兄たちが弟を可愛がりすぎです

医師じぃさんの悩み事

俺春人は庭園の事をメイドのマリアから聞きいつウィルの父さんとお茶が出来るように心の準備は決めていた
今俺は朝ごはんを食べてメイドのマリアと一緒にいっもの果物を二人でモゴモゴと食べていた
「春人様庭園の日取りがお決まりに成りましたら私もご一緒に居ても宜しいですか～？」
「うん、そうだねマリアさんも一緒だと心強いしでもメイドの仕事は大丈夫ですか？」
「はい、私の代わりのメイドがおりますので、王様の御名前を出しますのでご心配入りませんわ～」
へぇ～メイドの仕事で王様の名前が出せるのか凄いな、でもマリアが一緒に来てくれると嬉しいな俺一人だと不安だったんだ…そうだニックも一緒についてきて来れるかな…でもいま夜の護衛してもらっているからな……
「マリアさんニックも一緒に庭園に来て貰いたいけど今護衛を夜にしているからさ頼みにくいし…どうすればいいかな…」
「そうですわね、一度ニック騎士様にお話ししてはどうですか？その後にお決めに成られると良いと思いますわ～」
「そっか、分かったニックに聞いて見るよ有難うマリアさん」
「うふふ、どういたしまして庭園楽しみですわ～ふふふっ」
何故かマリアが楽しみにしているようだけど…まぁいっか、俺とマリアは果物を食べ終わりマリアは後片付けで部屋を出ていった
そして、マリアと入れ代わりのように医師じぃさんが部屋に入って来た…あ！マッサージすっかり忘れていた足の裏はしないからな！俺は医師じぃさんにじっと見ていた
「ウィル様御早う御座います今日も顔色が宜しいようで何よりで御座います。今日もウィル様のマッサージにと思いましたが今私がある方の診察を致しておりましてウィル様のマッサージが今は出来なくなりました。私の代わりにシェル様方に御願いしたいと思っておりますのでシェル様には私からお話し致します」
ヤッター！医師じぃさんのマッサージお預けだーっ…俺は心の中で喜んで要るといっもは「ほっ、ほっ、ほっ」と言って来る医師じぃさんが何か疲れている様に見えて俺は医師じぃさんに聞いて見た
「医師様疲れている様に見えますがどうかしましたか？」
「ほっ、ほっ、此れは失礼致しましたウィル様の診察を見る私がご心配をお掛け致しました…先ほどウィル様にも申し上げましたが、今私はあるお方の診察を任されましたが中々診察を受けては下さらなくて困っております…お忙しい方ですから無理には申し上げ難いもので、以前一度だけ疲労の為御倒れになられておりますので、診察をと申しておりますが受けては貰えなく困っております」
ふぅ、と医師じぃさんは話しを終わると肩を落としていた
「医師様も大変ですね、診察を受けない方とは誰ですか？僕が聞くのも変ですが…」
医師じぃさんは俺（ウィル）の顔を見て話してくれた
「……ウィル様でしたら宜しいでしょう…ジル様で御座います診察を受けては下さらない御方は」
「えっ」
俺は名前を聞いて驚いたウィルの兄ちゃん第二王子ジルだった