壁穴屋

うしお

文字の大きさ
上 下
45 / 189
エルデラの街

エルデラの街 23

しおりを挟む
「マル、入れる前に、チンポにこれかけて」

「これは?」

ユリウスが持ってきたのは、真っ白な小瓶だった。
複雑な紋様が浮かび上がるそれを見ると、何故だか不安になった。

「儀式用の油だよ。ちっちゃいおまんこに、マルのでっかいチンポを入れるための油。本当は、おまんこが切れちゃったら、かわいそうだからぬるんだけどね。このおまんこには必要なさそうだけど、儀式のためにぬっておいて」

「たしかに、こんなエロい穴、油なんてなくてもおれのちんこ入りそうだよな」

「まあ、決まりだからしかたないよ。それから、おまんこの中にもぬってあげて。さっき、奥が好きっていってたみたいだから、おまんこの奥までしっかりね。この油で濡らしておけば、マルのチンポはおまんこの奥の奥まで、ちゃんと届くようになるからね」

「わかった」

素直なマルコは渡された小瓶を傾けて、がちがちちんぽに塗りつけていく。
油でてらてらと光るずるむけのちんぽは、童貞のものとは思えないくらい堂々として見える。

「そんなに、おれのちんこが待ちきれないのか? エロまんこが、さっきから開きっぱなしになってるぞ」

椅子ごと動かされ、さらにケツを上げさせられた。
上向きにされた開きっぱなしのケツ穴にも、とろーっと上から落とすように中身が入れられる。
それだけで、ぞくぞくっひくひくっと全身が快感に揺れた。

「エロまんこ閉じたら、油が入らないだろ。おれが、おとなになる儀式のためなんだから、がまんしろよ」

マルコがケツ穴に二本の指を突っ込んで、無理矢理くぱぁっと開かせる。
開いたケツ穴の上で、また小瓶が傾けられて、とろーっと中身を注がれた。
そのまま、また奥まで腕を入れられて奥の穴もくぱぁと拡げられ、とろとろと流れてきた油を飲み込まされた。

「マルがワンちゃんのおまんこに入れてる油はね、とっても気持ちよくなるお薬入りだよ。とっておきの、最後の一本。あれを塗ると、おまんこに誰かのザーメンを注いでもらうまで、むずむずが止まらなくなるんだ。気持ちよくなりたくて、チンポが欲しくて欲しくてたまらなくなるお薬。もう儀式なんてできないように、村から盗んできてやったんだ。捨ててやるつもりだったけど、せっかくだから使っちゃおうと思って。ワンちゃんのえっちなおまんこにぴったりでしょ?」

ふふっとユリウスが楽しそうに微笑む。
それは俺だけに聞こえるような小さな声で、さらに続ける。

「あんなにいっぱい入れられちゃったら、きっとザーメンを一回もらったくらいじゃむずむずは止まらないよ。マルコのチンポだけじゃ足りないだろうなぁ。ぼくのチンポが欲しくなったらおねだりしてよね。マルコにあんなえっちなおねだりしてたんだから、ぼくにもしてくれるよね? おねだりしてくれたら、ワンちゃんのおまんこが擦り切れちゃうくらい、ぼくのチンポでごしごししてあげる。だから、早くチンポ狂いの淫乱ワンちゃんになってね? どんな風におねだりしてくれるのか、いまからすごく楽しみだよ」

俺の頭の横に立っていたユリウスは、俺の耳元で囁くと本当に楽しそうに笑った。
ああ、ユリウスこいつは、もうどうしようもないくらい狂わされてしまってる。
一体、どんな生活をさせられていたんだろう。
きっと、マルコも知らされてないような、ひどい生活があったに違いない。
さっき聞いた話よりひどいなんて、どれだけつらかっただろう。
その瞳に見つめられ、きゅんと締まったケツ穴は、マルコの腕をおいしそうに咥えこんでいた。
……まあ、俺も似たようなものか。

「ゆり……す、おれ、なんか、ちんこが、へん。あつくて、とけそ」

「ああ、大丈夫だよ。チンポが熱いのは、儀式の準備ができた証拠だからね」

「そう、なの、か?」

「そうだよ。ほら、ワンちゃんのおまんこを見て。ひくひくして、チンポを入れられたがってるでしょ? こっちも、準備できたみたいだよ」

「ん゛っ、ぅあ゛う゛……っ」

急に、ケツ穴がひくひくと動き出した。
もしかして、薬のせいかと思った時には、ケツ穴が奥の奥まで逆立つみたいに、ぞわりと蠢いていた。
何も入れられていないケツ穴が、勝手にひくひくと痙攣を始め、痒みのような疼きのようなものが体の奥からわきあがってくる。

「あと、これもつけなきゃ」

ユリウスはにっこりと笑って、マルコのちんぽの根元に金属製の輪っかを取り付けた。

「これは、ぼくがいいっていうまで、絶対に取らないでね」

「ん、きつ……っ、これ、ざーめん、でる?」

「ザーメンは、儀式の最後まで溜めておくんだよ。少しがまんしてからの方が、出すときすごく気持ちよくなるからね」

「わかっ、た」

騙されてる。
騙されてるぞ、マルコ。
いいのか、そんなに単純で。
お前、自分のちんぽを、ユリウスに管理されてるんだぞ。
ザーメンを出さないと疼きが止まらなくなる薬入りの油を塗っといて、ザーメンを出せなくするってことは、俺もマルコももう自分たちでは止まれないってことなんだぞ。

「ワンちゃんにもつけるから、そのまま待っててね」

そうして、拘束されてケツ穴を疼かせている俺のちんぽにも、ユリウスは輪っかを取り付ける。
俺のちんぽは、先っぽに謎のアイテム、括れには首輪、根元には中身を出せないようにする輪っかと、それぞれがっちりとはめられてしまった。
このがちがちに拘束される感じ、これは結構クるものがある。
うん、騙されてなくても、俺もユリウスにちんぽ管理されてたな。

「ゆりぃ……ちんこ、おかしい」

「ザーメン出したら、すぐ治るから大丈夫だよ。いっぱい気持ちよくなって、おとなになるんだよ?」

「ん、なる」

「よし、それじゃあ、おまんこにチンポをくっつけて。そのまま、ゆっくり中に入ろうか」

ふうふうとさっきよりも興奮しているみたいなのは、油に混ぜられた薬のせいなのか。
マルコのちんぽは、さらに凶悪さを増していて、飢えた獣のように先っぽからだらだらとヨダレを垂らしていた。
がちがちに硬くなっているちんぽを、俺のケツ穴にぬちゅぬちゅと擦り付けはじめている。
俺のケツ穴も、擦り付けられているちん先にちゅうちゅう吸い付いて、早く入れてくれと訴えているみたいだ。
ユリウスが言った通り薬の効果なのか、奥の穴のさらに奥までもが、ずくずくとちんぽを求めて疼いていた。
しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

王太子が護衛に組み敷かれるのは日常

ミクリ21 (新)
BL
王太子が護衛に抱かれる話。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

夜の公園でナンパしてきたタチを、タチが美味しく頂く話

ミクリ21 (新)
BL
タチがタチを食べる話。

エルフの宰相は狼獣人の国王に求愛されて、気づけば子供ができていた

ミクリ21 (新)
BL
エルフ宰相が狼獣人国王に求愛されてデキちゃう話。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

処理中です...