壁穴屋

うしお

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ノービルの街

ノービルの街 8

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ぎこちなく動く二本のちんぽが、ケツ穴の中をごりごりと削っている。
快楽からは程遠い、痛みに満ちた拷問のような挿入だった。

「くッそいてぇなッ、なぁッ、これッ、あんまり気持ちよくねぇんだけどッ」

「わかってる。俺も、痛い。たぶん、いっぺんやるから駄目なんだ。とりあえず、交互にやるぞ」

「交互? どっちから、行く?」

「俺から行く。まだ奥にも行けてないからな」

「わーッた。掴んどくから、一気に押し込んでいいぞッ」

「……ゃ、も、……っ、っっ!!」

「よしっ、入った」

ずどんと精液まみれの奥の穴に、ついに長ちんぽがたどりつく。
ケツ穴と同じく奥の穴もゆるんでいたのか、そこは素直に口を開き、長ちんぽの先っぽをぱっくりと咥え込んでいた。
体がびくびくびくっと打ち上げられた魚のように痙攣したが、全部押さえ込まれた。

「んじゃ、次はおれねッ」

今度は反り返った太ちんぽが、しこりめがけて突き込まれた。
逃げられるわけもなく、しこりは太ちんぽに擂り潰される。
それだけで、精液が小便みたいにちょろっと漏れた。
長ちんぽが、奥の穴に入ったことで、先に出された精液がケツの中に広がった。
たっぷり出された精液でぬめったケツの中で、二本のちんぽたちは泳ぐように、出たり入ったりを繰り返す。

「やっと動けるようになったな」

「ん、ちょっと気持ちよくなってきたッ。中でニキのちんぽと擦れてんのも、気持ちいいッ」

「……油、足すぞ」

交互に動くちんぽの隙間から、さらに油が注ぎ込まれて動きがなめらかになる。
ずぼずぼと拡げられる奥の穴も、ごりごりと擂り潰されるしこりも、圧迫感に慣れてしまえばただただ気持ちいいだけだった。
この部屋に入る途中で聞いた獣たちより、さらに酷い声をあげて啼く。
きっと、いまこの店の中で、誰よりも俺は満たされている。
物理的にも、精神的にも。

「ん゛ひっ、ふ、ぎっ、ん゛あ゛っ、ふあ゛っ、ひぐぅ、う゛っ、お゛っ、お゛、ん゛ぶっ、ん゛ひぃん゛ん゛っ」

「ひッでぇ声ッ。なあなあ、おっさん。ケツ穴に二本もちんぽ突っ込まれて、ぐッちゃぐちゃにされんのッて、どんな気分? おっさんのケツ穴、きッともう、がばがばだぞッ」

無邪気な笑い声に追いつめられる。
二本のちんぽで、交互に擦られるケツ穴は、中から蕩けそうなくらい気持ちいい。
もちろん、限界を超えて拡げられているケツ穴は、いつ切れてもおかしくないくらい、みしみしぴりぴりと痛みを訴えてきてはいるのだけれど。

「おらッ、おっさん、答えろよッ」

太ちんぽでごりんっとしこりを削られ、精液を漏らしていたちんぽはお仕置きの続きとばかりに指で弾かれる。

「ひぎィッ、ぎっ、ぎもぢ、い゛っ、お゛っ、お゛う゛っ、ん゛ん゛っ、ぎもぢ、い゛い゛っ、ごりっ、ごり゛ごっ、り゛っ、い゛っ、ん゛っ、ぢんぼっ、しゅっ、しゅごい゛い゛っ」

「ダメだッ! なに言ってんのか、ぜんッぜんッ聞き取れねぇわッ」

笑いながら、ちんぽを指で弾かれまくる。
狙いが定められていない分、痛みが散乱している。
とてもではないが、絶頂は出来そうにない。
そうこうしているうちに、奥の壁を突き抜けていた長ちんぽが、突然動きを激しくしはじめた。

「奥としこり、どっちが気持ちいい? もちろん、奥だよな? 俺のちんぽの方が、気持ちいいだろう?」

「はぁッ? しこりの方がいいに決まッてるだろ! おれのちんぽのが、気持ちいいッてのッ!」

太ちんぽと長ちんぽが、ケツ穴の中で暴れまくる。
それぞれが身勝手な抜き差しを繰り返し、奥の穴としこりを執拗に責めてきた。

「ん゛ひっ、ぎッ、ん゛っ、あ゛ぐぅっ、ん゛ぶっ、お゛ぐぅっ、ひッ、ん゛ぎィっ」

どちらか一つでも、責められれば簡単に絶頂させられるようなポイントだ。
それを同時に責められて、堪えられるわけもなかった。

「い゛ぎ、い゛ぐ、ひぎ、ひぎゅ、あ゛ひぃい゛い゛い゛い゛っ」

やっぱり精液を、小便みたいに垂れ流してイった。
ケツ穴の中が、弾けるような絶頂だった。

「うわッ、おっさん、勝手にイッたのかよッ! おい、ふざけんなよッ、おれにかかったぞッ!」

怒りを露にした太ちんぽの男は、目の前にある俺のちんぽを滅多打ちにしはじめた。
指先で弾くのではなく、平手でばちんばちんと叩かれまくった。

「……リオ、そこの栓、取って」

「いっぱいあるけど? どれのこと」

「一番端のやつ」

「ふーん、これ、入れンだ」

「文句あるのか?」

「いンや。相変わらず、ニキはトマに優しいなぁってな?」

「別に、トマのためじゃない」

「そーゆーことに、しといてやンね」

「ちょっと、止まれ」

「ん、だよッ」

「漏らせないように、栓をする」

「へぇ。それ、入れんの? んじゃ、ちんぽはおれが持ッててやるな」

精液と小便まみれのちんぽを握られて、上からとろりとしたものを垂らされた。
ぬるぬると小便穴を触られて、それが油だということがわかった。
ちんぽを入れる前のケツ穴にするように、小便穴に丁寧に撫でられて、穴の中に塗り込むように指先を押し込まれた。
俺はそこでようやく、これから起きることに見当がついた。

「や゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛る゛ひて、ん゛ひぃい゛い゛い゛い゛っ、ん゛ほ、お゛っ、お゛お゛ん゛っ」

手遅れだった。
小便穴に当てられたひんやりしたものは、そのままずぶすぶと小便穴の中に押し込められた。
ひんやりしたものは、あまりにも太くて長く、小便穴は無理矢理奥まで抉じ開けられることになった。

「漏らすのが悪い」

ぎちりと小便穴を奥まで拡げられたちんぽのまわりに、くるりと硬いものが巻き付けられ、そのまま締め上げられた。
ぎちぎちと革の擦れる音が聞こえたあと、ちんぽを握りつぶされるような激しい痛みに襲われる。
全身の痙攣が止まらない。
二本のちんぽで固定されていなかったら、今ごろ、のたうちまわっていたことだろう。

「うおッ、ぎッちぎちッ、締め付けすぎだよ、おっさんッ」

「一緒に動くぞ」

「おうッ」

二人のちんぽが、まるで巨大な一本のちんぽのようにまとまって、俺のケツ穴をずこずこと犯す。
すっかり拡がってしまったらしい俺のケツ穴で、二本のちんぽは仲良く暴れまわった。
俺の叫び声は、止まらない。

「つまンねぇ……さすがに、三本は無理だよなぁ。オレのサイズじゃ、そこに入ンないだろうし……あ、そうだ、ニイさん、さっき、くちまんこ開放するっていってたよな? 早速、オレに使わせてよ」
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