狼の憂鬱

うしお

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爽やかな朝に蕩けて

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オリバーは、久しぶりに夢の無い夜を過ごした。
だが、目覚めてみれば、尻穴の疼きはこれまでとは比べ物にならないほど、ひどいものになっている。
いつもならすぐ手に取れるよう、枕元に置いてあるはずのクラウスの骨が入った袋はどこにもなく、激しく疼く尻穴に耐えられなくなって指を舐めた。

「あっ、あうっ、なんっ、なんでぇっ、ゆめっ、みてないっ、みてないのにぃっ」

たっぷりと舌を絡めて濡らした指で、いつもと違って乾いている尻穴を撫でていく。
早く尻穴を濡らして、しこりをめちゃくちゃになるまで引っ掻きたい。
オリバーの頭の中は、そのことだけでいっぱいになっている。
だから、気が付かなかった。

「おはよう、オリバー。朝から、何をしているんだ?」

優しくかけられた声と共に手を押さえられ、後ろから抱き締められる。

「あっ、やっ、くらうっ、じゃましちゃだめっ、おまんこ、ぐちゅぐちゅしたいのっ、くらうのほね、ないからっ、ゆびっ、ゆびでしなきゃっ、おかしくなっちゃうっ、きもちよくならないとだめなのっ、はなしてっ、くらうっ」

「オリバー。私がいるのに、指なんかで我慢するのか? ほら、触ってみろ。ここに、もっといいものがあるだろう?」

暴れるオリバーを易々と押さえ付け、クラウスの手がオリバーの手を導いたのは、布越しでもわかるくらい熱く脈打つ極太の杭。
それは、オリバーの陰茎よりも太くて長く感じられる。

「あ……っ、これが、くらうの、ちんこ?」

「そうだ。キミのメス穴にぴったりはまる私のぺニスだ。指なんかより、ずっと気持ちよくなれそうだろう?」

陰茎の先っぽは、オリバーのものとは違って大きく膨れた人族のものなのに、その根元が大きく膨れているのはまるで人狼族のもののようだ。
ふたつのこぶを持つ極太の陰茎は、オリバーの尻穴に入るとは到底思えない大きさと形状をしているようだった。
クラウスの陰茎を丁寧になぞっていたオリバーは、快感を求めて疼いていた尻穴の存在を忘れるほどの衝撃を受けていた。

「え、あ、うそ、うそでしょ? こんな、こんなに、おっきいちんこが、おりばーの、おまんこ、はいっちゃうの……?」

「私を疑うなんて、オリバーは悪い子だな。だが、昨日は無理をさせてしまったから仕方がないか。覚えていないのなら、思い出させるまでのこと。嘘ではないということを証明してみせようか」

オリバーが大きいと口にしてから、さらに熱杭はひとまわり大きくなったような気さえする。
だが、取り上げられた自分の手の代わりに、クラウスの手が尻穴を探りはじめたらそれどころではなくなった。

「あっ、ああっ、くらうっ、くらうぅっ、おりばーのおまんこ、もっとぐちゅぐちゅしてっ、きもちいいの、いっぱいしてっ」

オリバーの濡らした尻穴に指が挿しこまれ、しこりをとんとんと叩きながらゆっくりと拡げていく。

「オリバー、指を舐めて濡らしてくれ。もっと拡げておかないと、また痛い思いをさせてしまうからな」

「はぅ……んっ、むぅ、んっ、ふぅうんっ」

舌を撫でる指が、一本、二本と増やされ、オリバーは必死にそれを舐めしゃぶった。

「いい子だ。オリバーが、たっぷりと濡らしてくれたから……ほら、指がこんなにも簡単におまんこに入っていく」

先に入っていた指を囲むように、クラウスの指が増やされていく。
とんとんとしこりを叩き続ける指と、ばらばらと中を拡げる指。
気が付けば、オリバーの尻穴はクラウスの指を四本も飲み込んでいた。

「あっ、あっ、ああっ、くらうっ、きもひぃっ、おまんこ、ぐちゅぐちゅれ、きもひぃいいよぉっ」

「そうか、そんなに気持ちいいのか。オリバーのおまんこも、すごく気持ちよさそうだな。ぎゅうぎゅうと締め付けてきて、指が千切れてしまいそうなくらいだ。ここにぺニスを入れたら、さぞかし気持ちいいだろうな」

「あっ、ああっ、ああああっ、いれてっ、くらうっ、くらうのちんこっ、おりばーのおまんこにっ、ほしいっ、ほしいよぉっ」

「いい子だな、オリバー。もうおねだりできるようになったのか。どうされたいのか、ちゃんと言ってみろ」

「んっ、んんぅっ、くらうぅっ、おりばーのおまんこ、くらうのちんこで、いっぱいにされたいのっ、おねがい、くらう、おりばーを、きもちよくしてっ。おねがいっ、くらうせんようのおまんこ、いっぱいつかって」

「……ははっ、予想以上だ、オリバー。これは……手加減が、できそうにないな」

片方の足が持ち上げられ、大きく開かれた足の間にぬるつく熱が押し当てられる。

「オリバー、ちゃんと最後まで寝ないで頑張れよ?」

オリバーは、クラウスにまともな答えを返せなかった。
陰茎に腹の中をいっぱいにされただけで、絶頂してしまっていたからだ。
クラウスは、絶頂に蕩けるオリバーの顔を見ながら、震えるメス穴にとどめを刺すかのように陰茎を深く突き入れた。
明るい陽射しの中で喘ぐオリバーの姿は、どこまでも淫らに可愛らしくクラウスの中ある雄の本能を掻き立てる。

「オリバー、そんな顔をしていたら、いくらでも抱けてしまうぞ」

くすくすと笑うクラウスは、激しく打ち付ける腰の動きをゆるめることなく、オリバーを絶頂へと押し上げていく。
役立たずの体を捨て、新しい生を手に入れた甲斐がある。
クラウスは、やっと手に入れたオリバーをさらに淫らなメスへと変えるべく、激しく腰を打ち付け続けた。
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