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王様の出迎え③
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王様と近衛騎士の迎えに俺とジル王子は一緒に廊下を歩いていた
「父様…忙しいのでは?」
「急にどうしたのだ?」
ジル王子にお姫様抱っこして貰っている俺の隣に王様が笑顔で顔を覗かせていた。
「…父上、余り側に寄ると歩き難いのだが…」
ジル王子が不機嫌な顔を王様に向け注意していた。
「ああ、すまないジル。ウィル、私が忙しいと言ったのはどうしてそう思ったのだ?」
(へ?王様って普通忙がしいんじゃないのか?国を纏めたり会議したり…それに今にも出掛ける服を着ているから用事があるかもと思って言ったんだけど…)
「…お出掛けの服を着ていたから…?」
「ははは、この服を見てそう思ったのか」
「うん…あっ、はい…」
「どうだ似合うか?」
「……さっき父様に言いました」
「良いではないか何度でも聞きたい褒め言葉だ。父様は憂いぞ」
「…っ」
笑顔を見せる王様は眩しかった。
(『素敵です』と言っただけでそんなに喜んでくれるとは思わなかったな…女の人から言われた方が普通喜ぶんじゃないのか?
でも…分かるような気がする、俺もウィルから『素敵です』って言われたら鼻血が出そうなくらい嬉しいもんな…)
「……私はどう映る」
「へ?」
突然声をかけて来たジル王子に俺は顔を上げ見てしまった。
「…え~っと、服の事ですか?白いシャツが良く似合っています」
「…それだけか?」
「へ?…」
ジッと見下ろす不機嫌な顔で服の事を聞いて来るジル王子が、俺に何を求めているのか…まるで王様と張り合っているかのように求めて来た。
(な、なんだ?急に自分も服を褒めて貰いたいのか?弟から言われてジル王子も嬉しい…とか?)
「……ぼ、僕はジル兄様の騎士服が好きかな…?えへへ」
「…騎士服……そうか…」
口元に笑みを見せるジル王子に俺はドキッとしてしまった
(う、不機嫌な顔ばかり見ていたからいきなり笑顔を見せると調子狂うんだけど)
豪華な廊下を歩き、初めて見る通りでもないけどキラキラが眩しく掃除する人は大変だなと思い、騎士が立つている王様の部屋が見えていた。
「王様!」
俺達の後ろから女性の声が聞こえ、皆歩いていた足を止め後ろを振り向くと俺が初めて王様達と一緒に食事をした席で、俺が座った向かい側にいた女性の顔を思い出した。
(確か王様の側室だったんだよな)
「ロラ嬢!?」
王様の呼ぶ声に綺麗なドレスを着た側室のロラ嬢がメイド二人を連れて俺達の側に来た。
「どうしたのだ?妃達に何か言われたのか?」
心配した顔を見せる王様は、俺とジル王子の側を離れロラ嬢に手を差し伸べ声をかけていた。
(シェル王子の母さん達から何か言われているのか?みんな優しい奥さん達みたいなんだけどな、沢山奥さんがいると色々あるんだろうな~っ)
「いえ…何も御座いません、王様にお会いしたくて…」
「そうか、私に会いに来たのか」
笑顔を見せる王様は喜んで手を握っていた。
「父様…忙しいのでは?」
「急にどうしたのだ?」
ジル王子にお姫様抱っこして貰っている俺の隣に王様が笑顔で顔を覗かせていた。
「…父上、余り側に寄ると歩き難いのだが…」
ジル王子が不機嫌な顔を王様に向け注意していた。
「ああ、すまないジル。ウィル、私が忙しいと言ったのはどうしてそう思ったのだ?」
(へ?王様って普通忙がしいんじゃないのか?国を纏めたり会議したり…それに今にも出掛ける服を着ているから用事があるかもと思って言ったんだけど…)
「…お出掛けの服を着ていたから…?」
「ははは、この服を見てそう思ったのか」
「うん…あっ、はい…」
「どうだ似合うか?」
「……さっき父様に言いました」
「良いではないか何度でも聞きたい褒め言葉だ。父様は憂いぞ」
「…っ」
笑顔を見せる王様は眩しかった。
(『素敵です』と言っただけでそんなに喜んでくれるとは思わなかったな…女の人から言われた方が普通喜ぶんじゃないのか?
でも…分かるような気がする、俺もウィルから『素敵です』って言われたら鼻血が出そうなくらい嬉しいもんな…)
「……私はどう映る」
「へ?」
突然声をかけて来たジル王子に俺は顔を上げ見てしまった。
「…え~っと、服の事ですか?白いシャツが良く似合っています」
「…それだけか?」
「へ?…」
ジッと見下ろす不機嫌な顔で服の事を聞いて来るジル王子が、俺に何を求めているのか…まるで王様と張り合っているかのように求めて来た。
(な、なんだ?急に自分も服を褒めて貰いたいのか?弟から言われてジル王子も嬉しい…とか?)
「……ぼ、僕はジル兄様の騎士服が好きかな…?えへへ」
「…騎士服……そうか…」
口元に笑みを見せるジル王子に俺はドキッとしてしまった
(う、不機嫌な顔ばかり見ていたからいきなり笑顔を見せると調子狂うんだけど)
豪華な廊下を歩き、初めて見る通りでもないけどキラキラが眩しく掃除する人は大変だなと思い、騎士が立つている王様の部屋が見えていた。
「王様!」
俺達の後ろから女性の声が聞こえ、皆歩いていた足を止め後ろを振り向くと俺が初めて王様達と一緒に食事をした席で、俺が座った向かい側にいた女性の顔を思い出した。
(確か王様の側室だったんだよな)
「ロラ嬢!?」
王様の呼ぶ声に綺麗なドレスを着た側室のロラ嬢がメイド二人を連れて俺達の側に来た。
「どうしたのだ?妃達に何か言われたのか?」
心配した顔を見せる王様は、俺とジル王子の側を離れロラ嬢に手を差し伸べ声をかけていた。
(シェル王子の母さん達から何か言われているのか?みんな優しい奥さん達みたいなんだけどな、沢山奥さんがいると色々あるんだろうな~っ)
「いえ…何も御座いません、王様にお会いしたくて…」
「そうか、私に会いに来たのか」
笑顔を見せる王様は喜んで手を握っていた。
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