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エルデラの街
エルデラの街 5
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「いいか、お前らはもう宿から出るなよ。二人とも、エリーを見習ってさっさと寝ておけ。馬車は昼の便だからかなり混むぞ。たぶん、ぎゅうぎゅうでほとんど寝れないだろうから、今のうちに寝て少しでも回復しておくんだ。いいな?」
あれから、諸々の面倒事を片付けて、気が付けばもう夜だった。
俺の泊まっている宿で、大部屋を取り直して泊まることにした。
三人とも汚すぎて、宿泊を断られそうだったので、時間で借りれる風呂にも入れた。
もちろん、俺もついでに入っているが、彼らとは別行動だ。
二人にはエリザベスの面倒を見ながら、三人で風呂に入ってもらった。
微妙な年頃だから嫌がられるかと思ったが、そんなこともなく引き受けてくれる。
素直でいい子たちだ。
疲れのせいか、途中から俺のちんぽは勃ちっぱなしだったので、二人に引き受けてもらえて本当によかった。
さすがに、がん勃ちのちんぽは見せられない。
ましてや、エリザベスにサカってるなんて誤解でもされたら、俺の印象は一気に地の底をぶち抜く勢いで下落していたことだろう。
結構、本気で働いたからなのかまだ興奮が治まらず、勃ちっぱなしのちんぽもだが、何よりケツ穴が疼いて仕方がない。
元々、この街にもやりに来ただけだったのに、やれないうちに強制依頼やら、ギルド職員の不正行為の摘発まで手伝わされてくたくただった。
とにかく、もうがんがんケツ穴掘られてイきまくりたい。
ただ、残念なことに、あまり自由になる時間はとれそうになかった。
結局、三人の身柄は、このまま俺が後見人として預かることにした。
正確には、未成年二人の後見人だが、成人してるとはいえユリウスをのけ者にする気はない。
成人したばかりの子どもが、未成年の子ども二人を連れて、どんな事情でエルデラまで出てきたのか知らないが、すべてを捨てて出てきたのだとすれば、彼らはまだ三人一緒にいるべきだと思った。
自分の居場所を見つけるまでは、互いを居場所にすればいい、と。
誰かに寄りかかるだけの関係ではなく、きちんと対等に向き合える仲間としての関係を築いていけばいい。
それまでの間くらいは、大人の俺が支えてやればいいと思うから。
明日の昼、俺が拠点とする街に帰ることになっている。
どこへでも行ける冒険者となった彼らには、この街に拘らなければならない理由はどこにもなかった。
俺としてもこの街の、特に印象が最悪以下の冒険者ギルドに、子どもたちをこのまま置いていくことは出来なかった。
馬車代も四人分となれば、それなりに痛い出費だが、土竜退治の報酬もたっぷり上乗せしてもらったおかげで懐はあたたかい。
さすがに、子どもたちを歩かせるわけにはいかない距離だしな。
ついでに、道中の護衛をすることで、いくらかまけてもらっている。
ギルドを通してない非正規依頼だが、自分が乗ってる馬車に何かあったら、誰だって戦うだろうから、これは依頼がなくても問題ない。
ちょっとしたサービスみたいなもんだ。
その辺りは交渉する前に決まっていた。
馬車屋の女将の実家が農家らしく、向こうから声をかけてくれたのだ。
土竜退治での活躍がいくらか後押しをしてくれた。
その代わり、明日の昼に出発する便になら、ってことだったが。
この際、さっさとこの街を出ようと決め、それを引き受けた。
馬車に乗ったら、七日の禁欲生活が始まってしまう。
つまり、俺にはもう、今夜しかすっきりするチャンスが残されてない、ということだった。
眠ってしまったエリザベスと二人を置いて、俺は壁穴を楽しみにいく予定だ。
「オっさんは?」
「俺はちょっと行くところがある」
「ふーん」
「ああ、そうだ。下で飯が食えるから、これを持っていけ。昼間の報酬の一部だ。なくすなよ」
「わかった。オっさんは? 下で食べないの?」
「俺は、外で食ってくるからな。お前らだけで行ってこい」
ユリウスとマルコに少し多めに金を渡して、俺はそそくさと酒場に向かう。
たぶん、欲求不満が溜まりすぎていたんだろう。
俺の注意力は、かなり低下していた。
◆◆◆
そこは、大部屋放し飼いタイプの珍しい壁穴屋だった。
事前に集めた情報の中には、なかったタイプだと思う。
最近、できた店なのだろうか?
上の酒場は前からあるみたいだし、ルイロシュクではないが俺が気付いていなかっただけで、本当に壁穴屋界隈では熾烈な集客争いが起きているのかもしれない。
たまには普通のところに行こう、と思っていたはずだったのだが、この前の濃厚な豚体験を引きずっていたのか、『野』と『教』という新しい文字に引かれてしまった。
説明してもらった野良と調教師という言葉にやられたのだ。
まず、部屋の中には野良がうろついている。
調教師たちは、そんな野良を手懐けるためにあらゆる手を使う。
手を使うといっても、実際に使うのはもちろんちんぽだ。
サイズに自信があるやつは目の前でちらつかせたり、実際に上や下の口からエサとして喰わせてみたり、な。
時には、いたずらする野良を捕まえて、ムチ打ちの代わりにケツ打ちピストンでお仕置き、なんてことも。
調教師のちんぽが、そのまま野良にとってのアメにもなりムチにもなるということだ。
野良はうろうろしながら好みのちんぽを探して、自分からねだって恵んでもらうのもありだとか。
最終的に、調教師から首輪をもらって個人の一夜飼いのペットになってもいいし、野良として出会う調教師すべてからいじめられてもいいらしい。
前者ならカーテンで仕切られた半個室でみっちり遊んでもらえるし、後者なら共用スペースで輪姦されたり、視られることを楽しんだりする。
その話を聞いて、俺は他の店をチェックすることなく、ここにしようと即決していた。
あれから、諸々の面倒事を片付けて、気が付けばもう夜だった。
俺の泊まっている宿で、大部屋を取り直して泊まることにした。
三人とも汚すぎて、宿泊を断られそうだったので、時間で借りれる風呂にも入れた。
もちろん、俺もついでに入っているが、彼らとは別行動だ。
二人にはエリザベスの面倒を見ながら、三人で風呂に入ってもらった。
微妙な年頃だから嫌がられるかと思ったが、そんなこともなく引き受けてくれる。
素直でいい子たちだ。
疲れのせいか、途中から俺のちんぽは勃ちっぱなしだったので、二人に引き受けてもらえて本当によかった。
さすがに、がん勃ちのちんぽは見せられない。
ましてや、エリザベスにサカってるなんて誤解でもされたら、俺の印象は一気に地の底をぶち抜く勢いで下落していたことだろう。
結構、本気で働いたからなのかまだ興奮が治まらず、勃ちっぱなしのちんぽもだが、何よりケツ穴が疼いて仕方がない。
元々、この街にもやりに来ただけだったのに、やれないうちに強制依頼やら、ギルド職員の不正行為の摘発まで手伝わされてくたくただった。
とにかく、もうがんがんケツ穴掘られてイきまくりたい。
ただ、残念なことに、あまり自由になる時間はとれそうになかった。
結局、三人の身柄は、このまま俺が後見人として預かることにした。
正確には、未成年二人の後見人だが、成人してるとはいえユリウスをのけ者にする気はない。
成人したばかりの子どもが、未成年の子ども二人を連れて、どんな事情でエルデラまで出てきたのか知らないが、すべてを捨てて出てきたのだとすれば、彼らはまだ三人一緒にいるべきだと思った。
自分の居場所を見つけるまでは、互いを居場所にすればいい、と。
誰かに寄りかかるだけの関係ではなく、きちんと対等に向き合える仲間としての関係を築いていけばいい。
それまでの間くらいは、大人の俺が支えてやればいいと思うから。
明日の昼、俺が拠点とする街に帰ることになっている。
どこへでも行ける冒険者となった彼らには、この街に拘らなければならない理由はどこにもなかった。
俺としてもこの街の、特に印象が最悪以下の冒険者ギルドに、子どもたちをこのまま置いていくことは出来なかった。
馬車代も四人分となれば、それなりに痛い出費だが、土竜退治の報酬もたっぷり上乗せしてもらったおかげで懐はあたたかい。
さすがに、子どもたちを歩かせるわけにはいかない距離だしな。
ついでに、道中の護衛をすることで、いくらかまけてもらっている。
ギルドを通してない非正規依頼だが、自分が乗ってる馬車に何かあったら、誰だって戦うだろうから、これは依頼がなくても問題ない。
ちょっとしたサービスみたいなもんだ。
その辺りは交渉する前に決まっていた。
馬車屋の女将の実家が農家らしく、向こうから声をかけてくれたのだ。
土竜退治での活躍がいくらか後押しをしてくれた。
その代わり、明日の昼に出発する便になら、ってことだったが。
この際、さっさとこの街を出ようと決め、それを引き受けた。
馬車に乗ったら、七日の禁欲生活が始まってしまう。
つまり、俺にはもう、今夜しかすっきりするチャンスが残されてない、ということだった。
眠ってしまったエリザベスと二人を置いて、俺は壁穴を楽しみにいく予定だ。
「オっさんは?」
「俺はちょっと行くところがある」
「ふーん」
「ああ、そうだ。下で飯が食えるから、これを持っていけ。昼間の報酬の一部だ。なくすなよ」
「わかった。オっさんは? 下で食べないの?」
「俺は、外で食ってくるからな。お前らだけで行ってこい」
ユリウスとマルコに少し多めに金を渡して、俺はそそくさと酒場に向かう。
たぶん、欲求不満が溜まりすぎていたんだろう。
俺の注意力は、かなり低下していた。
◆◆◆
そこは、大部屋放し飼いタイプの珍しい壁穴屋だった。
事前に集めた情報の中には、なかったタイプだと思う。
最近、できた店なのだろうか?
上の酒場は前からあるみたいだし、ルイロシュクではないが俺が気付いていなかっただけで、本当に壁穴屋界隈では熾烈な集客争いが起きているのかもしれない。
たまには普通のところに行こう、と思っていたはずだったのだが、この前の濃厚な豚体験を引きずっていたのか、『野』と『教』という新しい文字に引かれてしまった。
説明してもらった野良と調教師という言葉にやられたのだ。
まず、部屋の中には野良がうろついている。
調教師たちは、そんな野良を手懐けるためにあらゆる手を使う。
手を使うといっても、実際に使うのはもちろんちんぽだ。
サイズに自信があるやつは目の前でちらつかせたり、実際に上や下の口からエサとして喰わせてみたり、な。
時には、いたずらする野良を捕まえて、ムチ打ちの代わりにケツ打ちピストンでお仕置き、なんてことも。
調教師のちんぽが、そのまま野良にとってのアメにもなりムチにもなるということだ。
野良はうろうろしながら好みのちんぽを探して、自分からねだって恵んでもらうのもありだとか。
最終的に、調教師から首輪をもらって個人の一夜飼いのペットになってもいいし、野良として出会う調教師すべてからいじめられてもいいらしい。
前者ならカーテンで仕切られた半個室でみっちり遊んでもらえるし、後者なら共用スペースで輪姦されたり、視られることを楽しんだりする。
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