壁穴屋

うしお

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ディレーテの街

ディレーテの街 21

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「あ゛ひぇ……」

本物の妊婦のように膨れるまで、腹一杯にちんぽミルクを詰め込まれた。
とげだらけのちんぽでめちゃくちゃにされた肉襞は、すっかり痙攣するだけになって、びくびくと震えている。
獅子の頭がまるで心配しているかのように、汗と涙とよだれでぐちゃぐちゃになった俺の顔をざりざりと舐めてくれた。
なんとか舌を差し出して、ちろっと舐め返すと、獅子の舌が唇に押し当てられる。
唇を塞ぐ大きな舌と、ざりざり舌を擦れあわせながら絶頂した。
獅子は舌で俺をイかせながら、ゆっくりと凶器のようなとげだらけのちんぽを引き抜いていく。

「ん゛……ひ……ぃ、……ぃンンッ」

俺のケツ穴から、ミルクまみれのちんぽが少しずつ顔を出す。
それはまるで舌についたざらざらのとげを、何倍も大きくしたような無数の突起がついているちんぽだった。
だぶついた皮の中にしまわれていたのは、童貞の皮かむりちんぽではなく、恐ろしい凶器のような極太でとげとげのちんぽだったのだ。
よく考えてみれば、生まれたてというわけでもないのに、キマイラのような上級モンスターが童貞なわけはなかった。
あの過保護なスタッフが、コロシアムの試合後や発情期に、このキマイラのための肉便器を確保していないわけがない。
童貞どころか、むしろ、かなりの経験を積んでいるはずだ。
そうでなければ、こんな気持ちいいところばかりを責められるはずがないだろう。
きっと、あのスタッフが仕込んでいるに違いない。

「あ゛ひぇ……しゅご……ぉ、ひ……ぃ」

こんな凶器のようなちんぽが、ケツ穴を拡げて俺の中に入り込んでいたのかと思うと、限界までちんぽミルクを詰め込まれた腹がきゅんきゅんと疼いた。
ぐったりとしたそれが、再び元の皮の中にゆっくりと沈んでいくのを見ると、さっきまでの荒れ狂う嵐のような連続絶頂が恋しいとさえ思えてしまう。
イかされ過ぎて泣きわめくほど辛かったことよりも、逃げる余地もなく与えられ続けた強い快感の方を選ぶあたりが、俺らしい。
思いきり腹一杯喰わされ、耐えきれずに泣くほどの快感を、まだおかわりしたいと思うだなんて。
もう、終わりなのかと残念に思う俺は、すっかりそのことを忘れていた。
キマイラには、まだ他にもちんぽがあるのだということを。

「ンンッ」

大蛇の喉奥から、ずるりとちんぽが吐き出された。
とても狭くて、ちんぽが蕩けそうなほど気持ちのいい穴だった。
空になるまで搾り取られ、ちんぽがひりひりしていたが、それすらもキマイラに作り変えられた俺にとっては気持ちいいだけだ。

「ん゛は……ぁ、ぎも、ち……かっ、たぁ……っ」

獅子の頭が離れていく。
俺の体が自由なら、抱き締めて気持ちよくしてくれたことに礼を言うのに。
できるなら、引っ込められていったあのとげだらけのちんぽを、しゃぶって綺麗にしたかった。
よければ、喉の奥まで犯されてみたかった。
きっとあんなにすごいもので、敏感なメス穴に変えられた喉を犯されたら、舌で犯されるより気持ちいいに違いないのに、と少し残念な気持ちになる。

「ん゛ぶっ、ぅぶっ、ん゛ん゛ッ」

ちろちろと二股にわかれた舌が、唇から鼻に向かって舐め上げていった。
その舌の持ち主を見て、俺はまだ終わりではないことを思い出す。

「あ゛っ、う゛ん゛っ、ん゛や゛ぁっ、ら゛ん゛れ゛っ」

存在を忘れていた罰だろうか。
二股にわかれた竜の舌に、鼻の穴をぬぢぬぢと犯される。
太くて長い舌先は、鼻の穴をみっちりと塞いで、奥の方をちろちろと舐めまわった。
鼻の奥の奥を責められると、むずむずしてたまらないのに、ぞくぞくと背筋を駆け抜けていくものがある。
それが快感だと気が付くまで、それほど時間はかからなかった。
そんなところでまで気持ちよくなれるとは、思ってもいなかったので驚きはしたが、新しい快感に俺の体は飛びついた。
ぬぶぬぶとケツ穴を犯されるように鼻穴を犯され、息のできない苦しさと未知なる快感に気が狂いそうになる。
思わず苦しくて開いた口に、まるでそれを待ち構えていたかのように大蛇が頭を突っ込んできた。
驚く間もなく、大蛇にぱっくりと舌を飲み込まれて、何も言えなくなってしまった。

「~~ッ、~~~~ッッ」

山羊のよだれで敏感になっていた舌に、ぶっすりと噛みつかれ、吸い込まれた大蛇の喉穴にぎゅっぎゅっと締め付けられてイく。
鼻穴よりも簡単に、舌だけでイかされた。

「~~~~~~ッッ」

息を奪われた絶頂は、目の前がばちばちと弾けるくらいに苦しくて、恐ろしいほど気持ちよかった。
くらくらとするような初めて感じる快感に、全身が震えて止まらない。
今度は山羊と獅子が乳首に噛みつき、竜と大蛇に鼻と喉を同時に犯される。
ああ、もうこんなのすごすぎて、ますます罪人たちが羨ましくなるじゃないか。
あまりにも気持ちよすぎて、発情期じゃなくても、キマイラの肉便器にされたくなってしまう。
これから犯されるだろう竜のちんぽを想像しながら、普通ならありえない乳首と鼻穴、喉穴を責められてイく。
徹底的に淫乱に仕立てられたと思っていた俺の体に、まだ開発されていない場所がこんなにもあっただなんて驚きだ。
それも、モンスターに開発されてしまうことになるとは。
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