壁穴屋

うしお

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エルデラの街

エルデラの街 21

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ユリウスは俺の小便袋いっぱいに、二人分の小便を詰め込んだ。
それから、エロアイテムの置かれた棚から持ってきた『ゆりかご』に似たボールのようなものを、俺のちんぽにすっぽりと被せてしまった。
どんな機能があるのか、『ゆりかご』と違って、そのボールにはひとつも穴が開いてなかった。

「さあ、これでもうおもらしはできないよ。これから、マルとおまんこを使えるようにする練習をするから、終わるまでがまんしててね」

椅子は背もたれだけでなく、足置きも動かすことができた。
俺は椅子に座ったまま、真後ろに倒された形にされ、よりケツ穴をいじりやすいようにと足を左右に開いたところで固定された。

「マル、そのシッポを抜いてあげて」

「うん」

「ん゛あ゛う゛っ」

ずるんっと一気に引き抜かれて、スライムちんぽにしこりを削られた。
ひくひくするケツ穴に、ふーっと二人の吐息がかかる。
すごく近くで視姦さみられてるのだとわかって、ぞくぞくと震えた。

「ユリ、ここ、あながあきっぱなしだ」

「うーん。ワンちゃんのおまんこ、ちょっとゆるゆるみたいだね。ワンちゃん、おまんこぎゅって締められる? これだと、練習にならないんだけど」

ゆるりとケツ穴を撫でられて、ひくひくさせながら穴を締めていく。
うう、いまはあんまりケツ穴の縁を撫でないでくれ。
気持ちよくなると小便袋まで圧迫されて、かなりつらい。

「すげー、ほんとにあながしまってく」

「ワンちゃん、もっと締めて。処女まんことえっちする練習だから、おまんこはきつきつにしてくれないと困るよ」

ずぷずぷっと指を出し入れされて、きゅんきゅんと締め付ける。
がんばって締めているのだが、ユリウス的にはまだ駄目らしい。

「これじゃダメなのか?」

「こんなのちょっと触ったら、またゆるゆるになって、すぐにチンポほしいってぱくぱくする淫乱まんこにもどっちゃうと思うよ」

「でもさ、ゆるゆるになってもすぐにやめないで続ければ、少しは練習になるんじゃないか?」

「……マルが、それでいいなら、いいよ」

「まあ、いっぱいすれば、うまくなるだろ」

「じゃあ、はじめようか。おまんこを、なめてあげるところから」

ため息をついたマルコの唇が、そのまま俺のケツ穴に押し当てられた。
にゅるるっと中まで入り込んできた舌に、俺の思考はどろりと蕩けた。

◆◆◆

「あ゛あ゛っ、ひあ゛あ゛っ、あ゛ら゛あ゛っ、ゆ゛う゛ひれ゛え゛、ら゛え゛っ、ら゛え゛え゛っ」

ちゅくちゅくとケツ穴に入り込んだ二本の指が、丁寧に丁寧にしこりを捏ねまわし、指を咥えこんだケツの縁を、濡れた舌がちろちろと舐め続けている。
ぷっくりと膨れたしこりは、少し捏ねられるだけで腰が震えるくらい気持ちよくて、ぱんぱんにされた小便袋が破裂しそうなくらい痛くなる。

「マル、そろそろ指を増やしていいよ。三本にして、少し奥からそのしこりをひっかいて。外まで引きずり出すつもりで、指を入れたり出したりしてあげて」

「出すときはひっかくんだな。で、入れるときは?」

「入れるときは……押しつぶしてあげればいいかな。とにかく、そこはなれたら気持ちよくなりやすいところだから、いっぱいさわって、とろけるまで続けるといいよ。まあ、ワンちゃんは、もうとろけちゃってて参考にならないから、まだまだ続けてね」

「わかってるよ」

かりりぐりりとケツ穴のしこりへの責めがひどくなる。
マルコがどれだけ真面目なのかは、小便穴に連続玉を擦り付けられた時に嫌というほど思い知らされていたが、それをケツ穴のしこりで味わうとなるとかなり違った。
ユリウスが指示するまで、マルコはひたすら同じことを繰り返すのを苦としないようだった。
はじめに舌を入れられてから、指を入れられるまでにつもり積もった快感で絶頂一回。
その指も、すぐに入れられたわけじゃなくて、最初は濡れたケツ穴をくるくると撫でてほぐすところからはじまった。
早く喰わせろとぱくぱく動くケツ穴は無視され、縁を優しく撫でられ続けて、中にくれとねだりまくった。
もちろん、ユリウスがそんなに簡単に許してくれるわけもなく。
ぐすぐすと子どものように泣き始めたところで、ようやく一本だけ入れてくれた。
あまりにも期待しすぎて高まったのか、入れられただけでケツ穴でメスイキして、マルコの指を咥えて頭の中が真っ白になるほどの絶頂を味わった。
マルコの指使いは、ユリウスの指示があるとはいえ、巧みで繊細、そして執拗だった。
誰かのケツ穴を犯すつもりらしいが、とにかくねちっこくて絶対逃がさないとでもいいたげなしこり責めには、たぶん処女穴でもすぐに快楽堕ちして淫乱穴に変えられるくらいのテクニックがある。
狙われているやつは気の毒だが、二度とちんぽのない生活には戻れなくされるだろう。
御愁傷様だ。
まあ、現在進行形で、すでに手遅れなはずの俺のケツ穴が、さらに深いところまで作り変えられているあたり、マルコの実力は計り知れない。

三本に増やされた指が、ただひたすら引っ掻いて押し潰すことだけに特化して、しこりを責め続けている。
ぐちょぐちょと淫らな水音を立てているのは、小便穴にも塗りつけられたあの瓶の中身のはずだが、もうそれだけではない。
ちんぽの根元をかしかしと噛まれながら、ひたすらひたすらしこり責め。

「ゆ゛う゛ひっ、ゆ゛う゛っ、う゛っ、れ゛え゛っ、あ゛あ゛あ゛あ゛っ」

絶頂するなっていうのが無理な話で、俺はイかされまくっていた。
ちんぽは使えなくされているから、イけるのはケツ穴だけで、それも追い詰められて爆発させられるみたいなきついやつ。
その度に、椅子は激しく軋み、体を拘束しているベルトもぎしぎしと悲鳴をあげた。

「マルの指が四本入るようになったら、このおしおきは終わりにしてあげるから、もう少しがんばろうね」

はくはくと必死に息をする俺の頭を撫でながら、ユリウスが優しく微笑んでみせる。

「気持ちよくおしっこを出したら、次はマルの筆下ろし儀式に付き合ってもらうからよろしくね。もちろん、そのあとは、ぼくのチンポのめんどうもしっかりみてもらうよ。ワンちゃんを連れて帰れない分、ここでたっぷり遊んであげるからね」

くいっと首輪を引っぱられて、ユリウスの唇が俺の唇に触れた。

「ぼくは、ワンちゃんのこと、一生飼いたいくらい気に入ってるからさ」

その言葉にぞくぞくと震えてしまったのは、胸の奥底に沈めておかなければと、静かにそう思った。
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