大酒飲みは虎になったことを忘れてしまう

うしお

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82、悦振ウォーカー

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「や゛っ、はっ、あ゛っ、はっ、ん゛っ、ふっ、う゛ぅッッ」

成人した男であるおれを抱えたままだというのに、オヤジは重さなど感じていないのではないかと思うくらい軽快に、ふらつくこともなくずんずんと歩いていく。
これで病み上がりというんだから、本当に最近の医学というやつはすごすぎる。
この調子なら、本当にオヤジは元の職人に戻れるだろう。
例え、元の職人に戻れなかったとしてもオヤジのことは好きだが、大好きな仕事に打ち込むオヤジの姿をまた見られるのだと思うと嬉しくてたまらない。
まあ、いまのおれはそんなことを考えている余裕なんてないのだけれど。
オヤジが足を踏み出す度、挿入されたままのちんぽがアナルを突き上げ、逃げ場のないおれを責め立てる。
後ろ向きの駅弁、とでもいえばいいのだろうか。
この体位、ただでさえ凶悪なオヤジのちんぽとおれの雑魚すぎるアナルが、ぴったりとはまりすぎてて、かなりやばい。
寝たままの姿勢で、オヤジの体重を感じながら突かれる寝バックもかなり気持ちよかったけれど、この体位は立っているからか、自分の体重が全部アナルの深いところに集中している気がする。
気持ちいい以上に、オヤジのちんぽが本当に体の奥を突き抜けてしまいそうで怖いくらいだ。
もちろん、そんな怖さも蕩けたおれの体にとっえは、気持ちよさの一部でしかないのだけれど。

「ぉ、お゛や゛っ、は、ぁンンぅッ、こっ、これ゛っ、ら゛め゛ぇッ、や゛ぁっ、あ゛っ、あ゛あ゛っ、こわっ、こわぃい゛っ、や゛ぶれ゛りゅっ、お゛にゃかっ、ん゛ひぃッッ」

「大丈夫だ。なんも怖かねぇよ。俺がしっかり持ってやってるからな」

すっかりイき癖のついた結腸を、オヤジのちんぽにかき混ぜられながら訴える。
怖いけど気持ちよくて、アナルのきゅんきゅんが止まらない。
きっとオヤジには、怖いといいながらもおれがしっかり気持ちよくなっていることなどバレバレだろう。
優しく囁いたオヤジが、しっかり持ってるといいながらおれを持ち上げ、浅いところで抜き差しを繰り返す。
結腸の次は、前立腺がいじめられる番らしい。

「あ゛ぅっ、う゛ぅん゛っ、は、あ゛あ゛ぁッッ」

大きな亀頭が、ずっと膨れたままの前立腺をごんごんと突き上げる。
おれのアナルは結腸だけじゃなくて、前立腺までオヤジのちんぽにぴったりらしい。
体の中からどろどろに蕩けてしまいそうな快感で、すぐに甘い声で啼くだけのオナホにされた。

「あ゛っ、あ゛あ゛……っ、ぉやじぃ、おやじぃ……っ」

「おう、なんだ?」

「ん゛っ、ん゛ん゛ッッ、きっ、きもぢぃっ、ひ、あ゛っ、きもぢぃい゛よぉっ」

「そうか。怖いのはなくなったのか。よかったな」

よかった、よかったと前立腺を何度も突き上げられてイく。
もう気持ちよくて気持ちよくて、何も考えられなくなる。
オヤジとセックスしまくりで、もうアナルも頭もバカになりそう。

「ぁう゛ぅ、ん゛っ、ふ、ぅう゛っ、きもぢ、ぃい……っ」

「そうそう、余計なことばっか気にしてねぇで、お前はそうやって大人しく気持ちよくなってりゃいいんだ。あとでちゃんと、顔見ながらセックスしてやるからな」

「ん゛ぅっ、ぉ、や゛……ンンッ」

ぐっと仰け反ったおれを、肩口で支えたオヤジが唇の端にちゅうっと吸いつく。
ちゃんとしたキスをして欲しくて、そちらを向けば、にんまりと笑ったオヤジがおれを見ていた。

「ほら、吸ってやるから、舌を出せ」

「ん゛っ、ぉやじぃ、ふ、ぅう゛……っ」

ぢゅるっ、ぢゅっ、ぢゅぢゅっとオヤジに舌を吸われながら、さっきよりもゆっくり歩くようになったオヤジのちんぽで気持ちよくしてもらう。
さっきまで前立腺をごんごんと突いていたオヤジのちんぽが、また結腸の奥まで入り込んできたけれど、もう怖いなんて思わなかった。
オヤジが大丈夫だって言ってくれたし、いつの間にかもっと硬くなっていたちんぽで、結腸を抉じ開けられる気持ちよさに蕩けていたから。
太くて、長くて、硬いちんぽが、ごりごりと結腸を擦っている。
結腸なんてカーブしてなきゃいけない場所なのに、オヤジのちんぽが硬すぎて、まっすぐにされちゃってるのがたまらない。

「ん゛っ、ふ、ぅ……っ、ふ、ぁ……あ゛ぅ、ぅうん゛……っ」

オヤジの精液タンクになったアナルを突き上げられながら、びくびくとイき続けるおれを抱いたオヤジがぴたりと止まった。
ずっと吸われていた舌はじんじんと熱を持ち、だらだらと垂れ流しになっていたよだれが火照った体をすべり落ちる。

「は……ぁ、ンンっ」

乳首のすぐそばを、掠めるように落ちていった自分のよだれにすらぞくぞくした。
小さな絶頂を繰り返し続けていた体は、恐ろしいくらい敏感になっているみたいだ。
甘える猫のように、オヤジの肩にすりっと頭を擦り付ければ、オヤジがこめかみのあたりにちゅっと軽くキスをしてくれた。

「おお、こりゃいい感じに暗くなってんな。ほら、前を見てみろ。約束通り顔を見ながらセックスできるぞ」

嬉しそうに言うオヤジにつられて前を見れば、庭に面した大きなガラス戸におれを抱えるオヤジがばっちりとうつっていた。
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