壁穴屋

うしお

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ディレーテの街

ディレーテの街 42

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キマイラは、腹ごしに卵を押さえつけるとそこにゆっくりと体重をかけ始めた。
さらに押し潰されていくしこりでイかされる。

「あ゛……ッ、…………っ、…………ッッ」

縛られた手足をばたつかせ、大きく体を仰け反らせながら、声も出なくなるほどの圧倒的な絶頂に追い上げられていく。
体の中からすべてが搾り出されるように、涙もよだれも汗もミルクも、もう出ないと思った小便さえも、等しく無様に垂れ流されていく。
だが、キマイラはそれで満足することなく、俺をさらに搾り続けた。
押され続ける卵は、獅子の肉球の間にすっかりはまりこんでいる。
キマイラの重さで、椅子がみしみしと悲鳴をあげ、しこりを押し潰されていることが快感かどうかもわからなくなる頃。
みぢっと体の軋む音が聞こえたような気がした。

「……あ゛ッッ」

みぢみぢと体が引き裂かれるような痛みと音に、思わず目を見開いた。
大きすぎる卵を抱え、半開きになっていたケツ穴から、キマイラの卵が無理矢理押し出されようとしていた。
極悪ちんぽの大きさで限界だったケツ穴は、それよりも大きな卵にゆっくりと引き裂かれていく。
内側からしわがなくなるほど拡げられ、狭い穴を抉じ開けられていく。

「ひぎぃい゛い゛い゛ッッ」

しこりを押し潰される快感は一瞬で吹き飛んだ。
ケツ穴から、穴よりはるかにでかい卵が産み出されようとしている。
あまりの痛みに悲鳴をあげて暴れはじめた俺をなだめるように、キマイラがあらゆるもので汚れた俺を舐めはじめる。
獅子の舌、山羊の舌、竜の舌。
それぞれが俺を舐めてなだめ、大蛇は腹に巻き付いて暴れる俺を押さえ付けた。

「や゛っ、や゛め゛ッッ、あ゛ぐぅう゛う゛ぅう゛う゛ぅッッ、む゛っ、む゛り゛ら゛っ、ひぃい゛い゛ッッ、けぢゅあ゛に゛ゃざげり゛ゅ、ざげでり゛ゅう゛う゛ぅッッ」

びりっとケツ穴から頭のてっぺんまでを、雷撃が貫いた。
卵の中でも、最もまるまる太った部分が、ケツ穴を大きく引き裂いていた。
赤く染まった大きな卵が、開いた足の下に置かれたかごの中へ落ちていくのがかすかに見えた。

「…………ッ、は、ぁ…………ッッ、あ、ふ、ぐ……ぅッッ」

俺たちの第一子が、ついに産まれたのだ。
ざりざりと顔を舐めていた獅子の舌に吸い付き、出産の喜びを分かち合う。
山羊と竜からも、舌を差し出されて吸い付いた。

「らんなさまの、あかちゃん、うめてよかっん゛ん゛ッッ」

喜びを分かち合うのもそこそこに、キマイラは次の卵を押し出しはじめた。
少しだけ奥にいた卵を肉球で捕らえ、もぎゅもぎゅと腹を揉んで、外へと運び出していく。

「ん゛ひっ、も゛、も゛ぉ、ぢゅぎぃッッ、ん゛ぎぃい゛い゛い゛い゛ッッ、あ゛ッ、ひぃッ、だま゛ご、ぐり゛ゅっ、ん゛ぉほお゛お゛っ、お゛ぐがら゛ぎぢゃう゛う゛ぅッッ」

そこからは、ほとんど休みを与えられることなく卵を産み続けた。
一度引き裂かれて拡がったとはいえケツ穴は出産をこなすには狭すぎるようで、キマイラの大きな卵を産む度に何度も何度も引き裂かれずたずたになった。
キマイラが山羊の舌で癒してくれなければ、途中で死んでもおかしくないくらいの痛みだ。
だが、六個ほど産み終えた時には、少しは出産の痛みにも慣れはじめ、キマイラが卵の詰まった腹を揉むとちんぽがひくひくと震えるようになっていた。
大きな卵が押し出されると、産道であるメス穴が無理矢理大きく拡げられて気持ちよかった。
最初は痛すぎて無理だと思っていたが、慣れというのは怖いものだ。
山羊に癒されたばかりのケツ穴を引き裂かれたくてたまらない。

「らんなさまぁ、はやくぅ……はやく、おれに、あかちゃん、うませてぇ」

だが、卵は七個目から、キマイラの極悪ちんぽしか入ったことのない奥の壁の向こうに詰まっていて、少し押したくらいでは出てきてくれそうになかった。
ごりごりと肉襞が押し潰されて気持ちいい。
あまり気持ちよくなると、卵が奥に引き込まれてしまうとわかっているのに、すっかり慣らされてしまった体はひくひくと快感に震えてしまう。

「あ、あ……ぁ、らめらのにぃ、きもちいいっ、んっ、あ、ああっ、らめ、らめぇっ、あかちゃん、きちゃうからぁああっ、もどって、きちゃうのにぃッッ、らめ、らめぇっ、いくぅううっ、いっちゃうよぉおおっ」

もう何度も何度も失敗していて、俺は戻ってくる卵の衝突連鎖で絶頂に押し上げられてしまう。
だめだなんだと言いながら、実はかなり楽しませてもらっている。
キマイラの出産プレイも、確かに痛いが、慣れてしまえば最高じゃないか。
卵を咥えこんだメス穴だけでイきまくり、肉襞の痙攣が止まらない。
それでも、まだ卵があることを知っているキマイラは、諦めるつもりなどないようでしきりにもぎゅもぎゅと俺の腹を揉み続けている。
痛みに慣れ、暴れなくなったからか、大蛇がするりと腹から離れた。
山羊に癒してもらったばかりでも、すっかりぽっかりと口を開いたままになっているケツ穴を、大蛇がのぞきこんでいる。
何をするのかと思えば、獅子が腹から手を離し、代わりに大蛇がケツ穴をくぐった。

「あ゛っ、へびぃっ、はいってきたぁあ゛あ゛ッッ」

卵の抜けたケツ穴は少し寂しかったので、自由自在に動いて気持ちよくしてくれる大蛇の侵入は大歓迎だった。
ぐねぐねと狭い穴の中を動きまわる大蛇を、ひくつく肉襞で抱き締めながら絶頂する。

「あ゛あ゛っ、ら゛め゛ぇ、ぐね゛ぐね゛しゅる゛の゛ら゛め゛ぇえ゛え゛ぇっ、へびしゃん゛、しょれ゛、ぎも゛ぢよ゛しゅぎる゛ぅう゛う゛っ」

卵を抱えた妊夫なのに、メス穴を擦られる気持ちよさに蕩かされる。
もっともっとと必死に腰を振ってねだったら、いつの間にかキマイラが山羊のちんぽを生やして俺にのしかかっていた。

「やぎしゃん゛も、ちん゛ぽ、くれりゅの……ぉ、うれぢぃいいっ、あかちゃん、まらなかにいりゅけろぉ、おれのおまんこ、らんなさまのおぢんぽれ、ぢゅぼぢゅぼ、してぇ」

大蛇と山羊の二本挿しは気持ちいいと知っている。
入れられる前におねだりしたら、山羊はぐったり倒れたちんぽに舌を捩じ込みながら、ちんぽをケツ穴に突っ込んでくれた。
引き裂かれていく小便穴が、癒されながら犯されていく。
これは、上手におねだりできたご褒美だろうか。

「あ゛ひぃい゛い゛い゛っ、お゛ぢっごのあ゛に゛ゃ、しゅごい゛い゛っ、ぎも゛ぢぃい゛い゛よ゛ぉお゛お゛ぉッッ、い゛い゛っ、い゛ぐっ、い゛ぐぅう゛う゛う゛ぅっ、ら゛ん゛な゛しゃま゛ぁあ゛あ゛っ、はやぐぅう゛う゛っ、お゛ま゛ん゛ごも゛ぉっ、ん゛ひぃい゛い゛っ、お゛ま゛ん゛ごも゛、ぢゅぼぢゅぼぢでぇえ゛え゛っ、も゛っどぎも゛ぢよ゛ぐぢでぇッッ」

引き裂かれながら小便穴を癒されると、ぴりぴりと小さな雷撃を喰らわされているような痺れがちんぽを疼かせた。
もっともっととねだって腰を振り、ケツ穴に入り込んだちんぽも動かしてもらう。
キマイラは、俺のおねだりに弱いらしく、すぐに激しく腰を振りはじめた。

「あ゛っ、い゛い゛っ、ぎも゛ぢい゛い゛よ゛ぉお゛お゛っ、も゛っど、も゛っどぉ、い゛っぱい゛ぎも゛ぢい゛い゛のぢでぇっ」

腹の中で、大蛇と山羊ちんぽが暴れていた。
時々、壁の向こう側まで突き抜ける大蛇と山羊のちんぽが卵にごつごつとぶつかり、奥へ奥へと押し込まれる卵ごしに俺を責め立てた。
ぶつかる卵に責められている壁の向こう側も、気持ちよくてたまらない。
でも、キマイラが本気を出せば、もっと俺を気持ちよくしてくれると知っている。
激しく腰を振るキマイラに犯されて悦ぶ俺を見ながら、口を開けっ放しにしてよだれをだらだらと垂らしている獅子と竜を目で誘う。
どうして、目の前にメスがいるのに犯さないのか、と。
俺の視線に気付いた獅子と竜は揃って、残されていた乳首へ、その太くてたくましい雄を突き立て、犯しはじめる。

「あ゛う゛ぅっ、ぢぐびら゛ぁ、お゛ま゛ん゛ごに゛な゛り゛ゅう゛う゛っ、ら゛ん゛な゛ぢゃま゛ぁっ、しゅごい゛っ、ぎも゛ぢい゛い゛よ゛ぉお゛お゛っ、ぢぐびま゛ん゛ごれ゛も゛、い゛がぢゃれ゛り゛ゅう゛ぅ」

俺の乳首もすっかりメス穴として作り替えられている。
まるで処女のように血を流しながら、ずぷずぷと太い牙に犯されて悦ぶ。
山羊も獅子も竜も、俺を犯しながら血を啜り、激しく腰を振りたくる。
俺はすっかり喰われながら、犯される悦びに満たされていた。
まだ、腹の中には、産み落とすべき卵がいるというのに。
そして、大抵の場合、もっとひどい目にあわされるということを、俺はもっと学習するべきなのだ。
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