兄たちが弟を可愛がりすぎです

クロユキ

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この胸の高鳴りは

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「……御話しは分かりましたシェル様有り難う御座います。貴女達も大変でしたわね…はあ、わたくしが悪いのですちゃんと決めましてジル様の部屋へ向かわせるべきでした」
「後程メイド長、ジルの部屋へ詳しい事はジルが見て知っていますので、私は一部ジルから聞いた事を御話ししたまでです」
「分かりました……誰かコラリーとクレールを探してメイド室へ来るように伝えて下さい」
「はい、メイド長」
数名のメイド達がパタパタと走り先輩と言われるメイドのコラリーとクレールが事情を聞くためメイド室へと呼ばれる事になった
「メイド長、彼女達に安心して仕事が出来ますように御願いします」
「分かりましたシェル様、慎重にジル様のメイドは選びますわ。それではシェル様、カイ様にも後程ジル様の御部屋に行きました後にでも改めて御挨拶します」
「クスッ、カイには直ぐの方が良いと思います」
「直ぐですか?」
「おっ、話しは終わったのか?シェル兄とメイド長」
掃除道具を部屋へ置いたカイザック王子はシェル王子達の元へと歩きメイド長はカイザック王子に頭を下げ会話をした後メイド長は部屋へと戻っていた。
「私達もウィルの部屋へ向かいましょう、レオン騎士もトーマス騎士と合流致しましてウィルの部屋へと向かっているはずです」
「おうっ、そうだったなシェル兄俺達も早く行こう」
「私は替わりに行っていますコリンが失神を起こさない事を祈りますわ」
「病気なのですか?そのコリン嬢は…?」
「今から病気に成りますわ~」
「?今日のマリアは何を言いたいのか分からないですね」
「あら、そうですの~?」
シェル王子とカイザック王子そしてメイドのマリアが普通に会話をするなかその様子を見ていたメイド達「はぁ……」と息を吐き羨む目をメイドのマリアに向けていた。
「はあ、良いなマリアはシェル様とカイザック様と普通に御話ししているから」
「そうよね、私もあの中に入りたいけど何も言えずにシェル様とカイザック様の顔を見るだけになりそうだもの」
「分かる~っ、私も多分お話し出来ないと思う、二人の王子様を眺めているだけで動け無いもの……今がそんな感じだから」
メイド達の羨む声がメイドのマリアには聞こえないが三人の様子を少し離れた場所で見ていたメイドのオレリアとカロルはお互い声を出し気持ちを確め合っていた。
「ねぇ、オレリア、シェル王子達行ってしまうみたい…」
「うん、そうだね……少しの間だったけどお話しが出来て嬉しかった」
「うん、私も……今度いつ会えるかな……?」
「えっ?会えるかなって、普通のメイドだよ私達なかなか会えるのは難しいと思うけど……」
「ジル王子のメイド付きをメイド長に頼みたいと思うのオレリア私と一緒にメイド長に頼みに行かない?駄目でもお願いしてみたいと思うの」
「うん、カロルと一緒に仕事が出来たのも何かの縁だと思う私も一緒にメイド長にお願いしてみる」
メイドのカロルとオレリアは笑顔でお互い見ているとシェル王子が二人の前に歩き自分達の側へ来てくれていると思うだけでも頬が熱く火照り出すのが分かる。
「二人とも今日は大変だったね、メイド長にも言っておいたから何も気にせず仕事が出来るはずだよ」
ニコッと微笑むシェル王子にドキドキと胸の高鳴りに手を胸に当てるメイドのカロルは、少しの間だけでシェル王子の事で頭がいっぱいになっていた。









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