壁穴屋

うしお

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ノービルの街

ノービルの街 5

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「この便所、言うこときかねぇぞ。生意気だな」

「バーカ、逆らって、もっといじめられたいんだろ。自分のケツ穴を、ちんぽで壊されたいなんて、変態なんだから。もっと、色々やられたいんだよ」

「なるほど。救いようのないド変態だな」

「ニイさん、ド変態って呼ばれて悦ンでんのかよ。思いっきり、ケツ穴締まったぜ。素直におねだり出来たらいじめてやるから、言ってみなよ変態ニイさん」

「う゛っ、ちっ、ちがっ、ん゛ふっ、ん゛っ、お゛っ、ひっ、ん゛っ」

ちんぽを握った手を上から包み込まれて、手のひらをちんぽ擦りに使われる。
自分でも思っていたことだが、言葉にされるとぞくぞくした。
自分よりも若い男たちにバカにされながら、ちんぽを咥えたケツ穴をさらして、よがる俺が変態でなければ何なのか。

「こんなんで興奮すンのかよ。あー、ケツ穴締め付けすぎだよ、変態ニイさん。ちんぽ痛い。……なあ、それ取って」

「ん、これか?」

「そう、それ」

壁の向こう側で、何をしようとしているのか、わからなくてどきどきと鼓動がうるさくなっていく。

「ひっ」

とろっとケツ穴に液体がかけられる。
これは、油か?
ぬるぬると撫でられて、油が塗りひろげられていく。

「ん゛っ、な、なに、ん゛あ゛ッ、てっ、ん゛ほっ、んっ、ふっ、ん゛っ、ひっ、ぃ、ん゛ぎッ」

すでにちんぽでいっぱいのケツ穴に、無理矢理、何かが入り込んでくる。
内側から外に引っ掛かれて、それがようやく指だとわかった。

「何したか、わかった? 締まりすぎて痛いから、拡げてンだよ」

ぐにぐにと中で、ケツ穴を拡げようとする指が暴れる。

「ひっ、ひぐぅ、う゛ひぃッ、あ゛、お゛お゛っ、お゛ふっ、ん゛ん゛ぐう゛ぅ、う゛う゛っ」

指が入って開いた隙間に、さらに指が捩じ込まれる。
ぐるりとちんぽのまわりをなぞるように指が移動する。
ちんぽの両側から挿し込まれた指が、穴を左右に拡げていく。

「ひ、ん゛ひっ、ん゛ぎぃい゛い゛い゛い゛っ、さ、さけっ、ん゛る゛っ、けっ、けつあっ、ん゛ぎっ、さげる゛う゛っ、あ゛ひぃい゛い゛い゛っ」

「すげー、悦ンでるし。もっと、指、入れてやろっか?」

「んじゃ、おれ、入れるッ」

「俺も入れてやろう」

ぐねぐねと四方八方にケツ穴を拡げられて、ゆるゆるとちんぽで中を擦られた。
拡げられたせいで入り込んだ空気が、ぶぽっばぽっと間抜けな音を立てている。

「あーあ、今度はゆるくなりすぎ。もっとちゃんとケツ穴締めてよ」

「ひでぇな、お前がやッたのにッ」

指が全部抜かれて、またケツ打ちピストンが再開される。

「ほらほら、ゆるゆるのケツ穴締めろって言ってンの。さっさとやれって、ほらっ、ほらっ」

ぴしゃんぴしゃんとケツを叩かれながら、必死にケツ穴を締める。
入り込んだ空気が、中でぐちょぐちょにかき混ぜられて、屁のようにぶっぶっと小出しにされてくる。

「おならしながら、ちんぽ喰うとかおもしろすぎッ! このおっさん、やべえッて」

「変態ニイさんでも、恥ずかしいって気持ちあンだね。いま、ニイさんのケツ穴、ちょっと締まってたよ」

言葉でなぶられながら、ちんぽをはめられて悦ぶ俺は確かに変態で。
遠慮のない言葉に、興奮が収まらない。

「ちんぽから、涎を垂らすような変態だぞ? 辱しめられて、悦んでいるだけだろ」

「それもそっか。そういや、命令きかない便器にお仕置きすンの忘れてた」

「ん゛っ、あ゛っ、ひっ、お゛っ、お゛ん゛っ、ひっ、ふっ、ん゛ぐっ、お゛ひっ、お゛、ぎぃっ、ん゛ん゛っ」

「何か、急にもだえてんだけど」

「お仕置きって言葉に、反応してるんだろう」

俺の状態はその通りだったので、ただただ黙って悶えるだけだ。

「どんなお仕置きしてもらえンのか、変態ニイさんは気になンだよな? けどさ、教えてやンわけねぇでしょ。何されンか、わからねぇからいいンでしょ。何でここに壁があンのか、考えたことあンの?」

「これから、ケツ叩きまーすッ、とか宣言してやってもらうつもりだったの? なにそれ、笑えるッ!」

「外れたから、お仕置きだな」

「だな。よし、お仕置きだ!」

持たされていたちんぽが、二つとも手から離れた次の瞬間。

「ん゛ぎッ、あ゛ぐっ、あ゛ぶッ、ん゛ほお゛っ、ん゛ひお゛ぶッ、ん゛ほ、お゛ッ、お゛お゛ッ、ん゛ぐッ、ひぎぃい゛い゛」

ケツだけでなく、背中や腰、太ももやちんぽまでぶっ叩かれていた。
結構、力も入っているし、狙いも容赦がない。
ちんぽは、叩かれて揺らされ蜜をばらまきながら、べちべちと腹に当たって間抜けな音を立てている。
壁の向こうで、叩かれる俺のケツを見ながら、三人の男は笑っていた。

「この便所、ちんぽ、ぶっ叩かれて悦んでるんだけどッ! とんでもねぇ、変態便所だぜッ」

「お前、そんなところ叩いて、汚れた手でこっち来るなよ」

「ひでぇッ! ちゃんと拭くしッ! 拭いてるしッ!」

「お前、どこで拭いてるんだよ」

「えッ? どこって、背中ーッ」

げらげらと二人が笑いながら俺を叩き、残りの一人は相変わらず激しいピストンを繰り返している。

「全然、お仕置きになってなさそうだけど、悦んでンからそのまま叩いてあげてよ。もう、オレは勝手に出すからさ」

あまりの痛みに思わず閉じようとした足を左右から引っ張られ、剥き出しになったちんぽが思い切りぶっ叩かれる。
勃起して上を向いていたちんぽが、叩かれて無理矢理下を向かされた。
根元からちんぽがもげそうな痛みに、ケツ穴をほじられながら悶えた。

「何、閉じようとしてんだよッ。おれらが、楽しませてやッてるんだから、自分から股ひろげて悦ぶとこだろッ、変態ッ! 足、閉じんなッ!」

ばちんっと垂れ下がっていたちんぽを、思いきり叩かれた。
拍手をするように、ばちんばちんととちんぽを何度も叩かれる。

「ん゛ぎぃっ、ひ、ひぐっ、ゆ、ゆるしっ、い゛っ、い゛だっ、いだい゛っ、ゆるっ、してっ、あ゛ぎっ、ん゛ぐぅっ、う゛う゛っ」

「このままおっさんのちんぽが、ぺっちゃんこになるまで叩いてやろうかッ」

「珍しいな、そんなに楽しいのか?」

「えッ、楽しくねぇ? こんだけ叩かれて、痛いとか許してとかいってるくせに、ちんぽびんびんのままの変態なんて初めて見るし、おれは面白いよ」

本当に楽しそうに言われて、ぞくぞくする。
虐めてやろうと思ってやってるわけじゃないのが、何より残酷でいい。
もはや、同じ人間とは思われていないのかもしれない。

「それより、まだまだ叩くつもりなら、アレ、使えば?」

「アレ? アレも使っていいのか?」

「部屋にあンだから、いいンだよ。ダメなら片付けてるでしょ」

「それもそッか。んじゃ、使おッと」

ひゅンひゅンと風を切る音がして、背中にばしんっとそれは振り下ろされた。
手ではない硬い感触に、背中の皮が弾ぜるようだった。

「これ、何かわかるか? わかったら、止めてやるけど、答えられなかッたら、これでちんぽ叩き、十回な」

ひゅンと風を切る音に、体が勝手に竦み上がった。
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