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112、淫蜜レフィル

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「や゛っ、あ゛っ、あ゛っ、は、あ゛あ゛っ」

小刻みに突き上げられるおれのちんぽから、少しずつおしっこが押し出されていく。
僅かな月明かりの下、きらりきらりと煌めきながら。
ふと、お風呂の中で、オヤジと一緒に手遊びをした水鉄砲を思い出した。
お湯の中で合わせた手を思いきりきゅっと締めると、小さな隙間から勢いよく水が飛び出していく、あの遊びだ。
たっぷりと中身の詰まった膀胱を、オヤジにずんっずんっと突き上げられると、小さな穴からおしっこがびゅっびゅっと飛び出していくのが、少しだけ似ているな、と。
目の前の暗がりから、時々、ぴちゃっぱちゃっと小さな水音が聞こえてくる。
飛ばされたおしっこが、どうやら壁にまで届いているらしい。
何故だかそれが、恥ずかしくてたまらない。

「おっ、いまのは壁まで飛んだだろ。ほら、次だ。もっとがんばって飛ばしてみろ」

子どもの頃、遊んでくれた時と同じ台詞を口にしながら、オヤジがおれの前立腺を突き上げる。
言っていることは同じなのに、どうしてこうもしていることは違うのだろう。
いまのおれたちには、あの頃の健全さなんて微塵もない。

でも、それはもうしょうがない。
おれはもう、オヤジに頭を撫でられるだけでは物足りないし、抱きしめられるだけでも物足りない。
血の繋がった親子ではあるけれど、普通の恋人たちがするのと同じように、いつでも深く繋がりたくてたまらなかった。
それは、オヤジも同じ気持ちでいてくれるようだった。
一度外れたタガは嵌まらず、いまでは毎日のようにセックスを繰り返している。
アナルとちんぽでする普通のアナルセックスはもちろん、いろんな道具を使ったマゾなおれとサドなオヤジにぴったりの調教つきのセックスも、たっぷりと。
ただ、オヤジのちんぽは大きすぎて、普通の人なら届かないだろう結腸まで簡単に入ってしまうから、もしかしたら、普通のアナルセックスとは言えないかもしれない。
オヤジは、結腸子宮セックスだと喜んでくれるから、普通ノーマルでも異常アブノーマルでも、どちらでもいいのだけれど。
今日も結腸セックスとセットで、しっかり調教もついてきている。
おれの足はベルトと棒で拘束され、股間を隠せないようになっているし、膀胱の中にローションゼリーを詰められたおれの尿道にはカテーテルが入っていた。
それだけでも恥ずかしくてたまらない羞恥プレイだというのに、今日は庭にまで出てきている。
自宅の庭とはいえ屋外で、人に見られそうになってるというのに、気にせずセックスを続けたり、膀胱をちんぽで突き上げておしっこを漏らさせたりと、いつも以上に鬼畜なプレイの数々だ。
それで気持ちよくなってしまうおれもおれなのだけれど、なんだかいつもより激しい感じがして、すごく嬉しかった。
ギプスの取れたオヤジは、セックスがはじまってから、一度もおれを離さないでいてくれる。
やわらかな粘膜を激しく擦れあわせながら、愛してると囁くより深く、激しく愛を刻み込むようなセックスの終わりはまだ見えない。
あの頃のおれたちが想像すらしていなかったことを、いまのおれたちは遠慮の欠片もなくしているんだと思うと、全身がぞくぞくと震えた。

「おっと、いま、マゾマンコでおねだりしたな? そうか、そうか、俺にまた応援して欲しいんだな。待ってろ。いまたくさん飛ぶように、しっかり応援してやるからよ」

「やっ、ちがっ、ちがうの……っ、おっ、おうえん、は……っ」

また、前立腺を思いきり突き上げられるのだと思った。
押し潰された膀胱から、おしっこと精液が混じったものを吹き出すのだ、と。

「ひ、い゛ッッ」

「まずは、こっちを補充してやらねぇとな。漏らすもんがなきゃ、楽しめねぇもんな」

けれど、オヤジは前立腺をちんぽで押し潰したまま、おれのちんぽを強く握って扱きはじめた。
おれの手袋がはまった手ごと掴んで。

「いまここで、カテーテルが抜けねぇちゃまずいからな。ちょっとしか動かせねぇけどよ、お前、裏筋んとこ好きだもんな。この手袋でごりごり扱いてやりゃ、すぐに射精もできんだろ。ついでに、こっちもマッサージしてやるよ」

「や゛ッッ、あ゛ッッ、あ゛、あ゛あ゛ッッ」

ごりごりする指先で裏筋を押し潰し、金たまをまとめて掴んで、ごりゅごりゅと。
気持ちいいのと痛いのが、頭の中で混ざって混ざって、わからなくなる。
いつの間にか、カテーテルの出口は塞がれていた。
射精をさせられる度に、行き場をなくした精液が金たまを膨らませるけれど、金たまを揉むオヤジのマッサージで強制的に膀胱へと流されていく。
無理矢理抉じ開けられているからだろう。
尿道か膀胱かもわからない、体の深いところが軋むように痛んだ。
そのせいで、アナルに入ったままのオヤジのちんぽを締めつけてしまう。

「しょうがねぇマゾマンコだな。チンポはちょっとだけだぞ」

しょうがない、なんて少しも思ってなさそうなオヤジが嗤う。
アナルが締まれば、オヤジのちんぽがゆるゆると前立腺を捏ねまわし、前と後ろから同時に快感を与えられたおれの体は、またすぐに絶頂へとのぼりつめる。
さっきから、それの繰り返しだ。
おれの膀胱は、またつきつきと痛みはじめている。
もうローションゼリーと精液でいっぱいになっているはずだ。

「む゛り゛っ、も゛っ、も゛お゛、む゛り゛ぃい゛い゛ぃっ、お゛や゛っ、お゛や゛ぢっ、ゆ゛る゛ひっ、ゆ゛る゛ひれ゛ぇえ゛え゛ッッ」

「まだ大丈夫だから、もう一回くらいイっとけよ。それで、腹がいっぱいになったら終わりにしてやるから、今度はちゃんとイくって言えよ? 出てくるのが見えねぇから、言わなきゃイったってわかんねぇからな。ついつい、わかんなくてやりすぎちまうんだわ。お前が、『イった』って言ったら終わりだからな?」

「わ゛がっ、わ゛がッッ、あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ」

ずるっとすべった体が、オヤジのちんぽで串刺しにされた。
結腸まで一直線にぶち抜かれて、絶頂しながら絶叫するおれのアナルに、太い指がさらにずぶっとぶちこまれてくる。
長くて太い中指だ。
その指先が前立腺を簡単に捉えてしまうと、アナルがきゅうっと引き締まった。

「いいか、終わって欲しけりゃ、『イく』って言うのを忘れるなよ?」
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