥え直し、引き裂かれる痛みに耐える準備をする。

「ありがとう。この子をお父さんにしてくれるんだね」

そして、俺は微笑んだスタッフに両腕を捩じ込まれ、がっちりと抱えられた卵を引き摺り出されながら、母になる苦しみを存分に味わった。
しばらく、出産はしなくてもいいと思えるくらいに。

卵プラス両腕は、さすがの俺でも未知の領域だった。
さすがに、卵を無理矢理出産させられた俺のケツ穴は、とてもひどいことになってしまった。
だが、それはしっかりキマイラが舐めて治してくれた。
出産後のケアもしっかりしてくれるだなんて、本当に最高の旦那様だな。
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