兄たちが弟を可愛がりすぎです

マッサージのお願い

「私は一度医師室に戻りましてまた御伺い致しますので」
「ウィル様私は後片付けが終わりましたら御伺い致しますわ」
医師じぃさんとメイドのマリアが俺（ウィル）に礼をすると部屋を出た、部屋を出てマリアが廊下で護衛をしているニックに声をかけ部屋に入るように言っていた。
ニックが部屋に入り仕事モードのまま接して来た
「殿下御呼びでしょうか」
「……何で仕事モード何だよニックはまだ俺が笑った事根に持ってんのか？ニックだって俺の事笑ったじゃん」
俺はニックから目を反らしムスッとして話しをした
「…別に俺は殿下に怒ってはおりません…自分に怒っているだけです。」
「何で自分に怒って要るんだ？」
「あの時俺はメイドのマリア様が居ることに気がつかなくて、いっもの俺でしたら気配等分かる筈なのに殿下……春人と一緒に居ますと気が緩んでしまうのです」
「結局は俺のせいじゃん！」
俺とニックはお互い顔を見て笑った
「あー笑った…遅くなったけどニックの護衛服凄く似合っているよ、朝見たときカッコいいと思ったんだ」
俺がニックの護衛服を誉めると何故今頃見たいな顔をしてきた
「…春人誉める時間が結構経っていますが……」
「だって朝から色々あったし、話す機会が無かったし…ニックは不機嫌だったから言う機会が無かったんだよ」
俺がムスッとして言った時何故かニックが両手で顔を隠していた
「？どうしたんだニックもしかして俺の言葉で感動したとか」
「……何故先ほどの春人の「どうする事も出来なかった」見たいな話が感動と言う事に繋がるのでしょうか」
ニックが俺の顔を見て何故かため息をはいていた
（春人の一つ一つの事で更に可愛いと思ってしまう俺は重症なのか？ーニック護衛騎士の心の叫びー）
「あっ、そうだニックにお願い事があったんだ」
「…突然思い出されたように話されますね、お願い事とは何ですか？」
「俺これから足のマッサージを始める事になったんだそしてニックにマッサージの手伝いが出来ないかなと思ってお願いしているんだけど…」
「……マッサージですか良いですね…わたくしで宜しければお引き受け致します殿下」
「……」

ニックが何故か丁寧語で話し出し不敵な笑みを浮かべながらマッサージを引き受けた