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ルイロシュクの街
ルイロシュクの街 6
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砂時計ひとつ分は、恐ろしく長く感じた。
さらさらと落ちる砂と、快感よりも強い痒みにうめく俺の意識。
どちらが早くなくなるか、わからなかった。や
「ほら、しっかり歩け。チンポが欲しいんじゃないのか?」
「ぶぅっ、ぶう゛、ぶ、ぶひん゛ッ、う゛う゛っ」
じゃらりと鎖が引かれ、激しい痒みと快感に悶絶し、踞っていた俺は必死に起き上がった。
慣れない四つ足で歩くのも大変だったが、何よりオヤジがくれた凶悪なプレゼントに啼かされていた。
「プレゼントは、そんなに気にいったのか。チンポは、もういらないか?」
「ぶっ、ぶひっ、ひ、はうっ、ぶ、ぶうぅッ」
頭をぶんぶんと横に振って、肘と膝を引きずるように前へと進んだ。
俺の体からぶら下がる細い鎖がぴんっとのびきると、乳首を飲み込んだ百舌蟲がその体を盛大にくねらせた。
百舌蟲は蟲とついているのだが、正確に言うと蟲ではない。
普段は、小さな果実などに擬態している触手系モンスターで、無数の触手を使って犠牲者に取りつき、乳首や性器などから養分を吸収する吸精生物の一種だ。
一度取りつくと剥がすのは容易ではなく、殻の内側にある無数の触手でしっかりと絡み付いて離れない。
取りつかれた者がもし無理に外そうとしても、その触手から媚薬に似た成分を持つ弱い毒を注入されてしまえば、ろくな抵抗は出来なくなるだろう。
また、やわらかくぬめりを帯びた触手は、無数の舌で舐められているような快感をもたらすとされていて、それこそがこのモンスターの名前の由来とされている。
世の中には、鳴き声を真似るのが得意なことから百舌鳥と呼ばれる鳥が存在するのだが、両者の間には関係はなく、命名者が字面が似ているとしてもじっただけである。
ネックレスのような細い鎖につけられた二匹の百舌蟲を、このオヤジはプレゼントと称して、俺の乳首に取り付けた。
無理に剥がそうとすると、その無数の触手をしっかり絡めてしがみつかれてしまうが、そもそも手を使えない俺に最初から外す術はない。
左右の乳首に取りついた百舌蟲からのびる鎖は、鳩尾のあたりでまとまってひとつになり、その先端には調節可能な輪がつけられていた。
鎖の先についていた輪を、オヤジは踏みつけられてイったばかりの俺のちんぽに、ぱちりとはめてしまった。
じんじんと疼くちんぽの括れにはまった輪は、まるで首輪のようだった。
「ほれ、こっちにもプレゼントだ。これでクリチンポとお揃いだな」
乳首をぬめっとした百舌蟲に包まれ悶絶した俺の首にも、オヤジは鎖のついた首輪をはめた。
苦しくはないが、簡単に外してもらえそうになかった。
じゃらりと引かれた鎖に、俺はもう大人しく従うしかない。
「さぁ、行くぞ」
百舌蟲とちんぽを繋ぐ鎖には、ほとんど余裕がなかった。
四つ足になって、ちんぽがだらりと下に垂れると、細い鎖はぴんっと引っぱられた。
「ひァ、ッ、あ゛あ゛あ゛あ゛っ」
くんっとちんぽによって引っぱられた百舌蟲は、剥がされまいとして乳首にがっちりとしがみついてくる。
小さくも立ち上がっていた乳首に、幾重にも触手を巻き付けて絡ませると、ぎゅうぎゅうと締め上げるのだ。
「あんまクリチンポ振ってばかりいんと、モズチにぶっといエロ針で刺されて、乳首もマンコにされちまうから気を付けろよ」
からかうオヤジは、再び首輪の鎖を引いた。
急に引き寄せられた俺は、思わずバランスを崩して、倒れてしまう。
「あ゛っ、ふぁ、あ゛あ゛っ」
びんっと鎖が強く引かれた瞬間、ずくんと突き刺さった針のせいなのか、バランスが崩れたせいなのか、俺はそのままその場に崩れ落ちた。
「なんだ。そんなところに寝ころんで。やっぱり、チンポはいらないんだろ?」
からかうオヤジの顔を、見上げる余裕すらない。
ぐしゃりと崩れたまま、ちんぽからだらだらと精液を垂れ流して絶頂していた。
乳首だけでイったからなのか、射精の感覚からは程遠く、どこか小便の排泄に近いものだ。
ケツ穴の痒みだけでなく、乳首に刺さった百舌蟲の媚薬針に悶絶させられる。
「ぃ、ぃ……あ゛ぁ……は、ひ……ぃ、りゅ……ぃりゅぅ……っ」
ずくっずくっと鈍い痛みが、乳首から蕩けた脳みそに押し込まれてくる。
一瞬、このまま狂ってしまってもいいのでは?と開きなおりそうになった。
「狂ったら、メス豚としてここで一生飼ってやるからな。安心していいぞ」
甘美な誘いではあったが、壁として骨を埋めてしまうにはまだ早かった。
少なくとも、シたことがない種族がいるうちは、まだまだ楽しみたい。
行ってない街もあるし、人間の街以外にも行ってみたい。
「ひゃ、ら……ぁ、ンッ、ひ、ぃ……ぅ、ひ、ひん、ぽぉ……いりゅぅ……う゛う゛っ」
「なら、しっかり歩けよ。歩かないなら、このまま捨てていくからな」
「ん゛ひ、は……ぁ、あ゛あ゛あ゛あ゛っ」
無慈悲なオヤジの手で、散歩は続けさせられる。
ちんぽはすぐ目の前にあるのに、良い豚になりきれない俺にはくれないらしい。
一歩、一歩、歩いていく。
求めるものは、どこまでも遠く感じられた。
さらさらと落ちる砂と、快感よりも強い痒みにうめく俺の意識。
どちらが早くなくなるか、わからなかった。や
「ほら、しっかり歩け。チンポが欲しいんじゃないのか?」
「ぶぅっ、ぶう゛、ぶ、ぶひん゛ッ、う゛う゛っ」
じゃらりと鎖が引かれ、激しい痒みと快感に悶絶し、踞っていた俺は必死に起き上がった。
慣れない四つ足で歩くのも大変だったが、何よりオヤジがくれた凶悪なプレゼントに啼かされていた。
「プレゼントは、そんなに気にいったのか。チンポは、もういらないか?」
「ぶっ、ぶひっ、ひ、はうっ、ぶ、ぶうぅッ」
頭をぶんぶんと横に振って、肘と膝を引きずるように前へと進んだ。
俺の体からぶら下がる細い鎖がぴんっとのびきると、乳首を飲み込んだ百舌蟲がその体を盛大にくねらせた。
百舌蟲は蟲とついているのだが、正確に言うと蟲ではない。
普段は、小さな果実などに擬態している触手系モンスターで、無数の触手を使って犠牲者に取りつき、乳首や性器などから養分を吸収する吸精生物の一種だ。
一度取りつくと剥がすのは容易ではなく、殻の内側にある無数の触手でしっかりと絡み付いて離れない。
取りつかれた者がもし無理に外そうとしても、その触手から媚薬に似た成分を持つ弱い毒を注入されてしまえば、ろくな抵抗は出来なくなるだろう。
また、やわらかくぬめりを帯びた触手は、無数の舌で舐められているような快感をもたらすとされていて、それこそがこのモンスターの名前の由来とされている。
世の中には、鳴き声を真似るのが得意なことから百舌鳥と呼ばれる鳥が存在するのだが、両者の間には関係はなく、命名者が字面が似ているとしてもじっただけである。
ネックレスのような細い鎖につけられた二匹の百舌蟲を、このオヤジはプレゼントと称して、俺の乳首に取り付けた。
無理に剥がそうとすると、その無数の触手をしっかり絡めてしがみつかれてしまうが、そもそも手を使えない俺に最初から外す術はない。
左右の乳首に取りついた百舌蟲からのびる鎖は、鳩尾のあたりでまとまってひとつになり、その先端には調節可能な輪がつけられていた。
鎖の先についていた輪を、オヤジは踏みつけられてイったばかりの俺のちんぽに、ぱちりとはめてしまった。
じんじんと疼くちんぽの括れにはまった輪は、まるで首輪のようだった。
「ほれ、こっちにもプレゼントだ。これでクリチンポとお揃いだな」
乳首をぬめっとした百舌蟲に包まれ悶絶した俺の首にも、オヤジは鎖のついた首輪をはめた。
苦しくはないが、簡単に外してもらえそうになかった。
じゃらりと引かれた鎖に、俺はもう大人しく従うしかない。
「さぁ、行くぞ」
百舌蟲とちんぽを繋ぐ鎖には、ほとんど余裕がなかった。
四つ足になって、ちんぽがだらりと下に垂れると、細い鎖はぴんっと引っぱられた。
「ひァ、ッ、あ゛あ゛あ゛あ゛っ」
くんっとちんぽによって引っぱられた百舌蟲は、剥がされまいとして乳首にがっちりとしがみついてくる。
小さくも立ち上がっていた乳首に、幾重にも触手を巻き付けて絡ませると、ぎゅうぎゅうと締め上げるのだ。
「あんまクリチンポ振ってばかりいんと、モズチにぶっといエロ針で刺されて、乳首もマンコにされちまうから気を付けろよ」
からかうオヤジは、再び首輪の鎖を引いた。
急に引き寄せられた俺は、思わずバランスを崩して、倒れてしまう。
「あ゛っ、ふぁ、あ゛あ゛っ」
びんっと鎖が強く引かれた瞬間、ずくんと突き刺さった針のせいなのか、バランスが崩れたせいなのか、俺はそのままその場に崩れ落ちた。
「なんだ。そんなところに寝ころんで。やっぱり、チンポはいらないんだろ?」
からかうオヤジの顔を、見上げる余裕すらない。
ぐしゃりと崩れたまま、ちんぽからだらだらと精液を垂れ流して絶頂していた。
乳首だけでイったからなのか、射精の感覚からは程遠く、どこか小便の排泄に近いものだ。
ケツ穴の痒みだけでなく、乳首に刺さった百舌蟲の媚薬針に悶絶させられる。
「ぃ、ぃ……あ゛ぁ……は、ひ……ぃ、りゅ……ぃりゅぅ……っ」
ずくっずくっと鈍い痛みが、乳首から蕩けた脳みそに押し込まれてくる。
一瞬、このまま狂ってしまってもいいのでは?と開きなおりそうになった。
「狂ったら、メス豚としてここで一生飼ってやるからな。安心していいぞ」
甘美な誘いではあったが、壁として骨を埋めてしまうにはまだ早かった。
少なくとも、シたことがない種族がいるうちは、まだまだ楽しみたい。
行ってない街もあるし、人間の街以外にも行ってみたい。
「ひゃ、ら……ぁ、ンッ、ひ、ぃ……ぅ、ひ、ひん、ぽぉ……いりゅぅ……う゛う゛っ」
「なら、しっかり歩けよ。歩かないなら、このまま捨てていくからな」
「ん゛ひ、は……ぁ、あ゛あ゛あ゛あ゛っ」
無慈悲なオヤジの手で、散歩は続けさせられる。
ちんぽはすぐ目の前にあるのに、良い豚になりきれない俺にはくれないらしい。
一歩、一歩、歩いていく。
求めるものは、どこまでも遠く感じられた。
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