上 下
64 / 161

64、悦楽ストリーム

しおりを挟む
「ほら、もっとちゃんとケツの穴を拡げろ。そんなんじゃ、奥まで入っちまったアナルパールは出てこねぇぞ。クソする時を思い出せよ。もっと腹に力入れて、中身を押し出すんだよ」

「ぅ……う゛う゛ぅ、ん……っ」

体を小さく丸めるように膝を曲げ、浮き上がったお尻の肉を左右に開く。
アナルパールを丸ごと飲み込んだアナルが、少しだけ拡げられひくひくと震えていた。

目隠しもヘッドホンも口枷も、全身を固定していた拘束具も外された。
ただ、ちんぽにつけられていた板は外してもらえたけれど、膀胱にまで突っ込まれたカテーテルはいまだに突き刺さっていて、腹の中にローションゼリーを詰め込まれたままだった。
少し体を動かすだけで、ローションに濡れたゼリーの固い粒が、やわらかな膀胱の肉襞を撫でるように犯していく。
つきつきするような限界まで溜められた尿意と、ぞわぞわするようなおぞましい快感の渦が、おれの膀胱の中に詰め込まれていて、好き勝手に暴れているようだった。

「ぁ……あ゛ぁ……っ」

「ちゃんといい子にできりゃ、こいつも抜いてやるからよ」

「ん゛っ、ん゛ん゛ぅッッ」

お腹を強く押されて、ちんぽからローションが漏れた。
ゼリーの粒が、膀胱の壁にぐりぐりと押し付けられている気がする。
すごく辛いのに、気持ちよくてたまらない。
またひとつ、おれの体はオヤジによって作り変えられてしまったみたいだ。

「はは、すげぇよだれだ。お漏らしは、そんなに気持ちいいのか? それなら、もっとがんばらねぇとダメだよな。ほら、さっさと息め。アナルパールをり出して見せろ」

「ぁ……ぐっ、ぅう゛ぅ……っ」

オヤジの言う通りに、お腹に力を入れようとするけれど、ぱんぱんに膨らまされた膀胱が邪魔をして、なかなかアナルに集中できない。
そうでなくても、結腸の中にまで入り込んだアナルパールが、ひくつく肉襞をごりごりと擦ってくるから気持ちよくてたまらないのに。
必死にアナルを拡げているけれど、ずっぽりとはまったアナルパールは、いまだに出てくる気配がなさそうだった。

「ぉ、やじぃ……でて、きたぁ……?」

あまりうまく息めない代わりに、指をのばしてアナルの縁を押さえ、少しでも穴を大きく拡げようとした。
取っ手だけでも出てきてくれたら、オヤジに抜いてもらうのに。
オヤジはおれが必死に拡げているアナルを、すぐ側まで近付いて見ている。

「全然だな。エロいケツの穴が、ひくひくしてんのは見えてんだけどな。ああ、もしかして、これが、アナルパールか……?」

「……ぅう……ちかぃ……んぁあ゛あ゛……っ」

ふぅっと息を吹きかけられて、ぞくぞくと震える。
オヤジの指が、おれの中に入り込んでアナルパールに触れると、そのままくいっと動かした。
結腸に入り込んだアナルパールのイボイボが、肉襞を逆撫でるみたいにぞりゅっと擦れて快感が全身を突き抜ける。
きゅんきゅんするアナルの縁が、指先からぬるりと外れて、オヤジの指に食いつくみたいにきゅうっと締まった。

「おいおい、まだ邪魔もんが出てきてもねぇのに、指に食いつくんじゃねぇよ。お前のケツの穴は、どんだけ欲張りなんだ?」

「あ゛っ、あ゛あ゛っ、オヤっ、オヤジぃっ」

意地悪なオヤジの指が、おれのアナルを抉じ開けて中に入ってくる。
アナルパールに触った指が、そのままかりかりと引っ掻かれるだけで、おれの体はおかしくなってしまったみたいに絶頂を繰り返した。

「おいおい、こんなにがっちり咥えちまってどうすんだよ。こいつを抜かねぇとお前のケツの穴をオナホにできねぇんだぞ。なぁ、お前だけ気持ちよくなってどうすんだ」

ごりんごりんと結腸を責められて、自分の足を抱えながらイきまくる。

「あ゛っ、あ゛あ゛っ、ごめ゛っ、ごめ゛っ、な゛ざッッ、だめ゛っ、い゛ぐっ、い゛ぐい゛ぐぅう゛う゛ぅ……ッッ」

小刻みにゆらされるアナルパールに腹の中をかき混ぜられ、何度も何度もイかされる。
ごめんなさいと謝りながら、指の延長みたいに動くアナルパールで、イき癖のついた結腸をお仕置きされてるみたいだ、と考えて、ぞくぞくしてしまうおれは、どうしようもないマゾ息子だ。
ああ、でもお仕置きなら、いっそオヤジの腕で直接おれの結腸をいじめてくれたらいいのに、なんて思ってしまう。
オヤジの指を咥え込んだアナルが、もっといじめて欲しいとはしたなくひくついて、素直にお仕置きをねだっていた。

「オ、オヤジぃっ、ごめ゛っ、ごめ゛ん゛な゛ざい゛ッッ、お゛もぢゃ、どれ゛ない゛っ、どれ゛ない゛よ゛ぉっ、ねぇ、とっでぇっ、オヤジぃ、お゛もぢゃ、とっでぇっ」

ぐりぐりとアナルパールを動かしていたオヤジの手が、ぴたりと止まる。

「オヤジぃ……これ、とって……っ、おねがぃ……っ」

動かなくなってしまったオヤジに、アナルを拡げながらおねだりする。
本物のオヤジに、アナルフィストをおねだりすることになるなんて思わなかった。
して欲しいとは思ってたけど、こんなに早く、叶うかもしれないなんて。
想像するだけでおかしくなりそうだ。

「…………いいのかよ。俺がこれを取るとなりゃ、お前のケツん中に手を突っ込むことになんぞ」

ごくりとオヤジが唾を飲み込む音が聞こえて、ぞくぞくする。
オヤジも、興奮してるみたいだ。
どうしよう、すごく嬉しい。
アナルに手を入れて欲しいなんて、どう考えてもおかしなことを言ったのに、オヤジは受け入れてくれている。

「……ぅん、おれ、がんばって、ひろげるからぁ……おねがい、オヤジぃ、おもちゃ、とってぇ……いんらんな、おれのアナル、はやくオヤジのオナホにしてぇ……っ」
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

処理中です...