壁穴屋

うしお

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ディレーテの街

ディレーテの街 40

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「ん゛ぃい゛い゛い゛い゛い゛い゛ッッ」

とはいえ、そんなことはすぐにどうでもよくなった。
何故なら、待ちに待った大好きな絶頂地獄がはじまったからだ。
そのまま獅子は俺の腹を、もぎゅもぎゅと強い力で揉みはじめた。
種付け汁が泡立てられたせいなのか、極悪ちんぽにとげやごりごりした粒の気持ちよさを感じられない。
どこかつるりとした極悪ちんぽと前肢に挟まれたしこりが、ごりごりと押し潰されていく。
ちんぽとは思えない硬さは、俺のしこりメスイキスイッチから逃げ場を奪い去った。
全身ががくがくと震えて止まらない。
息もできなくなるような激しい絶頂の連続だ。
だが、鬼畜なキマイラが、それだけで終わらせるわけがない。
ずどんずどんと強く激しく腰を打ち付けられる。
まるで最奥の壁をぶち破ろうとでもしているみたいに、極悪ちんぽが何度も何度も突きこまれてくる。
引き絞られた弓のように硬くしなっていた体は思いきり跳ね上がり、丸まっていた爪先はどこまでも遠くのばされた。
小便穴から、溜め込まれていた白濁が押し出され、勢いよく吹き出して俺とキマイラを白く濡らしていく。

「ん゛お゛ぉお゛お゛お゛っ、ぃう゛ぅう゛う゛う゛っ、ん゛い゛ぃい゛い゛い゛い゛い゛い゛っ」

絶頂が、止まらない。
快感が、たまらない。
どうして急に、と思う気持ちがないわけでもないが、ずっとこれが欲しかったのだと体が悦び、極悪ちんぽがくれる快感のことしか考えられなくなる。
あれほど苦しい辛いと思っていた喉穴も、絶頂地獄の中で味わえば蕩けるような快感に変わる。
まるで、ケツ穴から口までキマイラに貫かれていると勘違いしたくなるくらい、極悪ちんぽとよだれ舌は同調していた。
竜の舌が引き抜かれ、自由になった喉穴で犯してくる山羊のよだれ舌を楽しむ。
ぎゅうぎゅうと締め付けて味わう喉ごしは、やはり蕩けるように気持ちいい。
山羊の舌は、ずりゅっずりゅっと喉穴と擦れながら、どこまでも深く入り込んできた。
敏感になったメス穴は、悦んでちんぽ代わりの舌を締め付ける。
喉穴から離れていった竜の舌は、首筋や乳房の上をゆっくりと這いながら降りていき、やがて乳首にまでたどり着いた。
乳首は放置されていてもなお、硬く尖ったままそこにあり、竜が舌を絡み付かせると嬉しそうに震えて悦んだ。
竜はそんな乳首を捕らえ、舌先でぎゅうっと締め上げると、突き出た肉柱にゆっくりと牙を喰いこませていく。
そこにあるはずの無いメス穴は、悦んでそれを受け入れた。
大蛇よりもはるかに太い竜の牙が、震える乳首をずぷずぷと犯しはじめる。
反対の乳首には、ざらざらとした獅子の舌が押し当てられた。
ざりざりの表面をぷっくりと膨れた乳首に覆い被せ、ちろちろと小刻みに舐めながら押し潰してくる。
やすりのような舌でごりごりと磨かれると、乳首が蕩けそうなほど熱を持った。
どこかこちらを伺うような、獅子の目。
どうやら、いきなり見捨てるような真似をした先程のことを、少しは引け目に感じているらしい。
わびのつもりなのか、乳首を磨き続ける獅子。
だが、俺が虚無状態から抜け出せたのは、キマイラの一撃のおかげである。
正直、この快楽責めともいうべき状況にも文句はない。
むしろ、片乳首そこだけ焦らされる方がよっぽどつらい。
早く犯せヤれよと目で合図してやれば、竜の牙に少し遅れて、獅子の牙も乳首に突き立てられた。
快感に貫かれながらも獅子を見つめてやれば、俺が悦んでいることを理解した獅子の牙に力がこもる。
乳首が裂けてしまいそうなほど太い牙が、左右の乳首に突き立てられた。
竜と獅子は、互いに頭をぶつけるのも構わず、俺の乳首をちんぽのように牙でずぷずぷと犯してくれる。
最高に気持ちいい。

「ん゛ぃい゛い゛い゛ッッ」

そして、それまで存在を消していた大蛇が、びゅうびゅうと白濁を漏らしている俺のちんぽに絡み付き、濡れたメス穴に二股ちんぽを捩じ込んだ。
よく濡れていたからだろうか、俺の小便穴は親指二本分の二股ちんぽを入れられても、今度は裂けたりしなかった。
根元までぎっちりと詰め込まれた二股ちんぽは、ざりゅざりゅとごりごりの粒とその質量で、小さなメス穴を悦ばせてくれる。
漏らせば漏らすだけ、逆流した白濁が小便袋を責め立てた。

全身が快楽悦びに満ちていた。
先程までのそっけなさが、なんだったのかと思うほどの熱量だ。
全部のメス穴から、キマイラのちんぽを注がれる。
ケツ穴はもちろん、喉穴も、小便穴も、穴がないはずの乳首まで気持ちよかった。
俺のすべてが、メス穴として犯されている。
震えるちんぽで焦らされたことも、スタッフにいいように使われていることも、何もかもがこれだけで許せてしまう。
ずぷずぷとケツ穴を犯している極悪ちんぽが、少しずつ太さを増していく。
あのごり粒だらけの大きなこぶが、更にふたまわりほど太くなっている。
だが、ごりごりの粒はまったく感じられなくなっていた。
どことなく、とげだらけだったはずの頭もつるりとしたように感じられ、何だか急に極悪ちんぽが作り物に変わってしまったような気がした。
だが、ただただ太い、それだけでキマイラのちんぽは、凶器と呼んで差し支えのない代物だ。
腹の中が限界まで拡げられ、今もまだ太くなっているような気さえする。
めりめりと拡げられる痛みすら快感で、どこまで太くなるのか楽しみですらある。
不思議なことに、極悪ちんぽは少しずつ短くなっているようだった。
最奥の壁を離れた極悪ちんぽが、同じように突きこまれているはずなのに、明らかに奥まで届かなくなってきていた。
ひとつ手前の壁を越えられなくなり、いまではふたつ手前の壁すら越えられなくなっている。
突きこまれる極悪ちんぽの頭が、ケツ穴の入口に近付いて来ていた。
その代わり、腹の奥にずっしりとした違和感が居座っているような気がした。
じんじんと痺れるような痛みが、極悪ちんぽの届かなくなった場所を疼かせている。
それでも、太くなるちんぽと前肢でしこりを挟み撃ちにされてしまえば、どうしてなのかだとか、それがなにかなどと考える余裕は軽く吹き飛ぶ。
真っ白になるほどひたすら絶頂を繰り返し、快楽に蕩かされていく。

やがて、限界まで太くなった極悪ちんぽは、何もしなくてもしこりをごりごりと押し潰せるようになった。
キマイラが腰を振らなくても、それだけで俺の絶頂は止まらなくなる。

「がぁうっ」

キマイラが、がくがくと震えるだけになった俺を見下ろし、小さく吼える。
前肢が置かれた腹が、かあっと燃え上がるような熱を持った。
目を見開く俺の中で、極悪ちんぽがぶるっと震える。
それは、断末魔のように響き、俺を更なる絶頂に押し上げた。

そして、痙攣する俺の中で、極悪ちんぽはキマイラからぶっつりと切り離された。
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