転生してまで俺の後を追いかけるのは止めろ～父様と僕は兄弟でした～

６５※

「な！？おい、待て…！」
俺は寝ている体で腰をユリウスの手で浮かせ俺のズボンを脱がしているユリウスの手を震える手で握り締めユリウスはフッと笑い俺の手が握り締めているにも関わらずスルスルと片方の足が肌を見せ俺は顔の火照りと真っ青と両方成っている感じでユリウスの手を拒んだが力任せに俺の手と足をはね除け短パンの下着に手を掛けた。
「クスッ、快斗は色気がないよね…下着はブリーフだろう？この国でも私達がいた所と男の下着は似ているから女はブリーフが好きみたいだよ、ブリーフからでも分かるそり立つ形に女達は真っ赤な顔になり喜ぶ顔が直ぐ分かるのに…」
「お、お前向こうで勇樹の時は短パンだろう、別に男が下着で色気なんか出さなくても良いだろう。」
「まぁ…快斗に色気を出されたら私が困るが……」
ズルッ…と俺の背中に腕を回し腰を浮かせ片方だけ脱いだズボンと短パンを脱がし始めまだ立ってはいない俺のモノが丸見えで俺は下半身が裸状態になり顔が真っ赤になった。
「な！」
「しぃ～っ！声は抑えてと言ったよ快斗…」
「っ！……」
クスッと笑うユリウスは俺の体をギュッと抱き締めていた。
「…お前は騎士服着たままで良いのかよ、お前だけズルいぞ！」
「私も脱ぎたいが騎士服のマントで快斗の体を隠せると思い…」
俺はユリウスが話しをしている時ギュッと俺を抱き締めていたユリウスの体から香水の匂いがした…何処かで嗅いだ事がある匂いだった
クンクンと犬のように俺がユリウスに抱き締めている時に服の匂いを嗅いでいた事にユリウスは気付いたようだった。
「快斗？犬見たいに匂いを嗅いでどうしたのだ？」
クスッとユリウスが笑いいつものユリウスの匂いで無い事に俺は聞いてみた。
「…お前香水を変えたのか？何処かで嗅いだ香水に似ているから高級そうな花の匂い？……俺は以前の匂いが良かったが、石鹸の様なカイトの時に嗅いだ匂いが良かったな…まぁ、城で住んでいるんだ屋敷とは違って当たり前か」
ガバッ！
「うおっ！？いきなり起き上がるなよ驚くだろうが」
ユリウスは俺が話しをした後顔が嫌そうな顔になり突然起き上がり騎士服を脱ぎ始めた。
俺は何があったのか分からずユリウスがもくもくと騎士服を脱ぎ捨てる姿を見て何があったんだと俺は驚いて見ていた。
「快斗マントの方は匂いはするのか？」
ユリウスは俺にマントを渡すと匂いを嗅ぐように言われた
「…いや、別に匂いはしないが、突然どうしたんだ？いきなり騎士服を脱ぎ始めて…」
「……マントで暫く体を隠してくれ…」
「あ、ああ……」
俺は渡されたマントを腰に掛け俺はユリウスを見ていた。
黒い騎士服を脱ぎ、白い長シャツのいつも見慣れた姿になり脱いだ騎士服を自分で嗅いではぁ…とため息を吐いていた
「どうしたんだ？急に…」
「……私の騎士服に染み付いた匂いはシルビアの香水何だ…」
「え？……ああっ、だから何処かで嗅いだ匂いだと思った」
「…この匂いを嗅いだ事があるのか？」
ユリウスは何処で？見たいな顔を見せて俺の顔を見下ろしていた
「城でお前がシルビア王女との結婚の申し込みをした時にシルビア王女が３歳のカイトの側に来た時に嗅いだ香水の匂いだ」
「…そうか……城に来てから数日間同じ騎士服を着たままでシルビアが毎日の様に私の体に抱き着いて来る為シルビアの香水の匂いが染み付いてしまった…この匂いのせいでユリーナと一緒になる事が出来なくなった…ここまで匂いが服に着いていたとは……」
ユリウスは更に白い長シャツのボタンを外し始め前開きで肌が見えている状態で再び俺に被せていたマントを払いのけ俺の足を広げ俺の上に覆い被さり俺は女の様に素足を広げている為凄く恥ずかしい体勢になった
「……おい、マントを剥がすなよ俺の足が丸見えで恥ずかしいんだが…」
「私が上から覆い被さっているから大丈夫だよ、誰も今は見ていないよ」
「嫌な言い方だなそれ…」
俺は白いシャツの前を開き筋肉の肌を久しぶりに見るユリウスに緊張して誰も見ない事を祈っていた。