異種姦マニア

うしお

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オークの話

つきなしの宴 7

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身体検査という名のささやかな凌辱を受けた青年たちは、ソファーに座る男たちの前に一列で並べられた。
一番左に立つのは、乳首をぷっくりと膨らませたウェイトレス姿の青年だ。
特に念入りな身体検査を受けた雄乳に、うっすらと汗をにじませ、むちむちとした谷間から発情したメスのフェロモンを垂れ流しにしている。
どこか前を見る目が虚ろなのは、時間配分の偏りにより、まったくといっていいほど触ってもらえなかった勃起ぺニスと後孔を疼かせているせいだろう。
スカートを押し上げているぺニスは、先端から先走りをあふれさせ、もじもじとゆれる尻が動かすレースに亀頭を撫でられ悦んでいる。
その隣には、同じようにぺニスから先走りをあふれさせているバニーガール姿の青年が立っていた。
先程まで挿入されていたアナルバイブは、すでにぺニスから抜き出されており、咥えるものを失った尿道は、口を開いたままひくひくと震えている。
その様子は、喉孔と咥内粘膜にぺニスの味を教え込まれた青年の口が、うっすらと開いたままになっているのによく似ていた。
ナース姿の青年は、下半身に執着していた男のせいで、スカートをめくりあげられたままになっている。
太ももには男の唾液がべったりとつき、軽くとはいえ、叩かれ続けていたむき出しの尻はうっすらと赤く染まっていた。
そして、十個のローターを稼働したまま抜き出された後孔はひくひくと震え、閉じることのできない孔から、とろとろとよだれのように腸液混じりのローションを垂れ流している。
その隣にいるのは、犬のように手足をたたんでお座りしている青年だ。
太ももや尻には、乗馬鞭で叩かれた跡がくっきりと残っており、主人から受けた躾がどれだけ厳しいものであったかを物語っている。
後孔から引き抜かれた尻尾つきのアナルバイブを骨のように咥えさせられており、横から咥えるには少し太すぎるそれに必死で噛みつき、よだれをだらだらと垂らしていた。

「ぉ゛っ、ほ、ぉ゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛……っ」

その四人の青年たちが、互いの有り様を見て、自分の主人となった男たちのマシなところを見つけてホッとするなか、ただ一人、いまだに分娩台に縛られた青年の絶頂声が響き渡る。
びくりと震えた青年たちが、ずっとそちらを見ないようにしていた間に、青年の後孔は限界まで大きく拡げられていた。
鍛えられた男の腕すら飲み込んでしまいそうなほど大きく開いた青年の後孔からは、あらゆる体液をたっぷり吸収し、異様なまでに膨らんだ触手バイブが少しずつ出てきている。
それは、まるで出産している最中のような光景だ。
青年たちの自由を奪い、ただなぶるために用意されたと思っていた分娩台が、正しい使い方をされている瞬間だった。
青年の後孔から、赤子のように頭を出した触手バイブは、胎内に残る体を激しく活動させたまま抜け出てきている。
どくりどくりと脈打つようにうねる先端部分は、うねりながら回転を繰り返し、見たこともないような突起をぼこぼこと生み出し、飲み込みながら突き進んでは少し戻る。
それは、それだけでもたまらないだろう腸内の奥深く、結腸の中までみっしりと詰まっといるのだ。
新種の生き物だと言われれば、信じてしまいそうな生々しさだが、それらがすべて目の前の男の手の中にあるリモコンによって操作されている玩具であることは明白だった。
男がボタンを押す度に、触手バイブは形状を変え、動きを変え、あらゆる方法で青年を責め立てるのだ。
触手バイブは、少しずつしか排出されていないものの、すでにある程度は外に出てきている。
それでもまだ、絶頂する青年の腹の中からは、激しい水音が響いてくるのだった。

四人の青年たちの前に、使用人がふたりずつやってくる。
使用人は、担当する青年のペニスにシリコン製のペニスカバーを被せた。
ペニスカバーの内側には、尿道ブジーのあるものとないものがあり、調教されているか否かで、種類が変えられているようだった。
それから、後孔にはシリコン製の拡張リングを嵌め込んでいく。
拡張リングによって開いた後孔に、小さなカプセルのようなものが三個押し込まれ、ぴったりと嵌まるサイズの卵型ローターがリングに繋がれ蓋をされる。
青年の後孔がしっかり塞がっているのを確認した使用人たちは、素早く彼らから離れていった。
装着されたペニスカバーと拡張リングは、それぞれ青年ごとに色が違っている。
困惑する青年たちの真ん中で、相変わらず絶頂していた青年から、ついに触手バイブがすべて排出はいしゅつされる瞬間がやってきた。
青年の後孔からずるずると生まれ落ちてくる触手バイブは、用意されていた大きなバケツの中で、とぐろを巻く蛇のように渦を巻いている。
触手バイブの最後部が、べちょりとそこに合流した瞬間、青年の悲鳴をあげながら絶頂しはじめた。

「ぃ゛ぐぃ゛ぐぃ゛ぐぃ゛ぐぃ゛ぐぃ゛ぐぅ゛う゛う゛ぅ゛……ッッ」

大きく仰け反りながら絶頂する青年を、使用人たちが四人がかりで取り押さえ、執事のような男が、すぼまりかけていた青年の後孔に拡張リングをねじ込んだ。
嵌め込まれたリングは誰よりも大きく、毒々しい紫色をしている。
だが、グロテスクなリングを装着したことで、青年の絶頂はようやく終息を迎えた。
執事は、その大きく開いた孔の中に、卵のように大きな塊を五個ほど詰め込むと、それほど長くない貫通式のオナホを嵌め込んで蓋をする。
そして、青年のペニスに紫色のペニスカバーを被せてしまった。
もちろん、極太の尿道ブジーつきである。
五人の青年のふたつの性器が、前後共にカラフルなシリコン製の玩具で彩られたあと、これからはじまる遊びの説明がはじまった。

それは、紛れもなく狂った宴に相応しい狂った余興の提案だった。
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