壁穴屋

うしお

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ディレーテの街

ディレーテの街 9

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食事の前に、まずは洗浄することになった。
どうやら、領主は俺に『去勢』メニューを一通り体験させるつもりらしい。

「いまから、洗浄のために、スタッフを呼びますね。彼には、教会を担当してもらう予定なので、忌憚のない意見を聞かせてあげてください」

「や……やらぁ……っ、こ、こんなっ、みせないれ、みるの、らめぇ……っ」

「ええ。僕も、先生のこんなにいやらしくて可愛い顔、誰にも見せたくありません」

「……んっ、なら……」

「だから、見せるのは、おまんこだけにしましょうね。こんなに大きなおちんぽを咥えこんでるいやらしいおまんこを、早く奥までぴかぴかにしてもらいましょう」

外されていた仮面がつけなおされ、極太性具を咥えこんだままのケツ穴が見やすくなるように調整される。

「これなら、顔は見えないでしょう? 先生から、おまんこはよく見えますか?」

やや上向きに持ち上げられたケツが、ずっぽりと極太性具を咥えこんでいるのがよく見える。

「んっ、ぅ……み、みえ……りゅ……っ」

ひくんっとケツ穴が震えた。
一度震え出してしまえば、もうケツ穴がひくひくとひくつくのを止められない。
じっと見ている領主の視線だけで、ケツ穴が蕩けそうになっている。

「先生、視られて気持ちよくなっているのですか? おまんこがひくひくしてますよ。もしかして、まだおまんこイキが足りてませんでしたか?」

領主がぐりんっとからくりを回せば、極太性具がぐるぐるずこんっと回転しながら、奥の穴を突き抜けた。

「ん゛ぎゅう゛う゛う゛ッッ」

目の前がちかちかするような絶頂に、体が震える。
たった数時間性具責めにされただけだというのに、少しくらい痛くても悦べる体にされてしまったようだった。

「すっかり奥の穴だけで、上手にイけるようになりましたね。もっとしてあげたいところですが、午後のメニューもありますから、玩具遊びは終わりにしましょう。いいですか。これからスタッフを呼びますが、洗ってもらうだけですからね? 誘惑したらダメですよ?」

領主がぱんっと手を叩くと、すぐに先程の会議に出ていたスタッフが部屋の中に入ってきた。
俺は、といえば、極太性具にじわじわとイかされ続けている。
止めたいのに止まらない。
少しずつ近付いてくるスタッフに、見られているのに。
ひくつけばひくつくほど、弱い絶頂が体の奥から俺を押し上げていく。

「……ん……っ、ふ……ぅ、ンンッ」

「この方を、洗って差し上げろ」

「……かしこまりました。できれば、他のものにも見学をさせたいのですが、よろしいでしょうか?」

近付いてきたスタッフの視線は、会話をしている間も、イき続けている俺のケツ穴に向けられている。
じっくり観察されるような視線だ。

「……ぁ、らめ……ゃ」

「そうか。交代要員も必要だろう。呼ぶがいい」

「ありがとうございます」

ふたりにはまるで俺の声など聞こえていないようで、見学者として四人も増やされた。
俺を囲む五人のスタッフの視線は、ただ一点に集中していて、ひくつくケツ穴をじっくりと見られているのが嫌でもわかる。
ダメだ、見られてるだけなのに、イくのが止まらない。

「ゃ……み、みな……ぃれ……ゃ、ら……ぁ」

「ダメですよ、そんな可愛らしい声でおねだりしたら。みんながおちんぽを入れたくなってしまうでしょう?」

領主が耳元で囁いて、耳朶にかぷりと噛みついた。
ぞくぞくぞくっと駆け抜けた悪寒のようなものに、絶頂させられる。

「ゃ、あ゛あ゛あ゛あ゛っ」

「みんなを誘惑するなんて、悪い子ですね。あとで、いっぱいお仕置きしてあげますから、覚悟していてくださいね」

「ん゛ひッ、じょ、ひゅ……ぅ、ごめ……っ」

「ダメですよ。貴方が、みんなのおちんぽを元気にしたんですからね。もう謝っても、許しません。しっかり反省しなさい」

ばちんっと極太性具を咥えこんだケツを叩かれる。
中に響くほど強いそれに、体がどんどん蕩かされていく。

「は……ひぃ、ひぃンッ、やっ、や、ぁっ、あ゛っ、はっ、あ゛ぁンッ」

「ほら、早く。きちんと自分でお願いしなさい。誰の淫乱おまんこを洗ってもらうのかわかっていますか? 貴方のおまんこを洗ってもらうのでしょう?」

「はッ、ぁう゛っ、ご、ごめ……な、しゃっ、あ゛ッ、ひぃンッ」

「僕は、お願いしろと言ったんですよ。反省が足りませんか?」

「はッ、はひぃンッ、あ゛っ、あ゛ンッ、お、おれっ、のぉッ、いっ、いんらっ、ん゛ッ、まンッ、こぉ、あ゛ッ、あらっ、へ、くらしゃ、ッッ、お、おねっ、がっ、ぁあ゛あ゛ッッ」

ばちんっばちんっと叩かれ、絶頂しながら必死にねだった。
領主の手が、下から打ち上げるようにケツを叩く度、奥の穴を貫いたままの性具が体の奥とごりごり擦れる。
このままでは、俺がケツを叩かれてイく変態だと知られてしまう。

「かしこまりました。それで……こちらは、お抜きしてもよろしいのでしょうか? このままでは、中まで洗えませんので」

「ああ。しっかりと奥まで洗って差し上げろ」

絶頂の寸前で、ケツ叩きから解放される。
だが、すでに快感は俺の中にたっぷりと詰め込まれてしまった。
少しでも動いたら、イってしまいそうだった。

「かしこまりました。失礼します」

スタッフが、俺から何の躊躇もなくからくりを引き離すと、連結された極太性具がずるるっと一気に引き抜かれていった。
がっちり咥えこんでいた性具を抜かれて絶頂する。

「ん゛ひぃい゛い゛ッッ」

がくがくがくっと今度は深くて長い絶頂に、全身が震えて止まらない。

「ああ、イかせてもらえてよかったですね」

「じょ、ひゅっ、ごめっ、ごめ、な、しゃ、ゆ、ゆるっ、ひッ」

「ほら、僕ばかり見ていないで、洗ってもらうおまんこをしっかり見ていなさい。あとで、感想を聞かせてもらいますからね」

領主の冷たい視線に、ぞくぞくと震える体が止められない。
俺の体は、すっかり領主に支配されていた。
領主の視線や言葉、何気無い仕草にすら、発情して欲情して絶頂してしまう。

「続けろ」

それなのに、この領主は、俺を別の男に責めさせるつもりなのだ。
自分で指一本触れなくても、俺を絶頂させられると知っていて。

「奥まで洗浄するとのことなので、スライムを液状にして流し込みます。これだけ開いていれば、簡単に流し込めるでしょう」

スタッフが領主と見学者に説明しながら、とろっとろとろっと口を開いたままひくついているケツ穴に、淡い青色の液体を流し込んでいく。
スタッフの言葉が本当なら、それは何でも溶かすスライムなはずで。

「や、やらぁっ、しゅ、しゅらいむ、らめぇっ、とけちゃう、おまんこ、とかされちゃうからぁっ」

「大丈夫ですよ。ちゃんと人は溶かさないように命令してあります。潤滑油の残りや、排泄物を片付けるだけですから」

どろりと奥まで入り込んだスライムが、体の奥でぶるりと震えるのを感じた。
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