兄たちが弟を可愛がりすぎです

クロユキ

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王子達の泊まる日を決めて

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「話しは変わりますが王様が部屋から出てきました時は驚きましたいつからお見えだったのですか?」
俺は王様の話しを持ち出したニックにドキッとして変な汗を感じていた。
「……お、俺も知らない間に王様が隣で眠っていたんだ俺も驚いて何で居るの!?と思った程だよ……」
本当に驚いたマジで!何で王様が隣で寝てそれも抱き締めている状態だったから何で?と思うのと焦ったかな……あの後まさか王様からキスを受けるとは思って居なかった…実の息子に…兄王子達にも驚くけど、一番に驚いたのはシェル王子からのプ……恥ずかしいから声に出すのは止めておこう……シェル王子からその言葉を貰った時は嫌ではなく嬉しいと思ってしまった俺は変だろうか……それに……一緒にいて欲しいと思う騎士にも……
「殿下?どうしましたボーッとしてますが」
「あっ、何でも無いよ、そうだニックこれは分かる事だから言っておくよ俺、シェル王子とジル王子から部屋に泊まる誘いを受けたんだけどいつが良いのかまだ決めて居ないんだ」
「えっ?」
ニックの身体がビクッと固まり俺の顔を見て目を見開いていた。
「……殿下もう一度言って貰えますか?」
「うん…シェル王子とジル王子が部屋に泊まりたいと言ってきたんだそれでニックにも知らせようと……」
「……何故そんな話しに?」
「えっ?何故って…ジル王子は王様から聞いて、シェル王子はニックが巡回で娼婦館を回ると話しをしたら以前巡回の仕事で娼婦館にも回った事があるとシェル王子が言って、娼婦館での話しを聞かせると言ってきたから、そしたら流れが何故か部屋に泊まっても良いか?となって……ニック何でそんな恐い顔をするんだよ」
「恐い顔ですか?そんな顔には成っていないと思いますが?」
ニコッと微笑むニックの顔に目に見えない般若のような鬼の面が見えるのは何故だろうか……
「……そんな顔を見せるなら言わない方が良かったのか?」
「いえ、俺に話してくれて嬉しく思いました俺が居ない間に先手を討つつもりだったのでしょう」
「先手?何を?」
「いえ、何でもありません有り難う御座います殿下、俺の希望でしたら俺が護衛に復帰した日が良いかと思いますがどう思います?」
「えっ、……そうだなニックが側に居てくれると安心出しニックが護衛をする日で良いかな?!」
「はい、俺も安心です」
フッ、とニックが不敵な笑みを浮かべているとは知らない俺は兄王子達の泊まりはニックが護衛復帰した日に決める事にした。
「ニックも部屋に戻って休まないと駄目だよな……」
「どうしました春人何か悩み事でもありますか?」
チュッ!とニックがまた軽いキスを始めた。
「うっ、何でそんな触れるように焦らすキスをするんだよ」
「春人……キスとは何ですか?」
「えっ?」
そうかニックには言っていなかったんだキスの呼び名の事……シェル王子にしか言っていなかった。
「……俺達の所では、く、口付けをキスと言って居るんだ……」
「キス……ですか良い響きですね春人」
ニコッと微笑むニックの顔に俺は顔が熱く火照り出した。
「うえっ!?」
何でニックもシェル王子と同じセリフを言うんだよ!!
「あ、あのニック、マリアさん知らないか?」
「マリア様ですか?」
「うん、まだ部屋にマリアさんが来ていないんだ…何かあったのかな……と」
「……あっ!殿下」
「うおっ?何いきなり大きな声出して」
「マリア様の替わりのメイドが来ていました」
「は?替わり?」
ニックは俺のベッドの側から離れ「呼んで来ますね」と部屋を出て俺は「マリアに何かあったのか?」と「俺が知らないメイドが来るのか?」とドキドキと心臓の音が煩く聞こえるようだった。









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