異種姦マニア

うしお

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ゴブリンの話

淫獣の宴 5

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「お゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛お゛ん゛ん゛ッッ」

それは、まるで獣の咆哮のような声だった。
ゴブリンの性器が、ぐぼぼぼぼと激しい淫音みずおとを立てながら、一気に青年の尻穴を貫いていた。
青年の体は、性急な挿入による快感の激しさに、痙攣しながら絶頂を繰り返す。
ゴブリンの性器である五つの膨らみが、その硬い瘤のようなもので青年の尻穴を擦り、中をごつごつと殴るようにしながら押し進んでいるのだ。
特に、やわらかい舌ですら快感を得ていた場所に、硬くて大きな塊はよく効いていた。
五つの膨らみを持つゴブリンはたった一度の挿入で、ひとつしか亀頭を持たない人の五倍は快感を与えることができる。
尻穴の快楽に慣らされはじめていた青年ですら、連続して与えられる快感には敵わず、すぐさま絶頂させられてしまったのだった。
しかも、ゴブリンの性器は人よりも長く、さらに奥まで届いてしまう。
勢いよく押し込まれた性器は、たくさんの先走りによってなめらかにすべり、青年の尻穴の奥にあるもうひとつの穴まで一気に貫いていた。
本来なら、激痛を伴うだろう乱暴な挿入だったが、快感に満たされていた青年の体はそれすらも快感であると受け取ってしまう。

「あ゛ッッ、あ゛あ゛ッッ、ん゛ぐッッ、お゛ぐッッ」

ゴブリンのグロテスクな性器を、絶頂に震える腸全体できゅうっと抱き締めるように締め付けた青年を、ゴブリンは気に入ったようだった。
容赦のないピストンで、青年の尻穴を激しく犯しはじめる。
絶頂を繰り返す青年の尻に、ゴブリンは強く腰を打ち付け、襞という襞を性器でごりごりと削るようにひたすら犯す。
悲鳴をあげる青年を休ませることなく腰を振り、いやらしく蠢きうねる青年の尻穴に、猛った性器を扱かせ続けた。
最初のゴブリンが、青年の尻穴で性器を扱きはじめると、他のゴブリンたちも揃って動きだす。
青年の手を掴んだふたりがその手のひらに性器を擦り付け、頭を固定していたゴブリンは青年の体をしっかりと跨いだ。
胸の上に座るような形で青年の上に乗ったゴブリンは、悲鳴混じりの艶声をあげる青年の頭を掴むと、その口に猛った性器を挿入する。
青年が大きな声をあげていたからか、開いた喉の奥深くまで、ゴブリンの性器は簡単に飲み込まれていった。
連なった五つのこぶが、ぼこぼこぼこと喉をいびつに歪めながら突き進む。
ゴブリンの性器は、人のように硬くなり膨らむものだが、蛇のような柔軟さも兼ね備えているようだった。
反射的に嘔吐く青年の喉を、やわらかくも硬い性器が責め立てる。
喉を突き破らないためなのか、そのピストンはかなりゆっくりしたものだったが、その長さも五つのこぶも、青年の喉を余すところなく塞ぎ、苦しめるのに十分な質量を持っていた。
じっくりじっくりと、まるで喉穴に性器の味を覚えさせようとするかのように、ゴブリンは青年の喉穴でゆっくりとしたピストンを繰り返す。
尻穴と喉穴から、異なる快感を教え込まれながら、青年は激しく絶頂を繰り返す。
もうこれ以上の快感はないだろうと思う青年を嘲笑うかのように、喉穴を犯すゴブリンが青年の足を掴み、その指をぱくりと咥えた。
足の指にぬろりと絡む舌に、青年は再び絶頂させられる。

そこからは、ゴブリン同士の意地の張り合いだった。
喉穴を犯していたゴブリンが、足の指で青年を絶頂させると、尻穴を犯していたゴブリンも青年の足を咥えて絶頂させる。
それを見ていた残りの二匹は、小柄な体を生かして青年の手に性器を握らせたまま、その脇に舌を這わせて責め立てた。
青年は、あらゆる場面であげるべき悲鳴を奪われたまま、涙と鼻水が出なくなるまで絶頂させられ続け、やがて放尿するにいたる。
精液が涸れている以上、他に漏らすものがなかったためだが、それはゴブリンたちを萎えさせるようなものではなかった。
むしろ、放尿する青年のあちこちで射精したゴブリンたちは、滾ったままの性器をぶら下げたまま互いの場所を入れ換え、再び青年を犯しはじめる。

何度も何度も、入れ替わりながら繰り返される凌辱に、青年の体はさらに快楽の沼へと堕ちていく。
気がつけば、青年はゴブリンの性器に跨がり、自ら腰を振るまでになっていた。

「ぅあ゛っ、あ゛ぁっ、はぁ……っ、ん゛っ、ん゛ん゛ぅっ、ぁあ゛あ゛ぁ……っ」

ぐぽぐぽと奥の穴でゴブリンの性器を味わいながら、青年は口を大きく開け、舌をのばして口にも性器をとねだる。
もちろん、ゴブリンたちにとってそれはとてもよい変化だ。
すぐに二本の性器が目の前に差し出される。
青年は、嬉しそうに目を輝かせ、それらを掴むと交互に舐めはじめた。
残りの一匹は、他のゴブリンの性器で拡げられた青年の尻穴に、さらに自分の指を咥えさせている。
いまは四本目の指を入れようとしているところのようだった。
なかなかうまく入らないのか、中に入れた指を開いてみたり、尻穴を舐めてみたりを繰り返している。
ゴブリンたちが何十回と交代を繰り返し、絶え間なく犯され続けた青年の尻穴は、すっかりぐずぐずに蕩けて拡がってはいるが、性器の他に三本の指を咥えたところで精一杯のようだった。
ただでさえ太い性器一本の他に加えるとなれば、三本の指ですら多すぎるはずだが、青年の尻穴は柔軟に拡がり、しっかりと根本まで飲み込んでいる。
青年の尻穴は、すでにしわがなくなるほど大きく拡がっていた。
ゴブリンが追加した指で、中をぐちゅぐちゅとかき混ぜてやると、青年は尻穴でゴブリンの指にちゅぱちゅぱとしゃぶりついてくる。
なんていやらしいメス穴なのか。
もしかすると、そのようなことを考えているのかしれない。
いやらしく蠢く尻穴に見惚れたゴブリンの喉が、ごくりと大きな音で鳴った。
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