運命の堕とし方

うしお

文字の大きさ
上 下
10 / 19
蛇足編

10(蛇足6)

しおりを挟む
「あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛ッッ」

ウィーが全身を大きく反らし、頭を左右に振りながらびくびくと震えている。
かわいいウィーは、終わりのない排泄孔の中を、ユエラのペニスで撫でられるのが大好きらしい。
とても気持ちいいらしく、ウィーは排泄孔の中をたくさんうねらせて、もっともっととおねだりしてくる。
特に、奥の孔の奥の奥が好きなようで、ユエラがペニスをずるんずるんと動かしながら奥まで入れてあげると、それはもう嬉しそうに啼いてくれた。
これまで聞いたことのないような声を出して、ウィーはユエラのためにたくさん唄を紡いでくれる。
そのおかげで、ユエラのペニスはいつもよりもすごく大きくなった。
ウィーがくれた唄のお礼に、排泄孔の中を埋め尽くしてあげられそうなくらいに。
いそぎんちゃくに拘束されたウィーの腕や足の先が、必死にもがいているのを見ながらユエラは大きくなり続けるペニスを動かし続ける。
かわいい番を孕ませるには、ユエラも早く射精をしないといけない。
ユエラの子は、ユエラとウィーの精の中から生まれてくるものなのだから。

「お゛ッッ、お゛ぐぅッッ、ひッッ、ひぐぅう゛う゛ぅッッ」

大きくなりすぎたペニスが、さらに奥の孔を拡げてずぷんと深く入り込んだ。
ぐぽっぐぽっごぽっごぽっといやらしい音が、ウィーの中から聞こえてくる。
ユエラにとっては、その音さえも元気になるウィーの唄と同じに聞こえた。
ペニスがぐるぐると渦を巻いて、激しく前後に揺れ動く。
ウィーの排泄孔の中を、激しくたくさん撫でたいと思ったユエラの思い通りに。
まるで、大嵐の渦のようだった。
ウィーのお腹の中から、激しくかき混ぜられる水の音が止まらない。
ユエラのペニスが、ウィーのお腹の中で激しく暴れている音だ。

「ルイ、ルイ、すっごくかわいい。もっと、もっと、いっぱいなでなでしてあげる」

ユエラの尾びれが、びたんといそぎんちゃくのベッドを打つ。
びたん、びたんと打つ度に、ウィーの体が持ち上がって、ユエラのペニスを飲み込みにきてくれる。
もっと、もっと、奥まで撫でたい。
もっと、もっと、奥まで入りたい。
そんなユエラの願いを叶えるように。

「い゛ぐッッ、い゛ぐッッ、い゛ぐぅう゛う゛ぅッッ、う゛ぅう゛う゛ぅッッ、ま゛、ま゛……っ」

ユエラのペニスを排泄孔でぎゅうぎゅうと締め付けながら、びくんびくんと一生懸命排泄孔を押し付けてくるウィーの口を舌で塞いだ。
いまの唄は、聞き続けるにはすごすぎた。
ただでさえ、大きくなってしまったユエラのペニスがますます太くなるし、もっともっと元気になってしまう。
これ以上、大きくしたらウィーのお腹が破れそうだ。
だから、ユエラはウィーの口を塞いだまま、ペニスを動かすことにした。
ユエラの思い通りに動くペニスは、ウィーの中でぐるんぐるんと渦巻きながら、ずりゅんずりゅんと撫でまわし、ぐっちょんぐっちょんと出入りする。
大きくしない代わりに、たくさん動かして気持ちよくしてあげる作戦だ。
これなら、ウィーも満足してくれるだろう。
ユエラの舌を、嬉しそうにきゅうきゅうと締め付けてくるウィーの喉をぺろぺろと舐めながら、ユエラははりきってペニスを動かした。

「大好きだよ、ルイ。これからも、ユエラだけのウィーでいてね」

「も゛ぉッッ、ぃっでる゛ぅう゛う゛ぅう゛う゛ぅぅッッ」

「ああ、もうまた。そんな声で唄われたら、止まらなくなるのに」

ウィーにもちゃんと満足してもらえるよう、ペニスを動かしながら人と同じように言葉で気持ちを伝えたのに、ウィーはまだ物足りないのかユエラのペニスが大きくなる唄を紡いでしまった。
どうやら、ウィーはもっと排泄孔の中を、ユエラのペニスでいっぱい撫でて欲しいらしい。
大きくなったユエラのペニスは、もうウィーの排泄孔と同じくらいだ。
ユエラは、もう一度ウィーの口を塞いで、大きくなったペニスを激しく動かした。
重なりあったウィーの奥から、ユエラのペニスが激しく暴れているのが感じられた。
かわいいウィーが、もうユエラのペニスでしか満足できなくなるよう、誰にも届かないだろう奥の奥、その奥にまで届かせよう。
ユエラとウィーは、見た目にはぴったりとくっついただけのふたり。
でも、その内側は嵐よりも激しい交尾の真っ最中だ。
ウィーとの交尾に、溺れきって夢中になったユエラは知らない。
あまりにも長く激しいふたりの交尾に、見ていたみんなも発情して、そこかしこで交尾がはじまっていた、なんてこと。
ウィーの唄の効果で、雄のペニスはいつもよりも大きく、雌の膣はいつもよりも潤っていた、なんてことも。
いつまでも終わらない儀式の中、新しい番が何組も生まれ続け、みんなここで孕んでいった、なんてことも。

ユエラとウィーの子には、数えきれないほどたくさんの仲間ができるだろう。
もちろん、ユエラとウィーの子も、これから誰よりたくさん生まれるはずだ。
だって、ユエラはウィーを孕ませて王になり、誰よりも優しくかわいい番と一緒に、幸せになる運命だから。

だけど、いまはただこのかわいい番と気持ちよくなることだけ考えよう。
運命はもう、この手の中に堕ちているのだから。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

受け付けの全裸お兄さんが店主に客の前で公開プレイされる大人の玩具専門店

ミクリ21 (新)
BL
大人の玩具専門店【ラブシモン】を営む執事服の店主レイザーと、受け付けの全裸お兄さんシモンが毎日公開プレイしている話。

ペット彼氏のエチエチ調教劇場🖤

天災
BL
 とにかくエロいです。

性的イジメ

ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。 作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。 全二話 毎週日曜日正午にUPされます。

生贄として捧げられたら人外にぐちゃぐちゃにされた

キルキ
BL
生贄になった主人公が、正体不明の何かにめちゃくちゃにされ挙げ句、いっぱい愛してもらう話。こんなタイトルですがハピエンです。 人外✕人間 ♡喘ぎな分、いつもより過激です。 以下注意 ♡喘ぎ/淫語/直腸責め/快楽墜ち/輪姦/異種姦/複数プレイ/フェラ/二輪挿し/無理矢理要素あり 2024/01/31追記  本作品はキルキのオリジナル小説です。

消防士の義兄との秘密

熊次郎
BL
翔は5歳年上の義兄の大輔と急接近する。憧れの気持ちが欲望に塗れていく。たくらみが膨れ上がる。

【BL-R18】魔王の性奴隷になった勇者

ぬお
BL
※ほぼ性的描写です。  魔王に敗北し、勇者の力を封印されて性奴隷にされてしまった勇者。しかし、勇者は魔王の討伐を諦めていなかった。そんな勇者の心を見透かしていた魔王は逆にそれを利用して、勇者を淫乱に調教する策を思いついたのだった。 ※【BL-R18】敗北勇者への快楽調教 の続編という設定です。読まなくても問題ありませんが、読んでください。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/17913308/134446860/ ※この話の続編はこちらです。  ↓ ↓ ↓ https://www.alphapolis.co.jp/novel/17913308/974452211

騎士団長が民衆に見世物として公開プレイされてしまった

ミクリ21 (新)
BL
騎士団長が公開プレイされる話。

勇者よ、わしの尻より魔王を倒せ………「魔王なんかより陛下の尻だ!」

ミクリ21
BL
変態勇者に陛下は困ります。

処理中です...