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アルラウヌの話
淫獄オークション 4
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アルラウヌの触手は、実に万能だった。
青年は、泡立つ粘液の中で乳首を尖らせ、勝手に硬くなっていく姿に困惑しながらも、甘やかな悲鳴をあげて絶頂するまでになっている。
その間、青年の乳首に触れたのは、アルラウヌの粘液だけだった。
分娩台に拘束された青年の体は順調に落札され、粘液を併用した調教により淫らな快楽の奴隷に堕とされていく。
次に、オークションにかけられた商品は、青年のペニスだ。
乳首での絶頂を覚えたものの射精にまでは至らず、先走りをだらだらと漏らしていたペニスは、落札者の要望により膀胱とセットで落札された。
勃起したペニスからの射精はもちろん、膀胱が尿でいっぱいになったり、放尿したりすると絶頂してしまう淫乱な体に変えて欲しいとのオーダーだ。
ペニスというよりも、尿道と膀胱に対して、性感帯になるよう調教が加えられていく。
この調教が済めば、青年は排泄するだけで絶頂する体となり、まともな日常生活を送ることなど難しくなるだろう。
だが、誰もそれを止めてくれるものはいない。
むしろ、早く変えて見せろ、と急かすばかりだ。
モニターに表示されたテロップを見て、青年は逃げ出そうと必死に暴れているが、アルラウヌがそれを許すわけもない。
乳首を粘液だけで調教してみせたゼンマイのような触手が、今度は青年のペニスにくるりと巻きつき、絡め取る。
亀頭がゆっくりと押し潰され、閉ざされていた尿道は小さな口をくぱりと開いた。
アルラウヌは、あふれていた先走りを触手の先端で掬いあげ、開いた尿道に塗りつけていく。
そして、ローションの代わりに先走りでたっぷり濡れた触手を、開いた尿道の中にずぶりと挿し込む。
ゼンマイによく似た触手の先端には、細かい毛がびっしりと生えており、ペニスの内側を逆撫でにしながらゆっくりと膀胱に向かって突き進んでいく。
「やっ、いやだっ、ぅあ゛っ、い゛や゛っ、い゛や゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ッッ」
小さく開いた尿道より太い触手が、みちみちぎちぎちと穴を大きく拡げながら、青年の中に入り込んでいく。
青年がどれだけ抵抗したところで、その触手が止まることはない。
むしろ、青年が大きな声で鳴き叫ぶ度に、観客たちの次の商品への期待が高まり、調教オーダーは苛烈さを増していくのだ。
細かい毛が生えた触手は、ブラシのように青年の尿道を撫で擦りながら、ねっとりとした粘液を塗りつけていく。
青年の尿道をずりゅずりゅと撫で擦る触手が、先走りと粘液を混ぜあわせ、少しずつ泡立せていく様子をフライアイは見つめている。
壁一面にひろがる淫らな調教風景は、まぎれもないライブ映像だ。
自分の奴隷でありながら、自らの手をかけない調教というのはかなり珍しい。
ここに集まるようなものならば、奴隷にどれだけ自分の手をかけて調教したのか、ということを自慢したがるもののはずだからだ。
だが、調教されていく過程を公開することが、歓迎されていないわけではない。
自らの奴隷が調教される様を、他人に見せようというのだから、人族の考えることはおもしろい、と好意的に受け入れられていた。
会場にいる誰もが、アルラウヌに調教されている青年を見て楽しんでいる。
そこに、奴隷の主人の姿があるのかどうかはわからない。
主人がいなくても、奴隷の調教は進んでいく。
ペニスに突き立てられた触手の様子は、青年が見つめるモニターにも、しっかりと映し出されていた。
触手は、どんどん太く、さらに毛深くなっていく。
「ぁ゛あ゛っ、ぉ゛っ、ぅ゛あ゛っ、ひ、ぃ゛ッッ」
尿道を撫で擦る触手は、青年の中に浅く深く入り込んで、青年の体を少しずつ作り変えていく。
青年のペニスは、だらだらとよだれを垂らし、触手に犯されることを悦んでいる。
あまりにも直接的で、強すぎる快感に、青年の太ももがぶるぶると震えていた。
過ぎた快感からペニスを守ろうとする防御本能が、足を勝手に閉じようとしているのだが、それは叶わない。
アルラウヌの腕と同じくらい太い触手が、青年の太ももにくるりと巻きつき、拘束を強めてしまったからだ。
モニターに映される映像も、出てくるテロップも、現実味はどこにもないのに、青年の体はその通りに変えられていく。
怖くてたまらないはずなのに、ペニスはしっかりと勃起しているし、尿道などというところでも快感を感じはじめている青年の心は複雑だ。
毛深い触手がペニスの中をごしごしと擦る度、青年は射精と変わらない快感にさらされ続けている。
「ぃ゛ぐっ、やめっ、やめでっ、ぃ゛やっ、い゛ぐぅっ、い゛っでるぅううぅっ、ふどい゛のっ、あ゛っ、ぉ゛ぐっ、お゛ぐは、だめぇっ、ぢんぽっ、ぢんぽへん゛っ、ぢんぽ、へん゛に、なるぅ゛う゛う゛ぅ゛っ」
アルラウヌは、悲鳴をあげながら絶頂する青年の顔を覗き込むと、ペニスの根本に小さなマイクを取りつけた。
マイクからのびる輪を陰嚢に引っかけると、マイクは青年の体にきつく食い込んだ。
かなり太くなった触手が、ブラシのように毛深い体でペニスの中を擦ると、ぢゅごっぢゅごっといやらしい水音が会場の中に響き渡る。
勃起したペニスの中を、血液がどくどくと流れていく音まで聞こえきた。
やがて、ぐるるるっと獣が唸るような音が聞こえはじめ、青年のペニスが射精するための準備が整ったことを教えてくれる。
アルラウヌは、触手でピストンを繰り返しながら、収縮した尿道が精液を発射する瞬間を狙っていた。
ほんの僅かな緊張と弛緩の合間を縫って、アルラウヌの触手は、青年の前立腺を突き抜ける。
触手はそのまま、青年の膀胱に入り込んだ。
「ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ッッ」
極太の触手は膀胱の中に入り込むと、大量の粘液を分泌する。
膀胱の中は、すでに青年の尿でいっぱいだったが、そこにどんどん媚薬効果のある粘液を足していく。
毛深い極太触手が、膀胱の中をぐるぐるとかき混ぜながら肉襞を撫で擦ると、青年の体はがくがくと震えながら絶頂を繰り返した。
直接ものが触れるはずのないやわらかな肉襞は、ほんの一瞬で狂いそうなほどの快楽に負け、完全に支配されてしまう。
先走りを漏らせないほどぎっちりと穴を塞いだ触手は、その先端を暴れさせるだけで青年の体を簡単に絶頂させていく。
もちろん、尿道を塞がれた青年が、射精の快感を味わえるわけもない。
出せもしない精液を送ろうと収縮する尿道で、毛深い極太触手を締め付け、擦れる肉襞と染み込み続ける媚薬により、ドライオーガズムという終わらない絶頂を強制的に引き起こされるだけだ。
むしろ、射精を繰り返せば繰り返すだけ、出せない精液が膀胱へと流れ込み、快楽に啼く青年をさらに苦しませる。
終わりのない絶頂であるドライオーガズムに支配された青年は、涙とよだれを垂れ流しながら、どこよりも吸収の早い粘膜で媚薬を飲み干し、人生を狂わされていく。
出せない精液と注ぎ込まれた媚薬粘液が、青年の膀胱をぽっこりと膨らませ、会場を楽しませている激しい水音がどこから聞こえてくるものなのかを教えてくれる。
やがて、膀胱を混ぜる激しい水音が聞こえなくなっても、青年の体は絶頂し続けたまま元には戻らず、痙攣を繰り返すようになっていった。
その頃には、すでに次の商品である後孔の競りが終了している。
ドライオーガズムに啼く青年の声をBGMに、司会者が次の競りを進めていたのだ。
司会者の操る木槌が、落札の完了を高らかに告げた。
アルラウヌの公開調教は、まだ終わらない。
青年は、泡立つ粘液の中で乳首を尖らせ、勝手に硬くなっていく姿に困惑しながらも、甘やかな悲鳴をあげて絶頂するまでになっている。
その間、青年の乳首に触れたのは、アルラウヌの粘液だけだった。
分娩台に拘束された青年の体は順調に落札され、粘液を併用した調教により淫らな快楽の奴隷に堕とされていく。
次に、オークションにかけられた商品は、青年のペニスだ。
乳首での絶頂を覚えたものの射精にまでは至らず、先走りをだらだらと漏らしていたペニスは、落札者の要望により膀胱とセットで落札された。
勃起したペニスからの射精はもちろん、膀胱が尿でいっぱいになったり、放尿したりすると絶頂してしまう淫乱な体に変えて欲しいとのオーダーだ。
ペニスというよりも、尿道と膀胱に対して、性感帯になるよう調教が加えられていく。
この調教が済めば、青年は排泄するだけで絶頂する体となり、まともな日常生活を送ることなど難しくなるだろう。
だが、誰もそれを止めてくれるものはいない。
むしろ、早く変えて見せろ、と急かすばかりだ。
モニターに表示されたテロップを見て、青年は逃げ出そうと必死に暴れているが、アルラウヌがそれを許すわけもない。
乳首を粘液だけで調教してみせたゼンマイのような触手が、今度は青年のペニスにくるりと巻きつき、絡め取る。
亀頭がゆっくりと押し潰され、閉ざされていた尿道は小さな口をくぱりと開いた。
アルラウヌは、あふれていた先走りを触手の先端で掬いあげ、開いた尿道に塗りつけていく。
そして、ローションの代わりに先走りでたっぷり濡れた触手を、開いた尿道の中にずぶりと挿し込む。
ゼンマイによく似た触手の先端には、細かい毛がびっしりと生えており、ペニスの内側を逆撫でにしながらゆっくりと膀胱に向かって突き進んでいく。
「やっ、いやだっ、ぅあ゛っ、い゛や゛っ、い゛や゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ッッ」
小さく開いた尿道より太い触手が、みちみちぎちぎちと穴を大きく拡げながら、青年の中に入り込んでいく。
青年がどれだけ抵抗したところで、その触手が止まることはない。
むしろ、青年が大きな声で鳴き叫ぶ度に、観客たちの次の商品への期待が高まり、調教オーダーは苛烈さを増していくのだ。
細かい毛が生えた触手は、ブラシのように青年の尿道を撫で擦りながら、ねっとりとした粘液を塗りつけていく。
青年の尿道をずりゅずりゅと撫で擦る触手が、先走りと粘液を混ぜあわせ、少しずつ泡立せていく様子をフライアイは見つめている。
壁一面にひろがる淫らな調教風景は、まぎれもないライブ映像だ。
自分の奴隷でありながら、自らの手をかけない調教というのはかなり珍しい。
ここに集まるようなものならば、奴隷にどれだけ自分の手をかけて調教したのか、ということを自慢したがるもののはずだからだ。
だが、調教されていく過程を公開することが、歓迎されていないわけではない。
自らの奴隷が調教される様を、他人に見せようというのだから、人族の考えることはおもしろい、と好意的に受け入れられていた。
会場にいる誰もが、アルラウヌに調教されている青年を見て楽しんでいる。
そこに、奴隷の主人の姿があるのかどうかはわからない。
主人がいなくても、奴隷の調教は進んでいく。
ペニスに突き立てられた触手の様子は、青年が見つめるモニターにも、しっかりと映し出されていた。
触手は、どんどん太く、さらに毛深くなっていく。
「ぁ゛あ゛っ、ぉ゛っ、ぅ゛あ゛っ、ひ、ぃ゛ッッ」
尿道を撫で擦る触手は、青年の中に浅く深く入り込んで、青年の体を少しずつ作り変えていく。
青年のペニスは、だらだらとよだれを垂らし、触手に犯されることを悦んでいる。
あまりにも直接的で、強すぎる快感に、青年の太ももがぶるぶると震えていた。
過ぎた快感からペニスを守ろうとする防御本能が、足を勝手に閉じようとしているのだが、それは叶わない。
アルラウヌの腕と同じくらい太い触手が、青年の太ももにくるりと巻きつき、拘束を強めてしまったからだ。
モニターに映される映像も、出てくるテロップも、現実味はどこにもないのに、青年の体はその通りに変えられていく。
怖くてたまらないはずなのに、ペニスはしっかりと勃起しているし、尿道などというところでも快感を感じはじめている青年の心は複雑だ。
毛深い触手がペニスの中をごしごしと擦る度、青年は射精と変わらない快感にさらされ続けている。
「ぃ゛ぐっ、やめっ、やめでっ、ぃ゛やっ、い゛ぐぅっ、い゛っでるぅううぅっ、ふどい゛のっ、あ゛っ、ぉ゛ぐっ、お゛ぐは、だめぇっ、ぢんぽっ、ぢんぽへん゛っ、ぢんぽ、へん゛に、なるぅ゛う゛う゛ぅ゛っ」
アルラウヌは、悲鳴をあげながら絶頂する青年の顔を覗き込むと、ペニスの根本に小さなマイクを取りつけた。
マイクからのびる輪を陰嚢に引っかけると、マイクは青年の体にきつく食い込んだ。
かなり太くなった触手が、ブラシのように毛深い体でペニスの中を擦ると、ぢゅごっぢゅごっといやらしい水音が会場の中に響き渡る。
勃起したペニスの中を、血液がどくどくと流れていく音まで聞こえきた。
やがて、ぐるるるっと獣が唸るような音が聞こえはじめ、青年のペニスが射精するための準備が整ったことを教えてくれる。
アルラウヌは、触手でピストンを繰り返しながら、収縮した尿道が精液を発射する瞬間を狙っていた。
ほんの僅かな緊張と弛緩の合間を縫って、アルラウヌの触手は、青年の前立腺を突き抜ける。
触手はそのまま、青年の膀胱に入り込んだ。
「ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ッッ」
極太の触手は膀胱の中に入り込むと、大量の粘液を分泌する。
膀胱の中は、すでに青年の尿でいっぱいだったが、そこにどんどん媚薬効果のある粘液を足していく。
毛深い極太触手が、膀胱の中をぐるぐるとかき混ぜながら肉襞を撫で擦ると、青年の体はがくがくと震えながら絶頂を繰り返した。
直接ものが触れるはずのないやわらかな肉襞は、ほんの一瞬で狂いそうなほどの快楽に負け、完全に支配されてしまう。
先走りを漏らせないほどぎっちりと穴を塞いだ触手は、その先端を暴れさせるだけで青年の体を簡単に絶頂させていく。
もちろん、尿道を塞がれた青年が、射精の快感を味わえるわけもない。
出せもしない精液を送ろうと収縮する尿道で、毛深い極太触手を締め付け、擦れる肉襞と染み込み続ける媚薬により、ドライオーガズムという終わらない絶頂を強制的に引き起こされるだけだ。
むしろ、射精を繰り返せば繰り返すだけ、出せない精液が膀胱へと流れ込み、快楽に啼く青年をさらに苦しませる。
終わりのない絶頂であるドライオーガズムに支配された青年は、涙とよだれを垂れ流しながら、どこよりも吸収の早い粘膜で媚薬を飲み干し、人生を狂わされていく。
出せない精液と注ぎ込まれた媚薬粘液が、青年の膀胱をぽっこりと膨らませ、会場を楽しませている激しい水音がどこから聞こえてくるものなのかを教えてくれる。
やがて、膀胱を混ぜる激しい水音が聞こえなくなっても、青年の体は絶頂し続けたまま元には戻らず、痙攣を繰り返すようになっていった。
その頃には、すでに次の商品である後孔の競りが終了している。
ドライオーガズムに啼く青年の声をBGMに、司会者が次の競りを進めていたのだ。
司会者の操る木槌が、落札の完了を高らかに告げた。
アルラウヌの公開調教は、まだ終わらない。
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