異種姦マニア

うしお

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ミノタウロスの話

新婚中出し生活 1

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朝日が射し込むキッチン。
ひとりの青年が、小さな声で歌を口ずさみながら皿を洗っている。
体つきは少しほっそりとしているが、小さく膨れた喉仏やまっ平らな胸が、確かに青年を男だとしらしめているが、どこか可愛らしい若奥様のような雰囲気をまとっていた。
それもそのはず、彼の左手の薬指には銀色の指輪がはめられており、彼が既婚者であることを示している。
キッチンカウンターの上に置かれた写真立てには、白いタキシード姿の青年と黒いタキシードに身を包んだ大柄な男が並んで立つ写真が入れられていた。
夫夫なのだろう男と仲睦まじく立つ姿は、清楚なウェディングドレスを着た新妻に優るとも劣らない。
この真新しいキッチンこそ、彼らの新しい愛の巣なのだろう。

どこか不思議な色気をかもし出す青年の後ろ姿は、ほとんど全裸と変わらなかった。
彼が身につけているのは、自分の体よりも大きな白いエプロンとスリッパだけだ。
おそらく、夫のエプロンだろう大きなそれだけを身につけ、青年はキッチンに立っているのだ。
きゅっと引き締まった尻の上で、リボン結びにされたエプロンのひもがひらひらとゆれている。
口ずさむ歌に合わせ、青年は体をゆらしていた。
可愛らしくも妖艶な尻振りダンスだ。
泡だらけのスポンジをグラスや皿にすべらせ、楽しそうに笑う青年の体を、リビングからやってきた男が後ろから抱き締める。
青年よりも頭ひとつ分以上大きな体格のいい男だ。
パジャマなのか、灰色のスウェットの上下を身に付けている。
その股間は、すでに大きく盛り上がっていた。
服の上からでもわかるボディビルダーのように屈強で筋肉質な男の体が、白くて華奢な青年の体をすっぽりと覆ってしまう。

「あっ、もう、危ないなぁ」

危うくグラスを落としそうになった青年は、自身の体を抱き締めている男を上目遣いに見上げた。
その目元にちゅっと口付けられ、青年はくすぐったそうに目を細める。
背後から抱き締めていた男は、そのまま青年の頭を掴んで唇を塞ぐと濃厚な口付けをはじめてしまう。
合わせられた唇の隙間から、激しく絡み合う舌がのぞき、唇の端から飲み込めない唾液がたらたらとこぼれはじめる。
スポンジを握り締めた青年の手から、泡の塊がぼとりと落ちた。

「ふ、ぁ……っ」

再び開かれたとき、青年の瞳はすでに快楽に蕩けている。
サイズの合わないエプロンのひもがずれ、右側からぴんと勃ちあがった乳首が顔を出していた。
左の乳首は、真っ白なエプロンの下から、頭を突き出して存在を主張している。
男の視線はふたつの乳首をいやらしく眺めると、ほんのり赤く染まった青年の顔をじっと見つめた。

「……もうすぐ、終わるから、少しだけ待ってて」

唾液に濡れた口許を、青年は猫のように丸めた手で恥ずかしそうに拭う。
赤くなった顔を隠すように、青年はシンクに向き直ったが、男は抱き締めたまま離れようとしない。
むしろ、先程よりも手早く洗い物を済ませようとする青年のエプロンからはみ出た乳首や、隠れた乳首を左右の指でしっかりとつまみ、くりくりと捏ねて邪魔をしはじめる。
洗い物のせいで両手が塞がっている青年は、何をされてもなすがままだ。

「ゃ、ぁんっ、つまんじゃ、だめぇ……っ」

恥ずかしそうに喘ぎながら、身をよじろうとする青年をシンクに押しつけ、男は執拗に乳首を捏ね続ける。
いつの間にか、青年にとって唯一の衣服であるエプロンは胸の中央に寄せられ、その役目を放棄させられていた。
むき出しになった乳首は、太い指と指の間に挟まれながらも、しっかりと存在を主張しており、硬く勃起しているのがよくわかる。
捏ねられている乳首は、太い指に挟まれても押し潰されることなく、こりこりと音が聞こえてきそうなほど強く揉まれている様子がしっかり見えていた。

「おねがぃ……もう少し、だからぁ……っ」

スポンジを握ったまま、シンクにしがみついた青年が切ない声でねだるのを聞き、男はようやく乳首から指を離した。
揉まれていた乳首は、硬く勃起したまま戻らない。

「ごめん、ね……ぁりが……ぁ、あぅぅっ」

待たせることに謝罪の言葉を送り、いたずらをやめてくれたことへの礼を告げようとした青年は、爪先立ちになり悲鳴をあげることになる。
男が、青年の背後に座り込み、尻の間に顔を埋めたからだ。
小さな乳首を器用につまんでいた指が、今度は青年の尻を大胆に割り開き、隠れた蕾をさらけ出した。
男は蕾のすぐそばに指を置くと、そのすぼんだ口を無理矢理大きく開かせる。
ひくひくと震えながらすぼもうとする蕾から、前夜に行われた性交のなごりが、とろりとこぼれ落ちた。
白濁とした液が、白くみずみずしい肌の上をゆっくりとすべり落ちていく。

「だ……だめぇ、こぼれ、ちゃ……ぅあぁッッ」

右の親指が、遠慮の欠片もなく蕾の中にずぷりと押し込まれる。
根本までずっぷりと挿入された親指は、ひくつく蕾の中をぐりぐりと無遠慮に撫でまわしたあと、すぐに引き抜かれた。
すぐに左の親指も、蕾の中にずぷりと挿入され、同じようにぐりぐりと撫でまわす。
左右の親指が、前夜の名残でびっしょり濡れたところで、二本の親指は再び青年の蕾の中へ、同時に押し込まれた。

「ひ、ぁっ」

二本の親指は、蕾の中で左右に分かれ、肉襞をぐりぐりと責め立てる。
青年の蕾は、二本の太い指を咥えさせられ、うっすらと口を開いていた。
とろとろとこぼれ落ちそうになる名残を、男は舌で受け止めると、そのまま中に戻そうとするかのように蕾にぐっと差し込んだ。
二本の親指と舌が、同時に蕾の中で暴れている。
青年は、体をくの字に曲げたまま、爽やかな朝日の中で快楽に蕩けていった。
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