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127、超越カタルシス

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「乳首が勃起してんぞ。手が使えねぇお前の代わりに、俺がシコっといてやるからな」

よだれで濡れた乳首を、オヤジが強く潰しながらゆっくりと捏ねはじめた。
硬くなった乳首を左右同時に責められると、アナルが切なくてたまらなくなる。
ひくひくして止まらない。
早く動いて欲しくて、腰が勝手にゆらめいてしまう

「ん……っ、ふ、ぁ……っ、んぁっ、ぁふぅ……っ」

「だから、お前は俺のチンポをシコってくれよ」

逃げようとする動きじゃないからなのか、オヤジはおれが腰をゆらしても怒ったりしなかった。
むしろ、小刻みに腰を振って、切なくて震えていた結腸に、大きな亀頭をちゅこっちゅこっと食べさせてくれる。
切なくてひくついていた肉襞がうねって、吸いつくようにオヤジのちんぽに絡みつく。

「あー、たまんねぇ。気持ちよすぎて、白い小便を出したくなっちまったな。小便の前に、ちょっくら本気でシコらせてもらうからよ。お前はきっちりマンコを締めといてくれや。そうすりゃ、すぐに終わるからな」

左右の乳首を同時に押し潰して、擂り潰すように捏ねるオヤジのピストンはどんどん早くなっていく。
乳首とアナルの同時責めは、気持ちよくてたまらなかった。
もう自分で腰を振る余裕もなく、尻に打ち付けられてくるオヤジの腰に、すべてを任せて受け入れる。

「んんっ、んぅっ、ふぅうッッ、ふぅうッッ」

気持ちよくて蕩けていたが、アナルを突き上げられているうちに、どんどん射精感がこみ上げてくることに気がついた。
膨れた前立腺を、オヤジの太いちんぽで擦られているのだから当然だ。
前立腺をごりごり擦られて、たっぷりいじめられたちんぽから先走りがとろとろとあふれてくる。
オヤジに、漏らすなと言われているのに。
このまま素直にピストンされていたら、きっと全部を漏らしてしまう、と焦って暴れてしまった。
オヤジの大きな手が、暴れるおれの膝裏を掴んで、そのまま大きく開いてしまう。
そこには、感じていた以上にあふれた先走りで、すっかりびしょびしょになった勃起ちんぽがゆれている。
どうしよう、オヤジに見られてしまった。

「おいおい、そんなに嫌がるなよ。お前のマンコが、気持ちいいのがいけねぇんだぜ。そんなに急かさなくても、ゼリーはあとでちゃんと食わせてやるから、ちょっと付き合ってくれよ」

すぐにでも、こんなに漏らしやがって、とあの貞操帯をつけられるのではと怯えていたおれは、にやにやと嗤うだけのオヤジにほっとした。
どうやら、あれをつけられる心配はしなくてよさそうだ。
だが、オヤジのピストンは止まらない。
このままでは、ちんぽから出るのは、先走りだけではすまなくなる。
待って、待って、と声が出せない代わりに頭を振って、オヤジを止めようとするが、それは逆効果だった。
オヤジは、膝裏を持ち上げてちんぽを引き抜くと、振り子の要領で落ちてきたおれのアナルを思いきり突き上げた。
小刻みなピストンでほぐされていたおれの結腸に、オヤジのちんぽが突き刺さる。
あ、これ、駄目なやつだ、とどこかに残っていた理性が教えてくれる。
続けられたら、間違いなくイってしまう、と。
そう思うのに、オヤジのピストンは止まらない。
結腸の奥に射精した精液を、アナルの中に満遍なくのばしてかき混ぜようとでもいうのか、深く強く、そして激しく気持ちいいピストンを繰り返す。
持ち上げられては落とされるおれの腹の中からは、ぐっぽぐっぽと濁った水音がとめどなく聞こえてくる。
その音で興奮しているのか、オヤジのピストンはさらに激しさと硬さを増していった。

限界はすぐにやってきた。
硬くて太くて大好きなオヤジのちんぽに、しっかり馴染んだアナルを、休むことなくピストンされてイくなというのが無理な話なのだ。
振り子のようにゆれながら、ひたすらアナルでイかされる。
気持ちよくて、気持ちよくて、気持ちいい。
絶頂が、悲鳴が、よだれが止まらない。

「いい子だ。そのまま気持ちよくイってりゃいいからな」

狂ったようにイかされまくるおれを、オヤジは容赦なくピストンして追い上げながら優しく囁く。
それだけで、イっちゃ駄目だ、と必死に堪えていたものが、どろりと蕩けた。
イって、イって、イきまくって、蕩けまくる。
もうアナルの痙攣は止まらなくて、イけばイくほど締まるのに、オヤジのちんぽは勢いが衰えることもなくおれを犯し続けた。
気持ちよすぎて、もう止めて、助けてと首を横に振れば振るほど、オヤジのピストンは激しさを増していく。
もう止めて欲しいのか、もっと激しくして欲しいのか、わからない。
ただただ激しくなるピストンの中、わけもわからず首を振り続けた。

「く……っ、そろそろイくぞ。中に出すぞっ、中に出してやるっ」

最高潮にまで達したピストンで、奥の奥までぐちゃぐちゃにされながら聞いたオヤジの声に、頭を縦に振ってがくがくと頷く。
最後の一突きとばかりに思いきり突き上げられたあと、結腸の奥に熱いものが注ぎ込まれた。
相変わらず勢いの衰えないオヤジのちんぽが、どぷどぷと射精している。
中に出してもらえる幸せにひたった瞬間、おれの中で何かがかっちりとハマりこんだ。
ジェットコースターに乗ってしまったようなスピードで、絶頂のさらに上まで追い上げられていく。

「ん゛ぅん゛ん゛ん゛ん゛ぅッッ」

何もかもが蕩けるような絶頂が、腹の奥から全身にぶわりと拡がった。
おれの中にあるものが全部溶け出していくような感覚を、すべてを放出するような解放感が押し流していく。
気がつけば、おれのちんぽからは精液がたらたらと垂れ流しになり、それに乗って残っていたゼリーまでもがくぷっくぷっと尿道を抉じ開けながらこぼれ落ちていた。

「やっぱ、お前ん中は、たまんねぇなぁッ。ほら、ご褒美にいまゼリーを……?」

ぞわぞわするような快感が、もっともっととおれを押し上げ、やがてそれは激しい尿意となって襲いかかる。
それだけは駄目、と思う心は、蕩けきった体には届かない。
しゃくりあげるように、ひっひっと呼吸はどんどん荒くなっていく。
そして、限界を越えた尿意は止めることなどできず、そのままそこで解放された。
腹の上に落ちていた精液やゼリーは、とめどなくあふれるおしっこでどんどん押し流されていく。
とてつもない解放感だった。
ただの射精なんか、目じゃないくらいに気持ちいい。
あまりにも気持ちよくて、おれは自分が置かれた状況をすっかり忘れてしまっていた。

「……おいおい、ずいぶん派手にやってくれたな。お漏らし三連発かよ。こいつはとんでもねぇ悪ぃ子じゃねぇか。なんだよ、そんなにアレを着けて欲しかったのか。わかった、わかった。お望み通り着けてやる」

そんな風に、オヤジから声をかけられるまで、セックスの最中であったことすら忘れていたのだ。
ふわふわとした絶頂の余韻にひたりきったおれは、シャワーをかけられてもまだ元の世界に戻ってこれなかった。
オヤジに貞操帯のパーツを捩じ込まれ、尿道を無理矢理拡げられるまで、ぼんやりと天井を見上げて過ごしていた。

いくらなんでも、鈍すぎるだろ。
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