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エルデラの街
エルデラの街 1
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ノービルの複数部屋もよかったが、ルイロシュクの変わり種も大変よかった。
オヤジたちに飼ってもらって、たっぷり可愛がってもらったおかげで、もうすっかり満腹だった。
たまには、ああして薬や設備で楽しませてくれるところも悪くない。
自分ではどうすることも出来ない状況で、限界ぎりぎりまで追い詰められてイきまくれるなんて、そうそうないからな。
あの吊り鎖のカラクリ設備は、ドワーフが作ったものだというから、いつかドワーフの街でカラクリ責めにされに行くのもいいかもしれない。
ドワーフの王都は、特に最新技術の集まるところだという話だから、あれよりもっとすごいのがありそうだ。
あんな風に上げ下げされるだけでも気持ち良かったが、カラクリは休憩も疲れもないから本当の意味でイきまくれるんじゃないだろうか。
いっそ偽物でもいいから、永遠に萎えないちんぽで、ぐっちゃぐちゃにしてもらえるようなところがあれば行きたい。
がちがちに拘束されて、少しも逃げ場のない状態で、弱点ともいうべきケツ穴のしこりを、休みなしで延々と小突き回してくれるような鬼畜なカラクリのあるところ。
ああ、あったら行って、本当のイき地獄に堕とされてみたい。
もしくは、エルフのあの長すぎるちんぽで二本挿しにしてもらって、奥の穴にちんぽを無理矢理二本捩じ込んで、がばがばになるまで拡げてもらうのもいいかもしれない。
手前のしこりを突き上げられるのも気持ちいいんだけど、奥の穴がオヤジの指とか拳無理矢理拡げられていくのもかなり気持ちよかったからな。
最後は、一気に二本ともぶちこんでとどめを刺されて、そのまま穴の奥に直接種付けしてもらったら、すごく気持ちいいんだろうなぁ。
そんなわけで、あれから数ヶ月、ケツ穴が疼き始めたので、また出かけることにした。
そんなことを考えながら、俺は無心で地面に向かって槍を突き立てていた。
槍はギルドから支給された鋼の槍で、はっきりいって固いだけの低級品だ。
まあ、こんな作業に大事な自分の武器を使うやつなんていないだろうが。
まわりにも同じような作業をしている最中の冒険者が何人もいる。
普段はソロのやつもパーティー組んでるやつも、今日だけは全員参加だ。
領主からの依頼は、エルデラの街にいる冒険者全員が、強制参加させられるものだったのだから仕方ない。
「おーい、土竜土竜だー! 来るぞー! 気をつけろー!」
遠くから聞こえる声に、近くの冒険者が駆け寄っていくのを見送る。
まったくご苦労なことだ。
俺のまわりいた駆け出しっぽいやつらは、俺と遠くの土竜に視線をちらちらとやりながら、戸惑うように手を止めている。
ああ、なるほど。
「おこぼれが欲しいなら、早く行った方がいいぞ。一撃でも入れておかないと、討伐協力数はカウントされないからな」
「え、マジかよ!」
「急げ、走るぞ!」
俺の言葉が届いたのか、数人がばたばたと冒険者に囲まれた土竜へ向かっていく。
取り残されたのか、諦めているのか、まだ数人が俺のそばに残っている。
まあ、好きにすればいい。
俺はまた地面へ槍を突き刺す作業に戻る。
ざくりざくりと地面に槍を突き刺す姿は、非常にまぬけに見えるだろうが、普段は完全に土の下に潜っている土竜を地上に追い出すために必要な作業だ。
土竜というやつは少々厄介なモンスターだ。
見た目は、長くのびた鼻先が少しだけ鼠に似ている。
つるりとした頭部には小さく目立たない耳と、長く地中で生息していたせいか退化した小さな目、異様に大きく開く口があり、そこに長く鋭い爪のついた手と短いがその分踏み込みの強い足がついている。
それでいて、地面の中を水中にいる魚のように自由に泳ぎまわり、農地に植えられた作物を文字通り地中から根こそぎ喰ってしまうのだからたちが悪い。
そうやってせっかく出来た成果を食べてしまうだけでなく、作物を喰う際に一緒に土を飲み込んでしまうため、その畑自体も穴だらけになるし残されるフンには毒が含まれる。
栄養のある土を失い、穴だらけな上に毒まみれな畑は、しばらくまともに使えなくなってしまうため、生産能力はがた落ちになる。
だから、どこの国でも、土竜は害獣モンスターに指定されている。
国境付近での出現情報には、例え戦争一歩前まで関係が悪化していても、討伐に協力することが世界協定として決められているほどだ。
一匹見つけたら、家族がいると思えと言われているほど、よく増える。
土竜は『竜』とついているが、竜種に分類される亜竜にすらカウントされない土竜種という独立した種類だ。
鼠獣系のモンスターと同じく非常に多産で、地中に敵となるものがいるからなのか、生き急ぐように恐ろしく早く成長する。
だから、ほんの少し見逃しただけで、土竜は爆発的に増えてしまう。
どれだけ広い農場でも、一週間もあれば粗方喰い尽くされて穴だらけのスカスカになってしまうだろう。
だから、土竜の痕跡が見つかったら、領主は冒険者ギルドに対して、最優先の緊急依頼を出すし、冒険者ギルドは期限が近い依頼や護衛依頼の真っ最中など、どうしても受けられない状態の冒険者を除いたすべての冒険者を、強制的にこのクエストへ投入する。
たまたま、今日の昼間、護衛依頼でこの街に到着した俺も例外じゃない。
入街の際にチェックされ、そのままギルドに連れていかれて速やかに受けていた護衛依頼が完了、慌ただしく報酬を押し付けるように渡されて、今はこの依頼を受けさせられている。
強制だから最初から断れないのはわかっているんだが、ちょっとやり口が強引すぎてギルドの印象はまあまあ悪い。
土竜退治に必要な追い込み用の鋼の槍を支給してくれるだけ、この街のギルドはマシな方なんだけどな。
何せ、この依頼は討伐数に応じた出来高制だ。
うまくやれば一撃を入れられる槍なら、土竜にとどめが刺せなくても、ダメージを与えたとして討伐協力数にカウントしてもらうことが出来る。
討伐協力数は、二十回で一匹を倒したものとしてカウントされるから、どれだけ少ないダメージであっても、まず攻撃することが大事なのである。
だから、駆け出しでも何でも参加した冒険者は、土竜が出る度に一撃でも攻撃を入れるために、広い農地を西へ東へ走るのだ。
俺は走りまわるのはごめんだし、土竜程度なら自分で倒せる。
むしろ、槍が上手く刺されば、一撃で仕留められるくらいの力はある。
伊達に長いこと冒険者をやってるわけじゃないしな。
ただ、どれだけ頑張ったところで、土竜退治の報酬なんて安いものだから、俺としてはこうして穴に槍を突き刺しているよりも、ケツ穴に肉槍をずっぽり突き刺してもらった方がよっぽど稼げるし、気持ちいいから嬉しい。
だから、どうしたってだらけてしまう。
まあ、まったく成果がないのも槍を返す時に気まずいから、そろそろ一匹くらい仕留めておきたいところだけどな。
オヤジたちに飼ってもらって、たっぷり可愛がってもらったおかげで、もうすっかり満腹だった。
たまには、ああして薬や設備で楽しませてくれるところも悪くない。
自分ではどうすることも出来ない状況で、限界ぎりぎりまで追い詰められてイきまくれるなんて、そうそうないからな。
あの吊り鎖のカラクリ設備は、ドワーフが作ったものだというから、いつかドワーフの街でカラクリ責めにされに行くのもいいかもしれない。
ドワーフの王都は、特に最新技術の集まるところだという話だから、あれよりもっとすごいのがありそうだ。
あんな風に上げ下げされるだけでも気持ち良かったが、カラクリは休憩も疲れもないから本当の意味でイきまくれるんじゃないだろうか。
いっそ偽物でもいいから、永遠に萎えないちんぽで、ぐっちゃぐちゃにしてもらえるようなところがあれば行きたい。
がちがちに拘束されて、少しも逃げ場のない状態で、弱点ともいうべきケツ穴のしこりを、休みなしで延々と小突き回してくれるような鬼畜なカラクリのあるところ。
ああ、あったら行って、本当のイき地獄に堕とされてみたい。
もしくは、エルフのあの長すぎるちんぽで二本挿しにしてもらって、奥の穴にちんぽを無理矢理二本捩じ込んで、がばがばになるまで拡げてもらうのもいいかもしれない。
手前のしこりを突き上げられるのも気持ちいいんだけど、奥の穴がオヤジの指とか拳無理矢理拡げられていくのもかなり気持ちよかったからな。
最後は、一気に二本ともぶちこんでとどめを刺されて、そのまま穴の奥に直接種付けしてもらったら、すごく気持ちいいんだろうなぁ。
そんなわけで、あれから数ヶ月、ケツ穴が疼き始めたので、また出かけることにした。
そんなことを考えながら、俺は無心で地面に向かって槍を突き立てていた。
槍はギルドから支給された鋼の槍で、はっきりいって固いだけの低級品だ。
まあ、こんな作業に大事な自分の武器を使うやつなんていないだろうが。
まわりにも同じような作業をしている最中の冒険者が何人もいる。
普段はソロのやつもパーティー組んでるやつも、今日だけは全員参加だ。
領主からの依頼は、エルデラの街にいる冒険者全員が、強制参加させられるものだったのだから仕方ない。
「おーい、土竜土竜だー! 来るぞー! 気をつけろー!」
遠くから聞こえる声に、近くの冒険者が駆け寄っていくのを見送る。
まったくご苦労なことだ。
俺のまわりいた駆け出しっぽいやつらは、俺と遠くの土竜に視線をちらちらとやりながら、戸惑うように手を止めている。
ああ、なるほど。
「おこぼれが欲しいなら、早く行った方がいいぞ。一撃でも入れておかないと、討伐協力数はカウントされないからな」
「え、マジかよ!」
「急げ、走るぞ!」
俺の言葉が届いたのか、数人がばたばたと冒険者に囲まれた土竜へ向かっていく。
取り残されたのか、諦めているのか、まだ数人が俺のそばに残っている。
まあ、好きにすればいい。
俺はまた地面へ槍を突き刺す作業に戻る。
ざくりざくりと地面に槍を突き刺す姿は、非常にまぬけに見えるだろうが、普段は完全に土の下に潜っている土竜を地上に追い出すために必要な作業だ。
土竜というやつは少々厄介なモンスターだ。
見た目は、長くのびた鼻先が少しだけ鼠に似ている。
つるりとした頭部には小さく目立たない耳と、長く地中で生息していたせいか退化した小さな目、異様に大きく開く口があり、そこに長く鋭い爪のついた手と短いがその分踏み込みの強い足がついている。
それでいて、地面の中を水中にいる魚のように自由に泳ぎまわり、農地に植えられた作物を文字通り地中から根こそぎ喰ってしまうのだからたちが悪い。
そうやってせっかく出来た成果を食べてしまうだけでなく、作物を喰う際に一緒に土を飲み込んでしまうため、その畑自体も穴だらけになるし残されるフンには毒が含まれる。
栄養のある土を失い、穴だらけな上に毒まみれな畑は、しばらくまともに使えなくなってしまうため、生産能力はがた落ちになる。
だから、どこの国でも、土竜は害獣モンスターに指定されている。
国境付近での出現情報には、例え戦争一歩前まで関係が悪化していても、討伐に協力することが世界協定として決められているほどだ。
一匹見つけたら、家族がいると思えと言われているほど、よく増える。
土竜は『竜』とついているが、竜種に分類される亜竜にすらカウントされない土竜種という独立した種類だ。
鼠獣系のモンスターと同じく非常に多産で、地中に敵となるものがいるからなのか、生き急ぐように恐ろしく早く成長する。
だから、ほんの少し見逃しただけで、土竜は爆発的に増えてしまう。
どれだけ広い農場でも、一週間もあれば粗方喰い尽くされて穴だらけのスカスカになってしまうだろう。
だから、土竜の痕跡が見つかったら、領主は冒険者ギルドに対して、最優先の緊急依頼を出すし、冒険者ギルドは期限が近い依頼や護衛依頼の真っ最中など、どうしても受けられない状態の冒険者を除いたすべての冒険者を、強制的にこのクエストへ投入する。
たまたま、今日の昼間、護衛依頼でこの街に到着した俺も例外じゃない。
入街の際にチェックされ、そのままギルドに連れていかれて速やかに受けていた護衛依頼が完了、慌ただしく報酬を押し付けるように渡されて、今はこの依頼を受けさせられている。
強制だから最初から断れないのはわかっているんだが、ちょっとやり口が強引すぎてギルドの印象はまあまあ悪い。
土竜退治に必要な追い込み用の鋼の槍を支給してくれるだけ、この街のギルドはマシな方なんだけどな。
何せ、この依頼は討伐数に応じた出来高制だ。
うまくやれば一撃を入れられる槍なら、土竜にとどめが刺せなくても、ダメージを与えたとして討伐協力数にカウントしてもらうことが出来る。
討伐協力数は、二十回で一匹を倒したものとしてカウントされるから、どれだけ少ないダメージであっても、まず攻撃することが大事なのである。
だから、駆け出しでも何でも参加した冒険者は、土竜が出る度に一撃でも攻撃を入れるために、広い農地を西へ東へ走るのだ。
俺は走りまわるのはごめんだし、土竜程度なら自分で倒せる。
むしろ、槍が上手く刺されば、一撃で仕留められるくらいの力はある。
伊達に長いこと冒険者をやってるわけじゃないしな。
ただ、どれだけ頑張ったところで、土竜退治の報酬なんて安いものだから、俺としてはこうして穴に槍を突き刺しているよりも、ケツ穴に肉槍をずっぽり突き刺してもらった方がよっぽど稼げるし、気持ちいいから嬉しい。
だから、どうしたってだらけてしまう。
まあ、まったく成果がないのも槍を返す時に気まずいから、そろそろ一匹くらい仕留めておきたいところだけどな。
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