兄たちが弟を可愛がりすぎです

身体はウィル中身は春人

「ご馳走様でした！」
俺（ウィル）は、手を合わせて挨拶をした。
「ウィル様、もうよろしいのですか？」
メイドのマリアは、口をモゴモゴ食べて話していた。
「うん、まだ沢山食べる事できないから、料理長に謝っといて。」
今日は、スープと、パン半分フランスパンみたいな、と、サラダは、美味しかったから、茶碗ぐらいに入っていたサラダ全部食べた。（誉めて！）果物は……今日は食べなかった……代わりにマリアが食べてる……
「ウィル様、昨日よりは、結構食べられましたので、良かったですよ～」
マリアは、まだ、モゴモゴ食べながら言った。
（まだ、食うんかい？！）
メイドのマリアが食器を片付けながら、言った。
「お顔拭きを、後でお持ち致しますね～」
そう言って、マリアは、部屋を出ていった。
俺（春人）は、ふぅ……と、ため息をついて、ベッドの上で一杯背伸びをして、天上を見上げて目を閉じた
（俺が、ウィルの身体に入ってから、す……んごく、色々有りすぎて、ウィルの日常って、こんなに騒がしいのか？って言うか……俺（春人）今この生活怖いくらい馴染んでますけど……）
俺（ウィル）は、目を開けた……ら、シェル王子が俺（ウィル）のベッドの横に座っていた……
「ウィル、やっと目をさましたね。何度も呼んだんだよ」
シェル王子は、ニコッと笑顔で話した。
俺（ウィル）は、驚きの余り、声が出なかった……
そして、シェル王子は、話した。
「ニック護衛騎士見習いの彼の事で、話に来たんだよ」
えっ、ニックの事って、何かあったのか？
俺（ウィル）は、心配そうな顔をしていたのか、シェル王子が話した。
「……ウィルの、そんな顔をさせている彼が、羨ましいな……。」
「え？」
俺（ウィル）は、シェル王子に固まった……