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4、嘘つきレイパー

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オヤジに嘘をついた。
おれが酒を飲んだら眠くなるタチだ、なんていうのは、真っ赤な嘘だ。
おれはどれだけ飲んでもたいして酔わないザルで、眠くなったことなんて一度もない。
だから、いま敷いている布団は、完全にオヤジのためだけのものだった。

二年振りに帰った実家で、オヤジはおれを歓迎してくれた。
にっかりと笑う笑顔が眩しいくらい輝いて見えた。
後ろ暗いところのあるおれには本当に眩しくて、鞄の中にしまってある新品パンツやアナルパールなどもろもろの存在は、知られちゃいけないと思った。
浴びるほど飲むぞ、という宣言通り、オヤジはかなりのハイペースでマスを空にしていった。
久しぶりに会えて、はしゃいでいるのだと思った。
そんな素直なところが、可愛くてたまらなかった。
オヤジは酒に弱い癖に、飲むのが大好きだ。
そして、ある程度飲むとびっくりするくらい一瞬で潰れて、そのまま寝てしまう。
飲ませるべき酒の量がどのくらいなのかも、何を飲ませたら早くそうなるのかも、どのくらい寝るものなのかも、色々と試したおかげでいまやすっかり把握済みだ。

「……オヤジ? なぁ、もしかして、寝ちゃったのか?」

すでにイビキをかきはじめているオヤジに、わざとらしく声をかける。
一度眠ってしまったオヤジが、目を覚ますことはない。
これまでちょっとしたいたずらをしたことがあるが、目を覚ましそうになったことすらなかった。
オヤジを寝かせるのに必要な量の酒もしっかりと飲ませたし、いつもより長く寝かせるために飲ませる酒の種類もじっくりと選んだ。
二年振りのオヤジを、たっぷりと堪能するために。

「……あーあ、おれみたいな危ないやつの前で、こんなに無防備に寝たりしてどうするんだよ……隙だらけじゃないか」

二年前なら、オヤジに抱きついて一緒に寝るだけで満足できた。
意識のないオヤジに、おれの頭を撫でさせたり、腕枕をしてもらったり、背後から腕をまわさせて抱きしめられる感触を味わったりするだけで十分よかった。
パンツさえもらえれば、アナニーも満足できたし、触れなくても我慢できた。
だけど、会えなくなっていろいろと拗らせたおれは、会いたくなりすぎてちょっと狂ってしまった。

最初は、オヤジの妄想と小さなローターだけでオナニーしていたのだ。
オヤジにちんぽを触られてるところを想像して、尿道口にローターを押しあてながら扱きまくっていた。
それだけで満足できていた。
だが、そのうち妄想の内容から、自分がオヤジにちんぽを入れるよりも、アナルにオヤジのちんぽを入れられたいのだと気づいてからエネマグラに手を出した。
アナルで気持ちよくなるために、自分の前立腺開発に力をいれた。
使うアダルトグッズは、小さなエネマグラから少しずつランクアップしていった。
少しずつ大きくなっていくアナルビーズは、かなり大きなアナルパールになり、そしてぶっといアナルディルドへと。
順調におれのアナルは成長し、拡張されていった。
この頃になると、前立腺への刺激だけじゃなくて、S状結腸への挿入でも気持ちよくなれるようになっていた。
誰が使うのかと思っていた馬ちんぽモデルのアナルディルドが、自分のアナルにすんなりと入るようになる頃には、結腸イキが癖になっていた。
そして、だんだん拡げるだけじゃ満足できない体になっていった。
おれの興味は、自分で動かすディルドよりも、スイッチひとつで気持ちよくしてくれるバイブへと移り、やがて機械が犯してくれるピストンマシンまで行きついた。
けれど、ただただ繰り返される単調なピストンではやはり物足りなくなって、AI制御のマシンバイブにも手を出した。
前立腺や結腸アクメしている最中に、最も気持ちいいところを責めまくってくれる快楽責めが得意な鬼畜AIには、ずいぶんとお世話になったものだ。
最終的にはVRの風俗ソフトまで弄り倒し、快楽責め特化の鬼畜AIにオヤジの姿形を与えた。
快楽責めが得意で鬼畜なVRオヤジに、おれは自分のアナルを快楽調教させまくった。
そうして、毎晩毎晩オヤジの声とオヤジの顔で、鬼畜な道具の数々をたっぷりと使って犯され続けたおれのアナルは、すっかりただ拡げられるだけでなく、苦しいくらいの快楽責めが大好きな、どうしようもないマゾまんこになり果てた。

だから、少しだけ欲が出た。
一度くらい、本物のオヤジのちんぽを見てみてもいいんじゃないかって。
ちょっとくらい臭いを嗅いでみるくらいはしてもいいんじゃないかって。
そして、欲望に忠実な癖にどこまでも臆病なおれは、オヤジに予備のハーフメットタイプのVRメットを被せて厳重に目隠しをした。
VRオヤジにめちゃくちゃに犯してもらうために、元のVR風俗ソフトで作ったアバターが記録されたVRメットだ。
現実のおれのサイズを参考にしているせいで、女性型でありながら女の子の体のやわらかさがほとんどない残念なアバターになっている。
背景はもちろん実家のこの部屋を選んだ。
リアルにいるおれを、VR空間に投影してアバターを重ねるように設定する。
万が一、オヤジが目を覚ましてしまっても、相手が誰だかわからないようさらに顔の部分にはぼかしをかけ、体も全体的にぼんやりとしか見えないように手を加えた。
これで、本当にオヤジが目を覚ましてしまったとしても、相手がおれだとはわからないはずだ。
それが、さらなる欲を呼んだ。
相手がわからないなら、ちょっとくらいしゃぶってもいいんじゃないかって。
気がつけば、おれはオヤジのちんぽにしゃぶりついていた。
萎えていてもでっぷりと大きなオヤジのちんぽを見た瞬間、おれはしゃぶらずにはいられなかったのだ。
酔っているからなのか、勃ちはあまりよくなかったが、繰り返ししゃぶっているうちに少しずつ大きくなっていった。
おれはVRメットに隠して持ってきていたアナルパールを取り出し、オヤジのちんぽをしゃぶりながらアナニーをしはじめた。
部屋を汚さないように、自分のちんぽにビニール袋を被せ、外れないようにペニスリングで固定するのも忘れなかった。
それを落ちないようにガムテープで腹に貼り付けたら、準備は完了だ。
コンドームじゃすぐに交換しなくちゃならないが、これならイキ続けても問題ない。
オヤジのちんぽを喉に突っ込みながら、アナルパールを結腸へと押し込み、オヤジのちんぽに犯されているつもりになった。
オヤジのちんぽは、持ってきたでかいアナルパールよりもでかかった。
アナルパールで、三回はイった。
全部、ドライだった。
しゃぶっているうちに、どうしても本物のオヤジのちんぽを、自分のアナルに入れてみたくなってしまった。

おれもVRメットを防音機能のみをオンにして被った。
そして、妄想でならもう何度も犯してもらっていたオヤジのちんぽを、現実の自分のアナルに挿入させてしまった。
拡張済みな上についさっきまでアナルパールにほぐされていたおれのアナルは、オヤジのぶっといちんぽを簡単に飲み込んだ。

「ぅお゛ほぉぉお゛ほぉお゛お゛お゛お゛ッッ、オヤジのな゛ま゛ぢん゛ぽぉぉざい゛ごぉぉお゛ほぉお゛お゛お゛お゛ッッ」

がんがんケツを振って、オヤジのちんぽをたっぷりと味わった。
カリ高ででっぷりとした亀頭つきの馬並みに長いちんぽは、おれの大好きな前立腺をごりごりと削ってくれたし、そのまま結腸をぶち抜いてもらっても気持ちよかった。
拡張しきったと思っていたおれのアナルですら、オヤジのちんぽには少し小さいみたいで、限界まで拡げてもまだみっちりとおれのナカを満たしてくれた。

「オヤジっ、オヤジぃっ、お願いっ、このまま息子のマゾまんこオナホでイってっ、おれのマゾまんこに種付けしてっ、本物のオヤジのちんぽで、おれのマゾまんこに、メスアクメさせてぇッッ」

そして、調子に乗ったおれは、この夜、オヤジの本当の酒癖を知ることになった。
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