壁穴屋

番外・マルスケスの街

番外・マルスケスの街 ５

「やっ、あっ、あ゛っ、ああっ、イくイくイくイくぅっ」

ジョシュアは、先生の乳首を赤く熟れさせた後も、噛むのをやめなかった。
先生が、激しくやめてとお願いし続けたからだ。
それだけやめて欲しくないことなのだと、ジョシュアは理解して噛み続けた。
その結果、先生は乳首を噛まれて、雄槍から新しい白濁を出すに至った。

「ぁ……ひゅ、ん、ひぁ、あぁ……ちくびっ、ちくびれ、いっへ、いっへるぅう……ぁひっ、んひぃいい……っ」

「先生、そろそろ、入れてもいいですか？　何だか、腫れすぎて痛くなってきました。さっき、どうして駄目だったのか、僕にはわかりません。どうか、教えてください」

白濁液でどろどろになった先生の秘蕾を、雄槍の先端を擦り付けて、ぬちゅぬちゅと撫でまわす。
先程は、すべってしまって、残念ながら中に入ることは出来なかった。

「ん……っ、ちょっと、やしゅましぇて……は、むり、そぉらな……ぁ」

「せんせぇ、入れたいです。ねぇ、駄目ですか？」

「ん゛ん゛っ、いま、それ、いれたら、こわされそぅ、らなぁ」

ジョシュアの滾る雄槍を、蕩けた目で見つめる先生はごくりと喉を鳴らすと、口を開いた。

「くちこっちで、れんしゅうさせてやるから、うえ、のって」

首の下に枕を置いて、喉をさらけ出した先生の顔を跨ぐ。

「ん、ジョシュのきんたま、ちょっと、むれて……るぅっ」

「くすぐったいですよ、先生」

「んはぁ……これ、や、ばひぃ……っ」

仰向けになった先生が、雄槍の柄に口付けると、鼻先が双珠の間に押し付けられた。
先生の胸が大きく上下して、蒸れた双珠の臭いを吸い込んでいるのがよくわかる。
ぷっくりと腫れた乳首が、触ってくれと誘っているみたいだった。

「そんなところの臭いなんて、嗅いでどうするんですか？」

「んっ、ここっ、すげぇ、えろい、においすんのっ、くっさい、むれむれちんぼのにおいぃ、おれ、しゅきらのぉ」

「先生、そんなのが好きなんですか？　もっと、よく嗅げるようにしてあげますね」

「んっ、してぇ……」

先生の顔を跨いだまま、ジョシュアは腰をおろした。
顔の上に座るだなんて、おかしなことだと思うのに、先生が喜んでくれるならなんでもしてあげたくなってしまう。
先生の整ってつんと尖った鼻は、すっかりジョシュアの双珠の間に埋もれてしまった。

「んぶぅ……ぅっ、ん゛っ、ん゛ぉ、ぉっ、ん゛っ、ん゛ん゛っ」

「ふふ、先生、嬉しそうですね」

体を仰け反らせて、じたばたと悶える先生の乳首を、手慰みに摘まみ上げる。
左右を同時に摘まんで捻りながら、腰を揺らして先生の顔に双珠を擦り付けた。
鼻が僅かに擦れる程度で、もどかしいくらいに弱い刺激なのだが、何故だかとても興奮する。

「ん゛ぉ、お゛っ、ふぅ、ん゛ぶ、ぅえ、ぶ、ん゛ん゛っ」

ジョシュアの雄槍からこぼれた蜜は、とろとろと垂れて双珠までもを濡らしていった。
ぺちょぺちょと蜜を啜る音を聞きながら、ジョシュアは乳首をいじり続ける。

「早く先生のお口で練習したいです。そろそろ、終わりにしてもいいですか？」

僅かに頭の揺れる気配がして、ジョシュアは押し付けていた腰をゆっくりと浮かせた。
双珠を伝った蜜を舐める舌が、ゆっくりと離れていく。

「ん、ぷは、あぁ……たまんねぇ……すげぇこーふんした。ジョシュ、さいこぉ」

「先生、早く、練習しましょう」

うっとりと遠くを見ている先生の唇に、ジョシュアは雄槍を擦り付けた。
唇の僅かな段差でも、気持ちいい。
ねっとりとした蜜を唇へ紅のように塗りつけ、艶かしく光る唇に煽られる。

「ん、ひょっとまへ。んっ、んんっ、ジョシュ。さっき、どうして駄目だったのか、なんだけどな。お前、入れる穴をちゃんと見てたのか？　どうせ、お前のことだから、目を閉じてちんぽ突き出しただけなんだろ」

ジョシュアは、頭を強く殴られたような衝撃を受けた。
確かに、入れる瞬間、ジョシュアは秘蕾から目を離してしまっていた。

「……はい、そうです。僕は、目を、離してました」

「ん、そうだろうと思ったよ。いいか？　目標を、最後までしっかり見てなかったから外れたんだ。お前の悪い癖だぞ。とどめを刺す時は、ちゃんと刺さるまで相手から目を反らすなって、ちゃんと狩りの時に教えてやっただろ？」

狩りの時に教えてもらったことだった。
まさか、それがこんな時にも役に立つ助言だったとは、とジョシュアは目から鱗がこぼれるようだった。

「つまり、きちんと見ていれば、外れることはなかったのですね」

「そういうことだ。……けど、その代わり、俺も知らなかったことを知れたからな。ジョシュが、外してくれて良かったよ」

「……先生。ありがとうございます。僕、もっと、頑張りますね」