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微睡む狼と焦がれる偽狼
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「やれやれ、オリバーは私のペニスだけが好きなのか。自分の一部とはいえ、妬けてしまうな」
ぬるりと引き抜かれた舌が、ひくひくと震える尻穴をゆったりと舐めあげ、そのまま尻尾まわりの敏感な毛皮をさりさりと舐めはじめる。
突然はじまった毛繕いに、オリバーは尻尾をぴんとのばしたまま、熱く蕩けた息を吐いた。
「んぁ……っ、ああっ、くらぅっ、ちらっ、ちらぅのっ、は、あぅっ、んっ、ふ、ぁああっ」
オリバーの尻尾を優しく舐めていたクラウスが、ゆれ動く尻尾の根本にぱくりと食いつく。
敏感な尻尾を甘く咬まれて、オリバーはびくびくと体を震わせた。
「くらうぅ……っ」
「狼というのは、少し不便だね。オリバーが私のペニスだけでなく、すべてを愛してくれるように、もっと色々な方法でたくさん愛してあげたいのに、この手では可愛がってあげることができないようだ」
「あぅう……っ、いぢわるぅ……っ、おりばーは、くらうのこと、だいしゅきらもんっ、ち、ちんこだけらないよ、ぜんぶっ、ぜんぶしゅきらの、にぃ、ンンッ」
きゅうっと咬み潰された尻尾から、快感が稲妻のように駆け抜ける。
本能的な恐怖からか、オリバーの勃起していた陰茎も陰嚢も、蕩けてゆるんでいた尻穴までもがきゅうっと小さく縮みあがった。
「ふふっ、私も、オリバーのことが大好きだよ。可愛くて、ついついいじめたくなってしまうくらいに、ね」
「ふぁ、ぁ……っ」
クラウスの長い舌が、オリバーの陰茎から尻穴までをべろりと舐める。
急所をひとまとめに舐められたオリバーは、熱く濡れた塊がくれたぞくぞくするような快感に、思わず尻を突き出しながらはふっと甘い吐息を漏らした。
「オリバーは、いやらしい狼だな。急所を舐められて逃げるどころか、お尻を差し出しておねだりしてくるなんて」
「らって、くらぅは、おりばーのらんなさまらもん。そっ、それに、いじわるなくらうは、おりばーのこと、いっぱいきもちよくしてくれるれしょ……? ……ら、らからね、くらう、お、おりばーに、いっぱい……いじわるひても、いいよ」
「……ああ、そうだな。確かに、そうだ。エッチなオリバーは、私のペニスだけではなく、いじわるされるのも大好きだったね。せっかくのおねだりだからな。たっぷりいじめてあげるとしよう」
「ん、れも、いじわるだけらな……ふ、あぅううぅっ」
きゅっと締まった尻穴に、クラウスの舌が捩じ込まれてくる。
ぐにゅぐにゅっとやわらかく蠢く舌は、少しだけ留守にしていたオリバーの腹の中を確かめるように、ゆっくりと舐めてまわった。
焦らされていたオリバーの尻穴は、それだけで嬉しそうにひくひくと震えはじめる。
やがて長くて幅の広い狼の舌は、尻穴の中にあるしこりを見つけると、そのままぴったりと包み込んだ。
少しざらざらとする舌は、それだけでも気持ちいい。
だが、クラウスの舌は、その持ち主と同じく実に器用で多彩な能力を持っていた。
「ぃや、ぁっ、ああっ、あぅううぅっ、くらぅうぅっ、ゆるひれぇっ、くらぅっ、おまんこ、おかひくなりゅぅっ、ひぁっ、あっ、ああっ、なんれ、しょこばっかぁっ、へんになりゅぅっ、ひぁ、あっ、やぁっ、あぁンンッ、ごめ、ごめんにゃひゃぃっ、らんにゃひゃまが、ひゅきらのっ、ちんこも、いぢわりゅも、らんにゃひゃまのらから、ひゅきらのぉっ、もぉ、ゆるひれぇっ、くらぅうぅっ」
ざらつく舌が、オリバーのしこりを細かく震えながら責め立てる。
小さく波打つクラウスの舌に、大好きなしこりをいじめられるとたまらない。
ぴんと立てた尻尾をばっさばっさとゆらしながら、オリバーはたくさん吠えた。
そのほとんどはただの事実で、オリバーに嘘はないからいくらでも言えるのだ。
「……ああ、これは困ったな」
「くらぅ……?」
ぴたりと止まったクラウスの舌に、オリバーは少しだけ不安になって振り向いた。
そこには、真剣な顔でオリバーを見おろすクラウスがいる。
オリバーは、真剣な顔もかっこいい、と少し場違いなことを思いながら声をかけた。
「オリバーが可愛いすぎて、いつもよりもペニスが大きくなってしまったな。少し大きくなりすぎてしまったけれど、オリバーのおまんこは食べてくれるかな?」
「んっ、くらぅのちんこは、おりばーのらもん。おっきくても、ほかのおまんこには、ぜったいあげちゃらめ」
「少し、痛いかもしれないよ?」
「いたくても、おりばーがくらうのおよめさんらもん」
「それじゃあ、私のペニスは、大好きなお嫁さんのおまんこに食べさせてあげようか」
「ん、くらう、ずっと、おりばーらけらよ……?」
「ああ。もちろんだよ」
「……くらう、きょうは、おりばーがきもちよくしてあげる」
「オリバーは、優しいな」
そうして差し出されたクラウスの陰茎は、オリバーの知っているクラウスの陰茎ではなかった。
亀頭も亀頭球もグロテスクなほどに大きく膨らみ、天を突くようにそそりたつ幹は、まるで棍棒のように太くて長い。
クラウスの陰茎は、普段の様子ですら凶器のようだったのに、それ以上におぞましい凶悪な肉棒と化していた。
「そうだな。まずは、舐めてもらおうかな」
「ふぁ……ぃっ、らんなさまぁ、きもちよくなっへぇ」
オリバーはうっかり牙を突き立ててしまわぬよう、大きく口を開けてクラウスの陰茎を口に含んだ。
どんなにグロテスクな姿でも、クラウスのものだと思えば愛しく思える。
オリバーは、クラウスの亀頭を上顎に擦り付けながら、亀頭球や太い幹を長い舌を使って、ぴちゃぴちゃと舐めまわす。
クラウスの陰茎は、口の中でさらにぼこぼこといびつな形に膨れていく。
だが、オリバーはどんな形になったとしても気にならない。
ずるずると喉の奥まで入り込んでくるクラウスの陰茎をしゃぶりながら、オリバーはうっとりと目を細めた。
「くぁぅひゅぅ……っ、ぁい、ひゅぃ……っ」
ぬるりと引き抜かれた舌が、ひくひくと震える尻穴をゆったりと舐めあげ、そのまま尻尾まわりの敏感な毛皮をさりさりと舐めはじめる。
突然はじまった毛繕いに、オリバーは尻尾をぴんとのばしたまま、熱く蕩けた息を吐いた。
「んぁ……っ、ああっ、くらぅっ、ちらっ、ちらぅのっ、は、あぅっ、んっ、ふ、ぁああっ」
オリバーの尻尾を優しく舐めていたクラウスが、ゆれ動く尻尾の根本にぱくりと食いつく。
敏感な尻尾を甘く咬まれて、オリバーはびくびくと体を震わせた。
「くらうぅ……っ」
「狼というのは、少し不便だね。オリバーが私のペニスだけでなく、すべてを愛してくれるように、もっと色々な方法でたくさん愛してあげたいのに、この手では可愛がってあげることができないようだ」
「あぅう……っ、いぢわるぅ……っ、おりばーは、くらうのこと、だいしゅきらもんっ、ち、ちんこだけらないよ、ぜんぶっ、ぜんぶしゅきらの、にぃ、ンンッ」
きゅうっと咬み潰された尻尾から、快感が稲妻のように駆け抜ける。
本能的な恐怖からか、オリバーの勃起していた陰茎も陰嚢も、蕩けてゆるんでいた尻穴までもがきゅうっと小さく縮みあがった。
「ふふっ、私も、オリバーのことが大好きだよ。可愛くて、ついついいじめたくなってしまうくらいに、ね」
「ふぁ、ぁ……っ」
クラウスの長い舌が、オリバーの陰茎から尻穴までをべろりと舐める。
急所をひとまとめに舐められたオリバーは、熱く濡れた塊がくれたぞくぞくするような快感に、思わず尻を突き出しながらはふっと甘い吐息を漏らした。
「オリバーは、いやらしい狼だな。急所を舐められて逃げるどころか、お尻を差し出しておねだりしてくるなんて」
「らって、くらぅは、おりばーのらんなさまらもん。そっ、それに、いじわるなくらうは、おりばーのこと、いっぱいきもちよくしてくれるれしょ……? ……ら、らからね、くらう、お、おりばーに、いっぱい……いじわるひても、いいよ」
「……ああ、そうだな。確かに、そうだ。エッチなオリバーは、私のペニスだけではなく、いじわるされるのも大好きだったね。せっかくのおねだりだからな。たっぷりいじめてあげるとしよう」
「ん、れも、いじわるだけらな……ふ、あぅううぅっ」
きゅっと締まった尻穴に、クラウスの舌が捩じ込まれてくる。
ぐにゅぐにゅっとやわらかく蠢く舌は、少しだけ留守にしていたオリバーの腹の中を確かめるように、ゆっくりと舐めてまわった。
焦らされていたオリバーの尻穴は、それだけで嬉しそうにひくひくと震えはじめる。
やがて長くて幅の広い狼の舌は、尻穴の中にあるしこりを見つけると、そのままぴったりと包み込んだ。
少しざらざらとする舌は、それだけでも気持ちいい。
だが、クラウスの舌は、その持ち主と同じく実に器用で多彩な能力を持っていた。
「ぃや、ぁっ、ああっ、あぅううぅっ、くらぅうぅっ、ゆるひれぇっ、くらぅっ、おまんこ、おかひくなりゅぅっ、ひぁっ、あっ、ああっ、なんれ、しょこばっかぁっ、へんになりゅぅっ、ひぁ、あっ、やぁっ、あぁンンッ、ごめ、ごめんにゃひゃぃっ、らんにゃひゃまが、ひゅきらのっ、ちんこも、いぢわりゅも、らんにゃひゃまのらから、ひゅきらのぉっ、もぉ、ゆるひれぇっ、くらぅうぅっ」
ざらつく舌が、オリバーのしこりを細かく震えながら責め立てる。
小さく波打つクラウスの舌に、大好きなしこりをいじめられるとたまらない。
ぴんと立てた尻尾をばっさばっさとゆらしながら、オリバーはたくさん吠えた。
そのほとんどはただの事実で、オリバーに嘘はないからいくらでも言えるのだ。
「……ああ、これは困ったな」
「くらぅ……?」
ぴたりと止まったクラウスの舌に、オリバーは少しだけ不安になって振り向いた。
そこには、真剣な顔でオリバーを見おろすクラウスがいる。
オリバーは、真剣な顔もかっこいい、と少し場違いなことを思いながら声をかけた。
「オリバーが可愛いすぎて、いつもよりもペニスが大きくなってしまったな。少し大きくなりすぎてしまったけれど、オリバーのおまんこは食べてくれるかな?」
「んっ、くらぅのちんこは、おりばーのらもん。おっきくても、ほかのおまんこには、ぜったいあげちゃらめ」
「少し、痛いかもしれないよ?」
「いたくても、おりばーがくらうのおよめさんらもん」
「それじゃあ、私のペニスは、大好きなお嫁さんのおまんこに食べさせてあげようか」
「ん、くらう、ずっと、おりばーらけらよ……?」
「ああ。もちろんだよ」
「……くらう、きょうは、おりばーがきもちよくしてあげる」
「オリバーは、優しいな」
そうして差し出されたクラウスの陰茎は、オリバーの知っているクラウスの陰茎ではなかった。
亀頭も亀頭球もグロテスクなほどに大きく膨らみ、天を突くようにそそりたつ幹は、まるで棍棒のように太くて長い。
クラウスの陰茎は、普段の様子ですら凶器のようだったのに、それ以上におぞましい凶悪な肉棒と化していた。
「そうだな。まずは、舐めてもらおうかな」
「ふぁ……ぃっ、らんなさまぁ、きもちよくなっへぇ」
オリバーはうっかり牙を突き立ててしまわぬよう、大きく口を開けてクラウスの陰茎を口に含んだ。
どんなにグロテスクな姿でも、クラウスのものだと思えば愛しく思える。
オリバーは、クラウスの亀頭を上顎に擦り付けながら、亀頭球や太い幹を長い舌を使って、ぴちゃぴちゃと舐めまわす。
クラウスの陰茎は、口の中でさらにぼこぼこといびつな形に膨れていく。
だが、オリバーはどんな形になったとしても気にならない。
ずるずると喉の奥まで入り込んでくるクラウスの陰茎をしゃぶりながら、オリバーはうっとりと目を細めた。
「くぁぅひゅぅ……っ、ぁい、ひゅぃ……っ」
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