大酒飲みは虎になったことを忘れてしまう

うしお

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69、触牝サンプル

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「だから、煽るなってつってんだろうが、この淫乱マゾ息子めッッ」

「……ッッ!」

オヤジの言葉が聞こえた瞬間、腹の奥から体が弾けた。
おれの世界は、一気に白く塗り潰される。
体がいきなり仰け反ったこと以外、何が起きてるのかすらわからない。
それがオヤジに押し込まれたアナルパールで、思いきり結腸イキさせられたせいだと気付いた時には、絶頂の高みから戻れなくなっていた。
言葉にするならアナルパールがまるまる一個分、結腸の向こうに押し込まれただけのことだった。
だが、そのアナルパールには凶悪なイボカバーが被せられていて、そのイボイボパールが思いきり抉った場所は、これまで誰にも触られたことのないまっさらな処女襞だ。
何も知らない処女穴が、慣らされることなく大きなパールで拡げられ、処女襞がびっしりと生えた固すぎずやわらかすぎずのイボにぞりゅりゅっと抉り犯される。
それは、開発し切ったはずのアナルが、もう二度と味わうことはないだろうと思っていた処女穴を力ずくで拓かれる痛みであり、恐ろしいまでの快感だった。
しかも、それを与えてくれたのが、他の誰でもないオヤジとくれば、おれの体がイき狂ってしまうのも当然のことだった。
カテーテルで塞がれているはずのちんぽから、無理矢理押し出されてきた精液が、じゅくじゅくと泡になって溢れ落ちる。
射精を求めて暴れる精液が、ぎりぎりまで詰め込まれたちんぽや金玉はいまにも破裂してしまいそうなのに、それすらも気持ちよくてたまらない。

「はっ、ずいぶんとイイ顔してんじゃねぇか。お前みてぇなマゾ息子にゃ、手を突っ込んだくらいじゃ、仕置きにゃなんねぇみたいだなぁ」

仰け反っていた体を、がっちりと髪を掴んだオヤジに戻される。
突っ込まれた衝撃で、イき続けていた体も少しずつ落ち着いてきていた。

「…………ぉ、ゃ…………ぃ、ぁッッ」

けれど、甘い快感に痺れ切った体はうまく動かせず、おれはオヤジが動かすまま抱えた膝を抱き締めるようにして小さく丸められる。
それから、少しだけ何かを考えたオヤジが、おれの膝裏に足を引っかけて固定しなおした。
膝がより胸に近付き、その分お尻がぐぐっと浮きあがる。
アナルに突っ込まれていたオヤジの手が、さらにぐぶっと中に入り込んできて、思わず小さく呻いたが、オヤジはそのままおれを抱えるようにして座り込んだ。
逆さまになった三角座りというかまんぐり返し状態のおれを、横からオヤジが挟むようにして支えてくれる形だ。
これから何をされるのかという期待に、オヤジの手を飲み込んだアナルも、カテーテルを咥え込んだちんぽもひくひくと震えて止まらない。

「おお、こりゃ絶景だ。見られて悦ぶマゾ息子の淫乱マンコが、丸見えだぜ」

たっぷり注がれたローションのおかげなのか、オヤジの手はおれの腹の中を自由に動きまわった。
結腸までしっかりと突き刺さったアナルパールを、持ち手をゆらしてゆっくりとくねらせ、おれの肉襞をやわらかく撫ではじめる。
もちろん、アナルパールにはめられたイボカバーのせいで、おれに与えられる快感はやわらかいどころか、拷問のように激しく強いものに変わっている。

「ひぃッッ、ひッッ、あ゛ッッ、は、ぁッッ、あ゛ッッ、あ゛あ゛ッッ」

まんぐり返しのまま、足をどれだけばたつかせても逃げられないおれは、ひたすらアナルの中で暴れるアナルパールにイかされ続ける。
しかも、アナルパールをくねらせる度に、ごりごりと前立腺を掠めていくオヤジの拳が何よりも凶悪だった。
気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい。
どうしておれは、まだ狂ってしまわないんだろうかと思うくらい気持ちよかった。

「へえ、全力で暴れてもこんなもんなのか。これなら、大丈夫そうだな」

自分の顔に、ちんぽから泡状になった精液を漏らしながらイっていたおれは、急に手を止めたオヤジをぼんやりと見上げる。

「ぉ、ひ……ぃ……っ?」

「あぁ? なんだ。お前はまたひでぇ顔してやがんな。そんな目で見ねぇでも、これで終わりになんてしてやらねぇから安心しろよ。まあ、丁度いいところにいい感じの仕置き棒があることだしな。こっからは仕置きの定番ってことで、お尻ぺんぺんでもしてやろうかと思ってよ。お前、大好きだろ? お仕置き。俺にお仕置きされたくてたまんねぇんだよな?」

ぞくぞくと震えながらおれが頷くより早く、アナルが嬉しそうにひくついた。
オヤジの口端がにいっとつり上がる。

「ぁ、ッッ」

怖いくらいに格好いいその笑顔に、アナルが勝手にびくびくっとメスイキした。

「お前の淫乱マンコは、素直だな。お仕置きが欲しいって、早速おねだりしてやがる」

アナルパールの持ち手を、オヤジの大きな手がぐっと握り締めた。
おれのアナルは、たぶん限界まで拡がっていて、これ以上太くなったら本当に裂けてしまうんじゃないかと思うくらいになっている。

「もちろん、叩くのはケツじゃなくて、この腹ん中だ。たっぷり楽しめよ。いくらでも付き合ってやるから、な?」

おれを見下ろすオヤジの顔が、優しく微笑んだと思った次の瞬間、おれは天国のような地獄に堕とされていた。
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