壁穴屋

うしお

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番外・マルスケスの街

番外・マルスケスの街 6

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「さあ、ジョシュ。練習だ。まずは、どうするんだ?」

「はい、先生。目標を固定して、狙いを定めます」

ジョシュアは、逆さまになった先生の頬を両手で包むように掴んで、頭をしっかりと固定した。
それから、唇の段差にぴったりと雄槍の先端を押し当てたら、準備は完了だ。

「んっ、ひょれから?」

「あとは、しっかりと刺さるまで、目を離しません」

「ん、ひぇーかいら。ひょひゅ、ひゃってみりょ」

「はい。先生、行きます」

ジョシュアは、先生の唇を拡げながら熱い洞穴へと飲み込まれていく雄槍を、しっかりと見つめていた。
洞穴の天井に仕込まれたぬめる舌が、侵入者である雄槍の上側と擦れて、ぞくぞくするような快感を生んだ。
ゆるゆると腰を振り、洞穴の具合を確かめる。
雄槍は、確かに洞穴の中に入り込めていた。

「はいっ、り、ましたっ」

感動に震えるジョシュアを、先生はちろちろと舐めて褒めてくれる。
天井に雄槍を擦り付け、唇と舌とで誉めてもらいながら、ジョシュアはその洞穴にはさらに奥があるのを感じていた。
奥へ奥へとゆっくり進むジョシュアは、洞穴の終わりを感じてみたかった。

「もっと、奥までいいですか?」

大きく口を開けた先生は、返事をしてくれなかったが、洞穴の奥がきゅうっと締まって誘われるようだった。
返事をしなかったのは、頭をがっちり掴まれていたせいだったのだが、ジョシュアは誘われた感覚を信じて突き進んだ。
舌の天井は、どこまでも続いているようだった。
ぬるりぬるりとすべるそれをたどり、雄槍はさらなる奥地へと入り込んだ。

「う゛ごぉっ、ふごっ、お゛お゛っ、う゛っ、う゛ぶっ、お゛え゛っ、え゛ぶ、ぉお゛っ」

舌の天井が終わると雄槍はまっすぐに進めず、ごつごつと何度も壁にぶつかった。
そこは、入ってすぐの洞穴のように、すんなりとは入れないくらい狭い穴だった。
けれど、熱くぬめるその穴は、歓迎するようにきゅっきゅっと雄槍を締め付けてくる。
仰け反った先生の喉が、ゆっくりと膨らむところを見ていたジョシュアは、ここまで雄槍が入ってきたのだと知った。

「先生、ここまで入っていますよ」

ジョシュアは腰をゆらめかせ、それに合わせて変化する喉の膨らみを堪能した。
練習だというのに、そこは気持ちよくて、ジョシュアは知らず知らず腰をゆらめかせる速度を早めていた。

「せんせ、せんせぇ、も、とっ、とどめっ、とどめのれんしゅ、しますっ」

暴れる獲物を固定して、ジョシュアは本気で腰を振るった。
狭い喉肉の通路は、雄槍とたっぷり擦れて、ぞわぞわと快感を生む。
引き出されて逆立つ肉襞が、雄槍にねっとりと絡み付くのだ。

「う゛ごぉっ、お゛ごっ、う゛お゛っ、う゛っ、う゛っ、お゛っ、お゛え゛っ、え゛、ぉお゛っ、ごぉっ、う゛お゛っ」

先生が声を出すと、その肉襞が細かく震え、雄槍をたっぷりと甘やかしてくれる。
まるで、優しい先生そのものだ、とジョシュアは喜んで腰を振るった。
ぼこぼこと形を変える喉を見ながら、ジョシュアは腰を振り続けた。
途中、先生が、すがるようにジョシュアの腕を掴んだ。
ジョシュアは、もっとくれとねだられた喜びに満ちて、思いきり腰を打ち付けた。
抉じ開けられた喉穴は、雄槍のすべてを飲み込んでくれた。

「う゛ぶ、ぶっ、う゛っ、お゛っ、お゛え゛っ、え゛っ、え゛、ぶっ、う゛ごぉっ」

揺れる双珠が、先生の鼻に何度も打ち付けられた。
限界まで開かされた先生の口から、だらだらとよだれがあふれて頬を伝い落ちてくる。
ジョシュアは、何度も先生の顔を掴み直して、決して逃がさぬように犯し続けた。

「ああっ、きもちいいっ、きもちいいですっ、せんせぇのくちっ、きもちいいっ、ああっ、もう、でるっ、でますっ、いっ、いきますっ、あ、あ、あ、ああっ……でるでるでるッ」

思いきり根元まで突き込んでから、溜まっていた欲望を解放した。
先生の膨れた喉が、びゅくりびゅくりと雄槍が蜜を噴き出すのに合わせて蠢いている。
ジョシュアは蠢く喉に触れ、そのまま雄槍を締め付けた。

「せんせぇ、すごく、きもちい……です」

締め付けたまま雄槍を振るえば、さらに狭まった肉襞の洞穴がきゅうきゅうと歓迎してくれる。
その心地よさに堪らなくなって、そのまま二回目へと流れ込んだ。

「もう一回、もう一回だけ、練習しますっ」

結局、そう宣言したジョシュアの練習は、二回にとどまらなかった。
三回目の蜜を吐き出し始めたところで、痙攣する先生の口や鼻から白濁があふれ出るのをみて、ジョシュアははっと我にかえった。
先生の喉を逃がさないように両手で締め付けながら、白濁を飲ませたせいだろう。
白目をむいて痙攣しながら、口と鼻から白濁をこぼす先生をジョシュアはゆっくりと抱き起こした。

「先生、練習に夢中になってしまってすみませんでした」

ジョシュアは下を向かせて、先生の顔から白濁を取り除いてあげた。
白濁にまみれたその顔は、実にいやらしく雄槍がまた滾ってしまったが、ジョシュアは先生が目覚めるのを、じっと静かに待ち続けた。
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