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8、おねだりセックス

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「まあ、こんなもんでいいか。あとは、適当に拭くからもういいぜ」

息子の顔をした男の口に、ザーメンまみれになった足の指を咥えさせた。
整った顔を不細工に歪めながら、必死になって俺の足にしゃぶりつくそいつを見て、何故か俺のチンポは痛いくらいに勃起していた。
いや、嘘をつくのはやめよう。
所詮、これはすべて夢なのだから、素直に認めてしまえばいい。
俺が勃起する理由なんて、とっくにわかりきっていることじゃないか。
ただ、自分の浅ましさから目を反らしているだけだ。
それが何故かなどという曖昧なものではないということは、誰よりも俺がよく知っている。
認めよう。
認めてしまおう。
俺は、興奮している。
この整った顔を持つ男を醜く歪ませているのが、他でもない自分だという事実に興奮しているのだ。
苦痛に呻いていても、快感に喘いでいても、この美しい顔を台無しにすることさえ出来ていれば、俺にはどちらでもかまわなかった。
俺のせいで、この顔が歪んでいるということが嬉しくてたまらない。
この男が、虐められて嬉しそうに顔を歪めるのが、嬉しくてたまらない。
これまで感じたこともない劣情が、夢の中だというだけでこんなにも簡単に俺を支配している。
まるで、これこそがお前の本性なのだと、突きつけるように。

どんなにひどい命令でも、俺の言葉に嬉しそうに従ってみせるこのマゾ男のことを、俺はすっかり気に入っていた。
イラマチオでぐちゃぐちゃになるまで喉穴を犯したあと、一度チンポを抜いてやったのだが、こいつはすぐに追いかけてきた。
抜いてやったばかりの俺のチンポを咥え、献身的なフェラチオをはじめると、尿道に残ったザーメンまできっちりと飲み干した。
それが、お掃除フェラと呼ばれるものだと終わってから気が付いた。
被虐的な扱いに悦ぶ淫乱な体は、俺の加虐心をどこまでも煽り立て、より暗く危うい世界へと誘った。
気が付けば、どっぷりその世界に浸かり込んでいる。
いっそ献身的で貞淑そうにも見える行動の端々から滲み出てくる淫乱さは、どうしようもないほどに俺の情欲を掻き立てた。
おかげで隠すのがバカらしくなるほどヤりたくて仕方がない。
俺はもう夢の中の魔物に、憑りつかれているのかもしれない。
人の精気を啜るという夢の魔物に。

一度認めてしまえば、一気に楽になった。
どうやら俺が本当に好む相手は、まともからは程遠い変態的なマゾだったようだが、幸いなことにそれはすでに目の前にいる。
自分が男相手でも勃つ人間だということには少し驚いたが、それはもう夢の中では当たり前のことで気にもならない。
それ以上に、いやらしい言葉で虐めながら、好き勝手にチンポを突っ込む強姦まがいのセックスが、こんなにも俺を興奮させるものだということには驚いた。
こんなに気持ちいいセックスがあったとは。
それも、実の息子と同じ顔をしている相手に躊躇いさえ抱かず、ただ早く犯したいと思うだなんて。

精液まみれから息子のよだれでまみれに変わった足を、そのまま男の胸や腹を足拭きマットのように使って拭いた。
口に足を突っ込まれて喘いでいた男は、それすらもまるでもっととねだるように体を軽く反らしながら受け入れている。
乳首を踏んでも、へそに指を突っ込んでも、濡れた唇を僅かに開いて震わせながら、声もあげずに悦んでいた。

「おうおう、淫乱マゾは使える喉まんオナホだと思ってたが、足拭きマットとしても優秀じゃねぇか。てめぇから拭きやすいように差し出してくるたぁ、いい心がけだな。ご奉仕上手の淫乱マゾにゃ、ご褒美をくれてやらにゃいけねぇよな。俺専用のまんこに早く俺のチンポをくれてやんねぇと、あんたの淫乱まんこでもぴったりくっついちまうだろ。今日もがばがばになるまで使ってやるから、おねだりしてみな。今度はどこにぶちこまれてぇのか、てめぇの言葉で言うんだぜ。俺が気に入ったら、すぐにこいつを喰わしてやるから、しっかりねだれよ」

俺が腹を踏みつけていた足をどけると、頬を赤らめながらも、そいつはすぐに両足を抱えて股を開いた。
ビンビンにおっ勃ったチンポも、きゅっと締まっているはずのケツの穴も丸見えだ。
ただし、こいつのケツの穴はその縁が唇のようにぷっくりと腫れていて、もはやただの排泄穴には見えなくなっていた。
いやらしくひくつく姿を見せられて、ますますチンポが硬くなっていくのを感じる。
女のまんこよりも、この男の縦に割れたケツの穴がエロく見えてたまらなかった。

「お、おチンポ様を、ここに、ください」

「あぁん? ここってどこだよ、ここってよぉ。ちゃんと言えや、ちゃんと。おチンポ様って言えるんだから、そのくらい言えんだろ? チンポ狂いの淫乱の癖に、なぁに恥ずかしがってるふりしてやがんだよ。カマトトぶってねぇで、きちんとおねだりしてみろや」

右足の親指でひくつく穴をつつけば、さしたる抵抗もなく、ぬぷっと簡単に根本まで飲み込まれた。
そのままぐちょぐちょとかき混ぜてやれば、淫乱なこの男は、びくびくと震えながら自分でケツの穴を拡げてみせた。
淫乱なケツ穴が、俺の指をうまそうにしゃぶっている。

「ひぁッ、あっ、はぁッ、あぅ、ンンッ」

「なんだよ、チンポじゃなくても満足してるじゃねぇか。突っ込んでもらえりゃ、何でもいいんだろ、淫乱め」

「ぁ、あぁ、違っ、違いますっ、おっ、お願いしますっ、おれのケツの穴に、おチンポ様を、食べさせてください。あっ、ああっ、お願い、しますっ、指じゃ、足りないからっ、おれのケツの穴っ、淫乱なのっ、淫乱だから、足りないのっ、もっと、もっと奥まで、おチンポ様をくださいっ」

「はぁ? おいおい、どこに、ケツの穴があるってんだよ。ここにあんのは、マゾまんこだけだろ? それも、子宮にチンポぶちこまれてイくマゾまんこだろうが。息子の顔してるからって、男のふりしてんじゃねぇぞ。それともあれか、俺のチンポなんぞ、もういらねぇっていうのか? ははぁ、そうか、もうどっかで別のチンポでも見つけてきやがったな、この淫乱め。そっちで満足できるから、俺のはもう欲しくねぇってことだろ。なるほどなぁ、それで適当にやってやがんのか。ああ、そういうことなら別にかまわねぇぜ。俺は一発ヌかせてもらったしなぁ、別にやらなくても問題ねぇからよ」

指を引き抜けば、いやらしいマゾまんこは、名残惜しげに吸い付いてきた。
ああ、エロくてたまんねぇな。
早くチンポをぶちこみてぇ。

「や、やだっ、待ってっ、他のちんぽなんてないっ、他のちんぽなんてないからっ、そんなこと言わないでっ、ごっ、ごめんなさいっ、ちゃんと言いますっ、言うから許してっ、おれっ、おれは息子なのに、オヤジのちんぽが欲しいマゾまんこですっ、お願いしますっ、子宮までオヤジのちんぽ専用のマゾまんこに、オヤジのおっきいちんぽを恵んでくださいっ、おれの子宮にオヤジの赤ちゃん種付けしてっ、マゾまんこが孕むまで、いっぱいいっぱい種付けしてっ、まんこが壊れるまで犯してぇ……っ」

やらなくても問題ないと言ったのはさすがに嘘だったが、マゾ男はそれならと諦めたりはしなかった。
必死になって、俺の気を引こうとねだりはじめた。
どうやら、俺の勃起チンポは、空振りにならずに済んだようだった。
少し言いすぎた気がしないでもないが、おかげで予想以上にぞくぞくするようなおねだりが聞けた。
おかげで、俺のチンポは、いまにも破裂しそうなくらい勃起している。

「よく聞こえなかったなぁ。もう一度、言ってみな。俺にちゃんと聞こえるように、しっかりわかりやすく言うんだぞ」

「は、はい……っ、お、おれは、オヤジのちんぽが欲しくてたまらないマゾ息子です。おれのまんこは、オヤジにいっぱい犯してもらって、子宮の奥までオヤジちんぽ専用のマゾまんこになりました。どうか、このマゾまんこが壊れるくらい、おれの子宮にオヤジの精子を飲ませて欲しいです。お願いします。今日もオヤジのちんぽと子宮セックスさせてください。おれの淫乱子宮、オヤジちんぽでマゾアクメさせて……っ」

言い直しを要求したのは、ちょっとした悪戯心だった。
だが、それは思わぬ結果を引き寄せた。
その男は俺の息子の顔のままで、目をうるうると潤ませながら、真っ赤な顔でねだってみせた。
その瞬間、ほんの少しだけ残っていた俺の理性は跡形もなくぶち壊されていた。

「こんなにしっかりねだられちまったら、たっぷりマゾアクメさせてやらなきゃならねぇな。安心しろよ、今日は俺の金タマ空っぽになるまで付き合ってやるからよ」
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