壁穴屋

うしお

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エルデラの街

エルデラの街 39

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舐めて濡らしたチューブは、宣言通り俺のちんぽの中に入れられた。
舌で感じた通りチューブには段差があり、小便穴の内側とよく擦れた。
チューブの段差は気持ちよくて、イくのをこらえるのはつらかった。
だが、ユリウスが見ていると思うと、安易にイってしまうことはできない。
まだ、イってもいいといわれていなかったので、必死に耐えた。

「全部、入ったかな? 途中で抜けたら困るから、よくかくにんしておかないとね」

ユリウスは、俺の小便袋の入口までチューブをしっかりと押し込むと、少し引いて簡単に抜けないことを確かめはじめた。
チューブを引かれると、このまま小便袋までついてくるのではないかと思うくらい、内側が引っぱられている感覚があった。
一番端の段差が僅かに深かったので、突き抜けた穴の縁にしっかりと引っかかっているのだろう。

「ん゛ぁ、あ゛っ、ひっ、ひぁあ゛っ」

ユリウスは俺の反応を見ながら、くんっくんっと強めに引くとようやくチューブから手を離してくれた。
ただ擦れるだけだった拡張器や螺旋スライムと違い、実際に小便袋を引っぱることができるチューブの恐ろしさに、腰の震えは止まらなかった。

「かくにんしてるだけなのに、ワンちゃんってば気持ちよくなってるの? おまんこひくひくさせてるでしょう? さっきからチューブがひっぱられてるよ」

ユリウスが手を離しているのに、チューブはちゅぷちゅぷと小さく揺れ続けていた。
段差が引っかかっているから、小便袋がひくつく度に一緒に動いてしまう。

「ぜんぜん止まらないね。ワンちゃんのおまんこは、いっぱいいじめられたくてひくひくしちゃってるんだね。いやらしいなぁ」

ちんぽを下から上へべろりと舐め上げられて、腰の震えが激しくなった。
チューブを咥えた小便穴のまわりを、ユリウスの小さな舌がちろちろと舐めまわす。

「あっ、ひぁっ、あふっ、ぅんっ、んひぃっ」

チューブが勝手に上下しはじめ、擦れる肉襞が気持ちよくてたまらない。
弱々しい快感は、もどかしくてもどかしくて。
ちろちろと小便穴を舐めていたユリウスの舌が離れても、そのひくつきは治まらなかった。

「ふふ。ワンちゃんのちっちゃいおまんこは、ひとりでも気持ちよくなれちゃうみたいだね。それなら、ぼくはワンちゃんのおっきいおまんこと遊ぼうかな?」

ユリウスの指が、体の上をなぞる。
すっぽりと魔道具で乳首を隠された胸筋を通り、腹筋の段差を撫で、へそのまわりをくるくると。
それから、乳首とちんぽを繋ぐ黒いチューブに触れ、みぞおちあたりで淡く輝く水色の宝石を優しく撫でた。

「じゃあ、ぼくがワンちゃんのおまんこで遊ぶのに、じゃまなものは取っちゃおうね」

特に何の変化も起きないまま、いまだに動いているスライムちんぽを引き抜かれ、すぐに意識はそちらへ集中した。
すぐに何も起きないからといって、それの存在を忘れてはいけなかったのに。
マルコのちんぽミルクを吸収したスライムは、すっかり膨れ上がっていた。
でっぷりとして、抜き出す時にケツ穴が裂けそうなほどの太さになっていた。

「ワンちゃん、すごいね。ワンちゃんのおまんこの中に、こんなのが入ってたんだよ」

体温であたためられていたスライムちんぽからは、ほかほかと湯気が立ち上っていた。
巻き付けられたスライムの端が、本体から何本もぶるりと外へ飛び出していて、うねうねと触手のようにうねっている。
こんなすごいもので、ケツ穴が責められ続けていたのかと思うと、取り上げられたケツ穴がきゅんきゅんと切なく疼いた。
ぽっかりとあいてしまったケツ穴が、さびしくて仕方がない。
ひくひくと動くケツ穴は、まるで早く埋めてくれと媚びているようだった。

「ぼくのふつうチンポで、ワンちゃんはよろこんでくれるかな? スライムみたいには動かないけど、おまんこにザーメンを飲ませてあげられる本物チンポだよ。どうかな、ぼくのチンポ、ワンちゃんはほしい?」

「ほひぃっ」

ユリウスのフル勃起した凶悪ちんぽを、ぷらぷらと目の前で見せつけられて、思わずしゃぶりついていた。
ちん先を咥えるだけで、うっとりするような雄臭い蜜が味わえた。
限界までぱんぱんに膨れたちんぽを、夢中になって舐めまくる。

「ワンちゃん、そこまで、だよ。ふふ、よろこんでくれるのは、よくわかったから、もうはなして。そろそろ、このチンポでワンちゃんと遊ばせてくれるかな?」

「わぅんっ」

「さあ、ワンちゃんが、ぼくのチンポを入れてほしいのはどこかな? ぼくに、教えてくれる?」

「わぅんっ、あうっ、あふっ、んふっ」

俺は即座に、きゅんきゅんと疼いて仕方がないケツ穴を、両手で拡げておねだりしていた。

「いいよ。ワンちゃんは、ちゃんといえるいい子だからね。ぼくのチンポを、入れてあげようね。そうだ。ワンちゃんがチンポを入れられたら、どんな風に気持ちいいのか教えてもらっていいかな?」

「わぅん?」

「ぼくのチンポが、ワンちゃんのおまんこのどこにあたると気持ちいいとか、そういうこと。ワンちゃんの好きなところを教えて。ワンちゃんのことを、いっぱい気持ちよくしてあげたいんだ。ぼくにもちゃんとわかるように、人間の言葉で教えるんだよ?」

「はひっ、おしえましゅっ、もぉ、ちんぽくらさいっ、いんらんおまんこからっぽれ、さみしいれしゅっ」

「そう、そうやって全部ぼくに教えるんだよ? じょうずにいえたから、いんらんまんこをすぐにチンポでいっぱいにしてあげるね」

ケツ穴にぴたりとユリウスのチンポが押し当てられた。
舌で感じたあのぷりぷりで、ごりごりと削ってくれそうなちん先が、めりめりと俺のケツ穴を拡げながら入り込んでくる。
たっぷり拡げられていたはずのケツ穴を、さらに押し開きながら進むちんぽに肉襞が擦れてたまらない。

「あぁ……っ、うぅ……っ、ん、は……ぁああっ」

「どうしたの、ワンちゃん?」

「ご、ごひゅ、ぢんしゃ、まっ、ぢんぽぉっ、おっ、きぃ、ちん、ぽぉ、きもぢぃいれしゅぅっ」

「ぼくの、ご主人さまのチンポがおっきくて気持ちいいんだ。入れてるだけなのに、とろけちゃってかわいいね。ワンちゃんのおまんこも、熱くてうねうねしてて、チンポがとろけちゃいそうなくらい気持ちいいよ。このまま一緒に気持ちよくなろうね」

ゆっくりゆっくりと入ってくるユリウスのちんぽに、すっかり蕩かされた俺のケツ穴はきゅんきゅんとまとわりついて離れない。
太くて長いユリウスのちんぽは、かちかちに硬くてすごくいい角度で俺のケツ穴を押し上げてくる。
早くこのちんぽで、ケツ穴をがんがんに思いきり攻められたい。

「あ゛ひっ、あ゛っ、ご、ごひゅぢんしゃま゛の゛、ぢんぽっ、お゛っぎぐて、い゛んらんま゛んご、ひろがる゛、ひろがりましゅぅう゛う゛っ」

「うんうん、おまんこがひろがると、ワンちゃんは気持ちいいんだね。それから、ほかには何かある?」

「ぢっ、ぢんぽのっ、でこぼこっ、しっ、しごり゛っ、しごり゛が、ごりごりってぇ、え゛え゛っ、ごしゅ、ごしゅれ゛っ、ん゛ひっ、い゛っ、い゛っぢゃう゛っ、ごりごりしゃれ゛で、お゛ま゛ん゛ご、い゛っぢゃい゛そ、お゛お゛っ、や゛あ゛っ、い゛っぢゃう゛っ、ごりごりしゃれ゛だら゛、い゛っ、ぢゃ、う゛っ、がら゛っ、ら゛め゛っ、ら゛め゛ら゛、の゛ぉ、お゛お゛っ」

「チンポで、このしこりをごりごりされると気持ちいいんだね。ワンちゃんは、もうイきそうなの? ぼくはまだ入れてるだけなのに?」

思っていたより、実況させられることで興奮していた。
頭と体を同時に犯されているからだろう。
自分の体に起きていることを、頭の中に取り込んで言葉にする。
簡単でありながら、俺みたいな淫乱にはとてつもなく効果を発揮する責め方だった。

「は、ひぃい゛い゛っ、い゛っでも、い゛い゛っ、もぉ、い゛っでも、ひぎぃい゛い゛っ、ら゛っ、ら゛め゛っ、しっ、しごり゛っ、い゛っ、ぢゃう゛っ、い゛っぢゃう゛がら゛っ、ごりごりら゛め゛ぇえ゛え゛っ」

ぐりんぐりんと腰をまわしながらちんぽを出し入れされると、しこりがごりごりと押し潰された。
すぐにでも絶頂しそうなほど、気持ちいい。
ちんぽのチューブも、ひくつく中にあわせて激しく動き続けていた。
乳首のまわりに、さわさわと触れるものがあり、筆のようなもので責められているようだった。
乳首と小便穴にケツ穴までまとめて気持ちよくされて、俺の体はもう限界だった。

「なんで、がまんしてるの? ああ、まだいいよっていってなかったのか。ごめんね、ワンちゃん。もういっぱいイっていいんだよ。ぼくご主人さまのチンポで、おもいきりイっちゃいな。ぼくも、ワンちゃんのおまんこで、いっぱい気持ちよくさせてもらうからね」

ずごんっとしこりを思いきり突き上げられて、詰め込まれまくっていた快感が、一気に弾けた。
全身が粉々に砕けてなくなりそうなほど快感が爆破して、体は何度も跳ね上がった。
止まらない止まらない深くて大きな絶頂の嵐だった。
まだまだこんな上があったのかと思えるようになるまで、だいぶかかった。
絶頂している間は、意識が真っ白になってしまってよく覚えていない。
朧気な記憶の中の俺は、まるで獣のように吠えまくり、俺が俺でいられなくなるほど激しく絶頂させられていた。

そして、俺が俺を取り戻した時には、俺の体は変えられはじめていた。
俺は、それに気付くことができなかった。
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